【雨登山に必須】ザック(リュック)の「レインカバー」 防水性以外に重要な選び方のポイントをご紹介
レインカバーを選ぶとき、防水性能はほとんどの人がチェックすると思いますが、意外と重要なのが「風対策」と「携帯性」です。筆者がレインカバー選びのときに着目したポイントをまとめます!
【風対策】強風で外れない工夫がされている
いくら防水性に優れたレインカバーだとしても、強風によって外れてしまえば意味をなしません。そのため、強風でも外れない工夫が施されていることが必要条件になります。
具体的には、カバーを固定できるベルトがついているかどうかを確認しましょう。ただし、横一直線のベルトしかついていないと、カバーが部分的に外れてしまう恐れもあります。確実に外れないように2本のベルトをクロスして固定できるものがベストです。
【携帯性】収納後の状態に着目して選ぶ
レインカバーは雨が降っていないときは使わないため、その際はザックにしまうことになります。レインカバーの収納性・携帯性を考慮せずに選んでしまうと、取り出しにくかったり、ザックの容量を圧迫する可能性も。
したがって、収納後の状態にも着目して選ぶようにしましょう。収納袋に小さく収納できる点も大事なのですが、一番おすすめなのが収納袋ごとザックに引っ掛けられるタイプです。このタイプであれば、突然雨が降ってきた場合にすぐさま取り出せるので便利。
私自身、初めての登山で雨が降ったとき、レインカバーを取り出すまでに時間がかかり、ザックを濡らしてしまった経験があります。いくらコンパクトでも、ザックの底にあるレインカバーを取り出すのは実は面倒なんです…。レインカバーを選ぶ際にはザックに取り付けられるものを選んでみてください。
ここからは、防水性能が良いのはもちろん、風対策&携帯性も抜群なおすすめレインカバーを3つご紹介します!
おすすめ① 装着したままリュック(ザック)の中身を取り出せる ザ・ノース・フェイスのレインカバー
1. ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)コンバーチブルレインカバー30−40L NM09100
世界的なアウトドアブランドとして知られるザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)が手掛けるレインカバーです。
サイズは30Lから40Lに対応しています。横のベルトで固定できるだけでなく縦のベルトでたるみをなくせるため、風が強い場合にも外れにくいです。また、水抜きのためのドレインホールがついているため、仮にザックとカバーの間に水が入ってきたとしても排出できます。
特におすすめなポイントが、装着したままカバーを開けられる雨蓋式である点。中身を取り出す際にいちいちカバーを外さなくてよいのが嬉しいところです。
ザックに取り付ける用のカラビナなどはありませんが、あらかじめ装着しておけば、突然雨が降ってきても慌てずに済みます。また、スタッフサックも付属しているので、必要のない時はコンパクトに収納しておける優秀なレインカバーです!
おすすめ② 軽量で防水性に優れたナイロン素材のNithraリュックカバー リーズナブルなレインカバー
2. Nithra リュックカバー
網目の細かいナイロン素材で、軽量のレインカバーです。カラビナ付きの収納袋はリュックに取付けて持ち運べるので、突然雨が降り出した場合もすぐ取り出して装着できます。
防風対策として、ズレにくいクロスバックル設計となっています。おまけにバンドは強力なゴムを採用しているのでフィット感も抜群です。しかも、サイズタグがついているため、装着する向きがわかりやすいのも使いやすいポイント。
さらに魅力的なのは抜かりのない防水性です。生地の表面には高品質のナイロンコーティングが、裏面にはPUインナーコーティングが施されています。それだけでなく、底部に水抜き用の穴を備えているので万が一水が浸入した場合の対策もバッチリ。