カセットガスストーブはコスパ抜群な暖房器具! カセットボンベだけで使えて冬キャンプや防災に最適
冬のキャンプに必ず用意したい暖房器具の中でも、カセットガスストーブは群を抜いてお手軽と言えるでしょう。薪ストーブやペレットストーブ、灯油ストーブはどれも本体の大きさや燃料の取り扱いなどにハードルを感じてしまいますし、コスパも高いのがデメリット。しかしカセットガスストーブは、その名の通り、カセットボンベを用意すれば良く、また本体もコンパクトなので、荷物を減らせます。キャンプや避難時にも活用できる暖房器具といえるでしょう。
カセットガスストーブの選び方を紹介! まずは『屋内用』か『屋外用』かをチェックして3つの装置をつけよう
カセットガスストーブには『屋内用』と『屋外用』があります。
屋内用のカセットガスストーブには「転倒防止装置」「立ち消え安全装置」「不完全燃焼防止装置」の3つの装置をつけなければならないという法規制があります。
屋外用のカセットガスストーブはこれらの装置をつけていないため、屋内で使用することは禁じられています。また、屋内用であってもテントなどの狭い場所での使用は禁止されているメーカーもありますので、購入の際には必ず説明書きをチェックするようにしてください。
また、屋内用カセットガスストーブを使用する際も、必ず換気を行い、一酸化炭素警報機や酸素濃度測定器を使用してください。
【カセットガスストーブのメリット・デメリット】 コンパクトで安価な反面暖房パワーが弱いというデメリットも
【カセットガスストーブのメリット】
・コンパクトなので手軽に使える
・カセットボンベが安価
・形によってはストーブの上で調理器具が使える
・自宅での使用や災害時にも役立つ
やはりなんといっても、お手軽に使えるという点はカセットガスストーブの最大のメリットと言えるでしょう。コンパクトなサイズなので荷物の量にさほど響かず、キャンプにも災害時にも重宝します。また、カセットボンベは他の燃料に比べ安価なので、金銭的にも負担が少なく済みますし、余ったカセットボンベはカセットコンロにも使いまわせます。
カセットガスストーブの形によっては、熱面が上を向いているものや角度を変えられるもの、五徳が付いているものもあります。その上に調理器具を乗せれば料理ができるのも魅力です。
【カセットガスストーブのデメリット】
・他の暖房器具より暖房パワーが弱め
・低温やけどの危険性あり
カセットガスストーブは、他の暖房器具に比べ、全身を暖める程のパワーはありません。それによって、足元を暖めるのに長時間使う方が多く、低温やけどの危険性も高くなります。使用する際はこまめに場所を移動したり、使い方に注意しましょう。
筆者自身、カセットガスストーブを使用しています。確かにパワーにはちょっぴり不足を感じますが、ちょっとした工夫でストーブの熱を逃さず効率的に使うことができますし、「買って良かった!」と満足しています。