キャンプ場などアウトドアでは普段目にしない植物などがたくさん!子どもと一緒に調べて遊ぼう!
自然と触れ合う事で植物の名前を覚え、そこから自然の事を理解できるようになると言うことはとても重要だと思います。
例えば写真のように太い蔓(つる)が巻きついた木などを見ると「なぜ巻きついているの?」と子ども心に思ったものです。蔓植物は他の木に寄りかかって光の当たるところまで伸びて葉を広げ、太陽の光を浴びるなど生きるための知恵を働かせていることを親から教えてもらったりしました。
また、キャンプなどで山や川に行った時、あたりを散策していると草花の名前や、落ちている木の実の名前(どんぐりが木によって違うなど)を教えてくれたりしたものです。
意外にも「どんぐり」は1種類しかないと思っている方も多いはずですよね。ナラやカシなどブナ科の木の実をどんぐりと呼んでいますが、その種類や形はたくさんあるんです。
それは数十年経っても覚えています。私が親に教えてもらった事を今は自分の子供たちに教えることが出来ていることはとても嬉しいことです。親御さんも見たこともない草や花もあると思います。そこは図鑑を持って行ったり、スマホなどでお子さんと一緒に調べたりすると、とても有意義な親子の時間が持てますね。
自然素材を拾って子どもと一緒に工作! 無限大の想像力を伸ばそう
先ほど、どんぐりの話しをチラッとしましたが、それらを拾ってコマを作ったり、目・鼻・口などを描いて人形を作ったり…川で流木を拾う、素敵な石を探すなどその一つ一つの体験も子供の情操教育にはとても良いことです。
小さな石を積み上げて塔にしてみたり、流木はろうそく立てにしてみても素敵ではないでしょうか。子どもの発想力を伸ばしてあげるためにも、遊びの工夫をしたいものですね。
キャンプ地が牧草地だって自然のサイクルを学ぶことができる!
我が家では牧草地でのキャンプもたまにします。そこで長男に「なんでこんなに草が生えているの?」と聞かれ、「この草は牛さんのご飯になるんだよ」と教えてあげたり、「この草を牛さんが美味しく食べてくれると、おいしい牛乳やチーズができるよ」など、普段私たちが口にしている物、手に取っている物の勉強にまでなります。
実際に現地に行ってみて教えることで実感がわきますね。
キャンプ場は普段の生活では想像もつかないほど広いフィールド!凸凹地面で身体能力もアップ!
キャンプ場は普段の生活では味わえないほど広いフィールド。うちの子たちはどんなキャンプ場でも大抵走り回って遊んだり、サッカーや鬼ごっこ、フリスビーなどで1日中動き回ります。それが砂利道でも、凸凹の道でも、ぬかるみだろうとハシャギ回っています。そのおかげで!? 2人とも健康です。
普段は舗装された道路を歩いたり、綺麗に整地された公園などで遊んでいますがキャンプ場は全く違います。色々な地面で遊ぶことはただ体力がつくだけでなく、転ばないよう反射神経が養え、これ以上坂を走ると危険だな、あそこに木の根っこがあるな、など危険の察知を瞬時に判断する事が出来るようになっていきます。
正直言って、そうなるまでに何度か怪我をしたり痛い思いもします。しかし子供は順応性が高いので慣れるのも早いです。
ただし、親御さんは小さいお子さんと一緒に歩いたり遊んだりしながら「ここは根っこがあるね、つまずいたら危ないね、気をつけようね」など、具体的に教えてあげることも忘れてはいけません。
子どもにとって基礎体力も良くなると思っています。そして、色々な判断をするのに無意識でも頭を使うのでよく寝ます。うちの息子は小学校1年生ですが、周りに比べて小柄で、細身ですが学校の体力テストでは握力以外は平均以上でした。
もちろん、無理に砂利道などを走らせなくても散歩や坂の上り下りだけでもかなりの運動になります。お子様の性格や年齢に合わせて適度な運動を親子で楽しみましょう!