クーラーバッグとクーラーボックスのメリット・デメリットを解説! 軽さ・保冷剤の持ちに着目しよう!
どちらもメリットとデメリットがあります。季節や収納の状況によって変わってきますので、ご自身のスタイルに合ったものを選んでみてください。
クーラーバッグのメリットとデメリット(軽い・保冷力は劣る)
クーラーバッグの一番のメリットは軽くて持ち運びしやすく、コンパクトに畳めることです。その為、家での置き場所に困ることもありませんし、使い終わった帰り道は荷物がコンパクトに収まります。さらに、ソフトタイプなので中に入れる物の形を気にしなくても入れやすく、日常のお買い物でも活用できます。
デメリットは、製品によっても多少違いはありますが、保冷時間が短いものが多い事です。夏場はたくさん保冷剤を入れておかないと少し心配です。
クーラーボックスのメリットとデメリット(保冷力抜群・かさばる)
クーラーボックスはキャンプサイトの顔になるようなおしゃれなデザインのものもたくさんあり、製品によっては保冷時間が非常に長いものもあります。暑い夏場のキャンプや宿泊日数の多いキャンプに最適です。
デメリットはかさ張る事です。電車やバスでキャンプへ行く時や、車に積むスペースが少ない場合はおすすめできません。また、大型のクーラーボックスは家での収納場所に困ることもあります。
サーモスのクーラーバッグを使って解説! キャンプに冷凍食品を持っていく時は保冷剤は2つ必要!
今回はサーモスの『ソフトクーラー REF-020 ブルー』を使って1泊2日の夜と朝の食事用セットを入れてみました。
クーラーバッグは二重構造にして保冷力アップ!
薄い簡易的なクーラーバッグを中に入れて二重にしています。さらに、翌朝用の朝食セットは別の保冷バッグに入れておくとしっかり保冷キープができ、バッグの中がごちゃごちゃしません。
冷凍品はクーラーバッグの一番下へ
冷気は上から下へ行くので、保冷材はクーラーバッグの上に置くのが正解ですが、冷凍食品を持って行く場合は、保冷剤を2つ用意します。1つは一番下に置いて、その上に冷凍食品を乗せます。もう1つは一番上(蓋の裏側)に置いてください。
クーラーバッグの入れ方を工夫すれば、もっと使いやすくなる! 牛乳パック使うと整理整頓が簡単に!
牛乳パックで整理整頓
牛乳パックは水に強く、クーラーバッグ内の仕切りにピッタリです。1品ごとの食材をセットすれば調理の時にさっと取り出すことができます。そして、350mlの缶が縦に2本ピッタリ! これなら飲みたいものを探してクーラーバッグのなかを捜索する事もなくなります。
使い終わった牛乳パックは、畳んで持ち帰っても良いですし、切り開いてまな板として使ったり、小さく切って着火剤代わりに使ったりと大活躍です。
保冷力が高いステンレスタッパーがおすすめ
ステンレスタイプのタッパーは保冷力が高く、においも付きにくく、キャンプにはピッタリです。家で作ったおつまみなどを入れて行ってもよいですし、今回はキャンプ場へ着いたらすぐにご飯を炊きたかったので、洗ったお米を浸水させて持って行きました。
使う順番を考えて、収納しよう
つぶれやすいものに気を付けながら、使う順番も意識して入れていきます。保冷力をアップさせたい場合は、途中に小さめの保冷剤を挟んでください。水分を含むものは漏れ防止に、二重でビニール袋に入れておくのもポイント。
最後はソフトタイプの保冷剤も入れておくことをおすすめします。隙間を埋めて少しでも保冷力をアップさせる為でもありますが、ケガや火傷などをした時にも使えるのでいくつか持っておくと安心です。