登山時のレインウェアは『耐水圧』『透湿性』で選ぼう! アウトドアでも使える製品はお値段がお高め
レインウェアの良し悪しは、「耐水圧」と「透湿度」で決まります。この2つに注目してレインウェアを選ぶことで、登山でもキャンプでも、どんな時にでも使えるレインウェアをゲットできます!まずは肝となる「耐水圧」と「透湿度」について知っていきましょう。
『耐水圧』はレインウェアが耐えられる水圧!
耐水圧とは、JISが定めた測定方法で、生地表面がどのくらいの水圧まで耐えられるのかを表した数値です。「耐水圧10000mm」などと表記されますが、これは素材に10mm四方×高さ10mの水柱を立てても水が染み出さないことを表しています。すなわち、数値が高ければ高いほど、防水性に優れているということになります。
雨の中の登山や、アウトドアの作業をするときには、耐水圧10000mm以上を目安に選ぶといいでしょう。
『透湿度』はレインウェアの蒸れにくさ!
次に、透湿度について。透湿度は、レインウェアの蒸れにくさの基準です。
「透湿度1000g/㎡/24h」などと表記されますが、これは、24時間で生地の素材1㎡あたり1000gの水が透過したかを表しています。数値が高ければ高いほど蒸れにくい、ということです。
人は激しく動けば動くほど汗をかくものなので、登山やキャンプ、川下りなどを体験したいと考えている場合、透湿度10000g/㎡/24h以上の蒸れにくいレインウェアをチョイスするのがおすすめです。真夏でも蒸れにくいレインコートの方が快適に過ごせるので、用途に関わらず、群れにくさは重要ですね。
耐水圧・透湿度が高いものは値段も高い!?
耐水圧・透湿度ともに高いレインウェアは、やはり高価なものが多いのが現実です。しかし、だからと言って一概に「高価なものがおすすめ!」というわけではありません。
耐水圧は、洗濯や摩擦などの影響で徐々に落ちてしまいますし、アウトドアで使用する際は、転んで穴をあけたり、木に引っ掛けて破けたりしやすいもの。つまり、レインウェアは消耗品でもあるのです。
そういった点を考慮しながら、機能と値段のバランスが取れたアイテムを選んでいくことが選び方のポイントですね!
ワークマンの登山におすすめレインウェア10選 機能的で価格面も優秀! キャンパーに人気!
ワークマンは、ご存知の通り作業服関連の専門店として有名なメーカーで、激しい作業にも耐えうる高機能な商品が多数取り揃えられています。そんな中、最近では高機能なのに価格もお手頃という点が一般の方にも受け入れられ、高コスパ商品として登山愛好家やキャンパーの間で人気に火がつきました。
ここからは、機能面・価格面でもバランスがとれた、ワークマンでおすすめのレインウェアをご紹介します!
【ワークマン登山おすすめレインウェア1】透湿レインスーツSTRETCH 耐水圧・透湿性・デザインも◎
『透湿レインスーツSTRETCH』、「とにかく機能的で動きやすいものが欲しい」という方におすすめのレインウェアです。透湿レインスーツSTRETCHは、2017年6月~2018年5月のカッパ(レインウェア)売上ランキングで第1位に輝いた、ワークマンの主力商品。メディアで何度も紹介された、レインウェアの鉄板ともいえる商品です。
細身シルエットでカジュアルなデザイン。ファッション性にも優れており登山やキャンプだけでなく、普段使いも可能です。こちらは従来のレインウェアとは異なり、伸縮性があるところが特徴です。ジャケットとパンツがセパレートになっているので、シーンによっては、アウター or パンツとして単体で使うこともできます。
耐水圧10000mm、透湿度5000g/㎡/24hで、必要最低限の機能もしっかりと確保しているバランスのとれたレインウェア。色はライムイエロー、ダークチャコール、バーガンディレッドの3種類です。
*こちらは現在販売されていません(2023/10/24現在)
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