【春登山に必須】ヘッドライト選びは『明るさ』と『照射距離』に注目! 筆者おすすめは乾電池式
登山用ヘッドライトにはバッテリータイプより乾電池式がおすすめ
ヘッドライトには電池タイプとバッテリータイプがあります。筆者のおすすめは、乾電池式のヘッドライトです。バッテリータイプだと充電が切れたら点かなくなってしまいますが、乾電池式ならば予備の電池を持っていけばOK。
最近ではバッテリータイプにも「モバイルバッテリー」で給電できるものがありますが、モバイルバッテリー自体の充電度合いや寿命も気になってしまうので、やはり乾電池の方がおすすめできます。
充電池と乾電池の両方に対応しているヘッドライトもあるのですが、比較的値段が高くなってしまうのがデメリット。値段に納得できるのであれば、そちらもおすすめです。
明るさだけでなく長距離照らせるものを選ぼう
登山では、砂利道や木材の階段など、足元の環境が目まぐるしく変わるほか、木の根っこや岩などの障害物も突如出現します。そのため、いち早く足元の環境や障害物を把握するためにヘッドライトの明かりが重要となるのはいうまでもありません。
ただ、明るくても照射距離が短いと遠くの状況を把握できない可能性があります。そのため、ヘッドライトを選ぶ際には、どこまで遠くを照らせるかについても着目しましょう。本記事では照射距離が長いおすすめのヘッドライトを中心に紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
モーションセンサー付き&蓄光部分アリのデザインがおすすめ
登山中では、地図を持ったり、スティックを持ったりと両手がふさがってしまう場合があり、ヘッドライトのスイッチを押す作業がとても面倒です。よって、モーションセンサーで手の動きを感知してライトを点灯させる機能があるものを選ぶのがおすすめ。
また、暗く成ったとき、リュックの中にあるヘッドライトが探しづらい場合もあるので、暗闇でも探しやすい蓄光部分を取り入れたデザインのヘッドライトだと役立ちます。
このように、登山中にヘッドライトを使う際、どのような不便があるかを想定して選ぶことも重要です。
1.Black Diamond ヘッドライト コズモ マットブラック 多段階に角度を決められるのが魅力
ちなみに、私が持っているのはブラックダイヤモンドのヘッドライトです。
旧モデルなので既に販売はありませんが、ご参考までに「選んで良かった点」と「困った点」をご紹介します!
【選んで良かった点】
- 単4乾電池3本だが、自分の周辺を確認するにはちょうど良い光量だった。
- 多段階に角度を変えられるので、頭を下げなくても足元を照らせる点が便利。
【次選ぶ時は気をつけようと思った点】
- 同じボタンでモード切替をするため、思うように切替できない時があって少しストレスを感じることも。
- 電池の部分の接触が緩く、取り換えの際に本体から電池が落ちてしまうこともあった。
登山を始める際に、レインウェアやザックなどに気を取られ、ヘッドライトを安易に選んでしまいましたが、実際に使ってみて不自由な点に気づきました。
これから登山を始めるならば、点灯モードの切り替え方や、電池の接触部分にも目を向けることをおすすめします。
2. Litom LEDヘッドライト センサー機能付き明るさ168ルーメンのハイモードでも実用時間が長い!
【高輝度LED】明るさは168ルーメン、照射距離最大約110メートル。
【白色赤色】白LED実用点灯モード ハイライトモード/30時間、ミドルライトモード/55時間、ローライトモード/120時間、点滅 赤LED実用点灯モード ミドルライトモード、SOS。
【4年間のプロ好評実績を持ち、信頼できるブランド】日本で商標登録済み。
単四型乾電池3本で点灯するヘッドライトです。重量は電池も含めて74gと比較的軽量で、長時間にわたる登山で負担になりにくいデザインになっています。
ハイモードの明るさは168ルーメン(ルーメン=明るさの単位で大きいほど明るい)で、照射距離は110メートルです。かなり遠くまで視界を確保しやすいにも関わらず、実用点灯時間は30時間と長めである点がおすすめポイント。一方、ローモードで使用すれば実用時間は120時間となり、電池切れを気にせずライトを点灯させられます。
また、スイッチボタンを3秒押し続けるとジェスチャーセンシング機能に切り替わり、手の動きでライトをオンオフできるようになります。登山スティックを握っている場合をはじめ、両手がふさがっているときにボタンを押さなくて済むのはストレスフリーです。