秋冬用シュラフはコンフォート温度ではなくリミット温度を重視しよう 保温性の高いマミー型がおすすめ
コンフォート温度ではなくリミット温度で外気温-5℃を目安に選ぼう!
寝袋には、コンフォート温度(快適温度)とリミット温度(限界温度)が表記されています。コンフォート温度とは、表記されている外気温の範囲で、寒さを感じずに快適に寝られることを意味します。一方、リミット温度とは、文字通り、表記の外気温であれば、なんとか寝られる限界温度。決して暖かく快適に寝られるわけではありません。
- コンフォート温度:寒さを感じずに眠れる快適温度
- リミット温度:工夫すればなんとか眠れる限界温度
おすすめは、キャンプ地の外気温から、さらに-5℃以上低いリミット温度が設定されている寝袋です。
例)外気温が-10℃の場合「リミット温度-15℃以下」の寝袋を選ぶ
体に密着して暖かい!秋冬用寝袋はマミー型がおすすめ
寝袋は大きく分けて封筒型とマミー型の2種類があります。封筒型は長方形で、かけ布団としき布団が一体化した筒のような形の寝袋。価格がリーズナブルで手軽に買えるモデルが多くあります。
ミイラを意味するマミー型は、その形から、別名ミノムシ型とも呼ばれています。頭から足先まで、体全体を寝袋で覆うことができるので、保温性が高いのが特徴です。秋冬キャンプに携帯するなら、寝袋と体の間にすき間ができやすい封筒型よりも、体にピタッと密着して暖かいマミー型が断然おすすめです!
- 封筒型:夏におすすめ
- マミー型:冬におすすめ
軽くて暖かいのはダウン素材!お値段は高め
寝袋に使われる中綿の素材は、主に化学繊維またはダウンの2種類です。ポリエステルなどの化学繊維素材の寝袋は水ぬれや汚れに強く、水洗いもできてお手入れがラク。加えて、価格もリーズナブル。ただし、コンパクトになりにくく、重量も重めなのがデメリットです。
一方、ダウン素材の寝袋は、価格は高めでお手入れに手間がかかるものの、軽量コンパクトで携帯に便利な上、保温性にも優れています。装備が多くなりがちな秋冬キャンプ、軽量化を目指したいキャンパーにはダウン素材の寝袋が最適です。
\自分に合ったものを選ぼう/
- 化学繊維素材:水ぬれや汚れに強い、洗える、リーズナブル/重い、かさばる
- ダウン素材:軽量、保温性が高い/高価、お手入れやや面倒
▼選び方についてはこちらの記事をご覧ください!
ここからは、モンベルやコールマンのマミー型寝袋を紹介します。
【おすすめマミー型寝袋1】mont-bell(モンベル)「ダウンハガー650 #3」非常に軽量&コスパ優秀
中綿にダウン素材を使用した軽量タイプの寝袋。重量はスタッフバッグ込みでも858gという軽さです。夏の高山、冬の低地でのキャンプに使用可能。コスパが良く、オールシーズン対応なので、季節を問わずキャンプを楽しむ愛好家におすすめです。カラーはバルサム(BASM)とサンライズレッド(SURD)の2色展開。
【スペック】
- 重量:829g(スタッフバッグ込み858g)
- 収納サイズ:径16×32cm(5.1L)
- リミット温度:-1℃
- コンフォート温度:4℃
- 付属品:ストリージバッグ