鍋料理は寒い季節になると食べたくなるメニューですよね。温かい鍋を家族や仲間と囲んで食べれば、楽しい思い出にもなります。中でも簡単にできるのに特別感のある「すき焼き鍋」は、キャンプ飯にもおすすめなんです。そこで今回は、キャンプでも作れるすき焼き鍋のおすすめレシピをご紹介します。

秋冬キャンプですき焼き鍋を効率よく作ろう! 具材を事前に切って下茹でするのが時短&お手軽ポイント

肌寒い季節のキャンプで、食べたくなる鍋料理。キャンプ場で材料を切ったり煮たりと、最初から調理に取り掛かっていたら仕上がるまで時間がかかりますよね。なるべく調理時間をかけずにキャンプ場で鍋料理を作るには、前もって下ごしらえをしておくのがポイントです。

とくに今回ご紹介するすき焼き鍋に関しては、市販の割り下で済ますのもOKですが、自分で作って味わいたい場合は、前もって作っておくと当日の調理も時短が可能です。液体が漏れない容器へ入れて持参するといいでしょう。

先に切っておける食材は、切ってから密閉できる容器に詰めて保冷バッグへ入れます。人参などの火を通すのに時間がかかる食材は、下茹でしておくと便利です。ただし、下ごしらえで下茹でしたりと、一度熱を加えた食材は、十分に熱を取ってから容器へ移すようにしてください

画像: 秋冬キャンプですき焼き鍋を効率よく作ろう! 具材を事前に切って下茹でするのが時短&お手軽ポイント

【すき焼き鍋の割り下のレシピ】調味料の味加減の黄金比率がポイント ざらめ糖を上白糖で代用可能

しょっぱすぎたり甘すぎたりと、すき焼き鍋の割り下作りに失敗したことがある人もいるかと思います。割り下作りには、ちょうどいい味加減の黄金比率が大切。その比率さえ守れば、キャンプでもおいしい割り下が作れます。具体的には以下の分量です。

【材料(1人分)】

  • 醤油:50ml
  • みりん:50ml
  • 料理酒:50ml
  • ざらめ:15g

割り下の黄金比率は、ざらめだけほかに比べて分量が少なくなっているんですね。もし、自宅にざらめがなければ、通常の上白糖で構いません。すき焼き鍋を食べる人の数が増えたら、人数分の量ができるように割り下の分量もそれぞれ倍にして調理すれば、この黄金比率の分量と同じ味で堪能できます。

この分量をふまえて、実際に割り下を作ってみましょう。今回はざらめがなかったので、上白糖を使用しています。

【作り方】

1.まずは、料理酒のアルコールを飛ばしていきます。鍋に料理酒とみりんを入れ、火を強火にして沸騰させます。

画像1: 筆者撮影

筆者撮影

2.煮切ったら火を一度消し、ざらめと醤油を鍋へ投入します。火は中火にしてください。

3.ざらめが熱で溶けたら火を止めて割り下の出来上がりです。

画像2: 筆者撮影

筆者撮影

食欲をそそるいい香りに仕上がりました!作り方を覚えてしまうと、とっても簡単ですね。レシピと同じように作れば、料理人が作ったようなおいしい割り下に仕上がっているはずですよ。

【すき焼きの材料】具材はキャンプ前に下準備しよう 割り下を使いながらキャンプですき焼きを楽しもう!

上記で作った割り下も使いながら、おいしいすき焼き鍋を作っていきましょう。キャンプで作る際は、お肉や野菜類は前もって食べやすい大きさに切り、クーラーボックスに入れて持っていってください。

【材料(1人分)】

  • 牛薄切り肉:100g
  • 白菜:100g
  • ねぎ:1/4
  • 玉ねぎ:1/4
  • えのき:1/4
  • しいたけ:1個
  • 人参:1/4
  • 焼き豆腐:1/4
  • しらたき:1/4
  • 牛脂(なければサラダ油):適量
  • 割り下
  • 卵(食べるとき用)

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