多肉リースは材料が多くて大変? NO!100均のザルと固まる土ネルソルを使えば簡単にリースが作れる
お庭やガーデニングに多肉リースがあると目を引きますし、鉢を並べるだけよりもおしゃれに見えますよね。市販のリース台で作ることも可能ですが、サイズが大きかったり意外と価格が高めだったりします。加えて、多肉植物は花に比べて小さいものが多いので、リースに必要な量を揃えるのが大変です。だからこそ、最低限の量で作る方法をお伝えしていきます!
【可愛いDIYリース作りのコツ】丸い底が付いた100均のザルを使おう!
多肉リース作りに、100均のザルを活用します。DIYでリース台を作れば、手軽に多肉リースを作ってお庭に飾ることが可能です。使用する100均のザルは、底の丸い部分がついたものがおすすめ。中心部をきれいな形に整えるのが簡単です。底に何もついていないタイプでも作れますが、自分で形を整えないといけないため、リース台作りに慣れてからがおすすめです。
Amazonで買える! 固まる土「ネルソル」を使えば、多肉植物しっかり固定される! 水やりも可能
S字フックで多肉リースをラティスやスタンドにひっかけるとき、しっかり固定できていないと多肉が落下する可能性があります。固まる土はそれを防げるアイテムで、土が乾燥すると多肉と土がくっついて落ちなくなるのがメリットです。土が固まったあとも、多肉に水やりは可能なので、ぜひ使い方をマスターしてみましょう。
【多肉リースの作り方】100均「ザル」&固まる土「ネルソル」DIY 乾きにくいことがデメリット
ザルやネルソルのほかに、以下の道具が必要になります。
【材料】
- 丸い底がついた100均ザル
- ネルソル:適量
- ニッパー
- ペンチ
- 園芸向けの針金
- スプレータイプのペンキ
- ペンキの下地処理剤
- 麻布
- 多肉植物用の土:適量
- 多肉植物のカット苗:適量
- ピンセット
- はさみ
【作り方】
1.ザルの底部分の網を、丸底のフチに沿ってニッパーでくり抜きます。切ったゴミが飛び散らないよう、ザルがすっぽり入るゴミ袋の中で切るなど工夫してください。
2.ドーナッツの形になるよう、手元に注意しながら内側へ押し込みます。なるべく、ザルの外側のフチと、丸底部分が同じ高さになるように揃えると仕上がりがきれいに見えます。
3.切った網のところをそのままにしておくと危ないので、ペンチで内側へ折ります。
4.ザルの銀色が悪目立ちしないよう、ペンキを塗ります。屋外対応製品で、金属OKの塗料を選んでください。ハケだと塗りにくいので、スプレータイプのペンキがおすすめです。また、下地処理剤を塗ってから行うと、ペンキが塗りやすくなります。私は黒に染めましたが、好きな色を使ったり少し錆びた加工をしたりと自由に塗ってみましょう。
5.ペンキが乾いたら、ザルの網目から土が落ちないよう麻布を敷き、ザルからはみ出た部分はカットします。
6.リースを吊り下げる輪と土抑えを針金で作ります。吊り下げるところは、針金で輪を作り、土抑えは針金を適当な長さでカットして、ザルの外側と中心を繋ぎます。針金は5~6本使用し、等間隔に区切りましょう。針金をザルに通すときは、麻布ごと通してください。
7.多肉植物用の土を全体の2/3ほど入れます。リースは乾燥しやすいので、水持ちUP&リースの重さを軽くするために、やしの実チップや水苔を入れてもOKです。ネルソルのみでも作れますが、ネルソルは一度固まって乾燥すると、次の水やり時、水を給水しにくくなるデメリットがあります。そのため、リース表面にネルソルを使い、中は通常の土や水苔などを使用すると扱いが楽です。
8.ネルソルをパッケージから適量取り出し、ビニール袋へ入れます。分量はネルソル10に対し、水4の割合です。水を用意し、ビニール袋へ入れたネルソルにかけ、そのまま約20分放置。20分後、ネルソルが納豆のように糸を引くまで、よく揉んでください。作ってみてネルソルがやわらかい場合は、少しネルソルを追加。硬い場合は水を少し足しましょう。
9.多肉植物用の土を乗せた上に、ネルソルを乗せていきます。
10.用意しておいた多肉植物をネルソルに挿します。多肉植物のサイズは、大中小で用意しておくと使いやすいです。
季節や環境にもよりますが、ネルソルが固まるのには数日かかります。完成した多肉リースは、十分に固まるまで横置きのまま置いておきましょう。多肉リースに水を与えるときは、大きな容器に横置きのリースが半分程度浸かる水を入れて給水させます。給水時間は約10分です。