バインミーとは、ベトナムのサンドイッチのこと! レバーペーストやパクチーなど個性的な食材が多め
バインミーはフランスパンにレバーペーストを塗って、なますと一緒にお肉やパクチーを詰め込んだベトナムのサンドイッチです。レシピでは、レバーペーストやパクチーなど少し個性的な食材を使いますが、苦手な人も多いですよね。
では、パクチーなどが苦手だと食べられないのかというとそんなことはなく、自宅で作るバインミーなら好みの具材にアレンジしてもおいしく作れるんです。しかも、キャンプやピクニックでも手軽に作れるほど作り方は簡単。
今回は自宅にあるもので、バインミーを作ってみました。お子さんも食べやすい味付けと具材を使ったので、作りやすいかと思います。もちろんレシピ以外の材料でも構いません。好みの具材と味付けにしてみましょう!
自宅で作れるバインミーのレシピ まず「ベトナム風なます」から作ろう! ヌクマムはナンプラーで代用
ベトナム風なますにはナンプラーを使うのがおすすめ
お正月に食べることが多い「なます」は、ベトナムでは日常的に食べる料理。ベトナムのなますには、ヌクマムという調味料が使われていますが、今回は自宅にヌクマムがなかったので、代わりにナンプラーを使用。ナンプラーがない人は、醤油を使ってください。
【材料(2人分)】
- にんじん:75g
- 大根:75g
- ナンプラー:大さじ1/2
- 酢:大さじ1と1/2
- 砂糖:大さじ1
- 塩:少々
【作り方】
1.にんじんと大根を千切りにします。
2.1を塩でよく揉みラップを軽く乗せ、その上に皿を重ねて重石にして10分ほど置きます。
3.10分後、一度水で塩気を洗い流します。
4.水気をよく切って残りの調味料を投入し、冷蔵庫で半日以上寝かせます。
5.半日以上経ったら、冷蔵庫から取り出しバインミーに使います。
ベトナムの魚醤「ニョクマム」はこちらで購入可能
ベトナムの最も南の島、フーコック島。潮風の中にもニュクナムの香りを感じさせるほど、高級品の産地として有名な島生まれのフンタンブランド。
日本名で魚たまり醤油と呼ばれるように小魚を塩漬けに熟成、約1年ほど発酵させて作られます。
生春巻き のタレや トムヤムクン、のスープ作り、付け出しとしても、また隠し味としてあらゆるベトナム料理のベースとして使用されています。
【注:こちらの商品はキャップの締りが弱いため、液漏れする可能性がございます、予めご了承下さい。】
【レシピ】ささみ入りバインミー 低カロリーだけど食べ応え十分 豆板醤を追加するとよりスパイシーに
なますができたら、いよいよバインミーを作ります。今回はささみ入りバインミーのレシピです。
【材料(2人分)】
- ささみ:70g
- サニーレタス:お好み
- 事前に作ったなます
- フランスパン:お好み
- 砂糖:大さじ3
- ケチャップ:小さじ1
- 酢:大さじ1
- 水:大さじ4
- 七味唐辛子:お好み
- バター:お好み
【作り方】
1.ささみの筋を取り、お湯で茹でます。
2.茹であがったらキッチンペーパーを敷いたお皿に移し、細かく手でちぎります。同時に粗熱もとれるよう少し冷ましておきます。
3.フランスパンに包丁を入れて具材を挟む部分を作ります。
4.広めのお皿で砂糖、ケチャップ、酢、水、七味唐辛子を混ぜ、そこに茹でたささみを入れて数分漬けておきます。
5.サニーレタスをフランスパンに入る大きさに手でちぎっておきます。
6.フランスパンの切った部分にバターを塗り、サニーレタスを敷きます。なます、ささみをその上に乗せたら出来上がり!
なますの味とささみを漬けたタレの味で甘酸っぱく、あと一口、もう一口と食べたくなるおいしさでした。辛いほうが好みの人は、七味を豆板醤や唐辛子に変えてくださいね。