【コールマン大型テント⑦】4Sワイド2ルーム コクーンIII
全国850万のコールマニアの皆様、お待たせしました。コールマンの最上級ラインナップ、マスターシリーズのフラッグシップモデル・コクーンがリニューアルです!
これまで出来そうで出来なかった、サイドキャノピー(サイドパネル)の跳ね上げ開放が可能になりました。タープなしでリビングの拡張が可能です。天気が良い時は断然気持ちいいですね。
この跳ね上げ用のキャノピーポールは、別売りではなく付属します。
前後左右の足元に追加された、新たなメッシュベンチレーション。もちろん内側から開閉可能です。
コクーンと言えばコレ、天窓。もちろんコクーンIIIにもありまして、採光に貢献しています。眩しすぎる時は閉められます。
インナーテントも、素材からして変わりました。壁面の一部にポリコットンが採用されております。ポリエステルに比べ通気性に優れ、結露しにくい素材です。
インナーテントはサークルベンチレーションシステムではありませんが、横に換気窓があります。フライの三角窓と同じ位置ですので、外気を取り込めます。
さらにインナーテントの天井にも、大きく開ける通気口があります。通気性をこれでもか!と上げてきてますね。結露の心配は限りなく低いでしょう。
ウェザーマスターの代名詞、頑強なフレームワークも健在です。
他に新たな機能として、別売りインナーテントの追加が可能になりました。両側にインナーを吊ることで、就寝人数が2倍になります。普段は家族だけで広々使用。たまにお友達家族やおじいちゃん世代も招待して使うなど、よりキャンプの幅が広がります。
前項で紹介したエントリークラスのテントと違い、テントの全周をスカートが覆っております。これにより冬、冷たい風の吹き込みを防ぐ事が可能です。商品名の4S(フォーシーズン)は伊達ではありません。
すでに完成されていた感もあるコクーンIIですが、通気性をさらに高め、快適性を追求したのが今回のコクーンIII。キャンプで使うテントの、一つの到達点です。
使用サイズ | インナー 約240×360(w)×195(h)cm リビング 約430×400(w)×220(h)cm |
収納サイズ | 約40×85cm |
重量 | 約34kg (ポールケース込:約12.3kg、フライ:約14.5kg、インナー:約3.8kg、 ルーフ:約1.3kg、アクセケース込:約2.5kg) |
耐水圧 | (フライ、ルーフ)約3,000mm、(フロア)約10,000mm |
定員 | 5~6名 |
材質 | フライ/210Dポリオックス(遮光PU、UVPRO、PU防水、シームシール、テフロン撥水) インナー/ 68Dポリエステルタフタ(撥水加工)、T/C フロア/ 210Dポリオックス(PU防水、シームシール) ルーフ/ 75Dポリエステルタフタ(遮光PU、UVPRO、PU防水、シームシール、テフロン撥水) ポール(メイン、サイド、センターサイド)/ アルミ合金 約φ19mm ポール(センタールーフ)/ アルミ合金 約φ16mm ポール(ミドル)/ アルミ合金 約φ14.5mm ポール(キャノピー)/ スチール 約φ19mm (180cm)(200cm) |
希望小売価格 | ¥158,000(税別) |
【コールマン大型テント⑧】4Sワイド2ルーム カーブ
コクーンは大きすぎる!というコンパクト志向の方にはこちらがおすすめ。4Sワイド2ルーム・カーブです。従来モデルのウェザーマスター・コーチの位置づけですね。
リビング部分の床面積は350×350cmもありますので、3~4人家族ならこちらでも十分でしょう。
全長が7m近いコクーンは張れないような狭いキャンプサイトでも、カーブなら6mほどなので張れるというメリットもあります。
雨除けのついたフロントキャノピーは跳ね上げ可能ですが、サイドはコクーンIIIのような跳ね上げはできません。
天窓はありまして、採光が可能です。月が明るい夜に開けてみたいです。
もちろんファスナーで閉じることが可能ですので、日差しが厳しい時は閉めましょう。
寝室であるインナーテントを背面から見たところ。リビングを通らず、こちらからも出入り可能です。マットや寝袋などを、インナーテントに荷物を運び入れる時も便利です。
インナーテントの天井は、コクーンIIIのように開放できません。しかしカーブも壁面の一部にT/C素材を使用し、結露の予防に役立っています。
インナーテントの天井は開かないものの、横は大きくメッシュにできるのが特徴的です。コクーンをただ小さくしたわけじゃない、専用設計です。
頑強なポール設計やルーフシールド、全周スカートなど、1年中キャンプを楽しむための妥協の無い作りです。価格も最上位モデルに比べ5万円ほど低く抑えられており、マスターシリーズの中でもバランスを重視したテントと言えるでしょう。
使用サイズ | インナー 約225×300(w)×185(h)cm リビング 約350×350(w)×200(h)cm |
収納サイズ | 約34×83cm |
重量 | 約24kg |
耐水圧 | (フライ、ルーフ)約3,000mm、(フロア)約10,000mm |
定員 | 4~5名 |
材質 | フライ/210Dポリオックス(遮光PU、UVPRO、PU防水、シームシール、テフロン撥水) インナー/ 68Dポリエステルタフタ(撥水加工)、T/C フロア/ 210Dポリオックス(PU防水、シームシール) ルーフ/ 75Dポリエステルタフタ(遮光PU、UVPRO、PU防水、シームシール、テフロン撥水) ポール(メイン、フロント、リア)/ アルミ合金 約φ16mm ポール(ミドル)/ アルミ合金 約φ19mm、約φ14.5mm ポール(キャノピー)/ スチール 約φ19mm (180cm) |
希望小売価格 | ¥105,273(税別) |
【コールマン大型テント⑨】4Sワイド2エアリウム
最後はマスターシリーズの末っ子、4Sワイド2エアリウムです。2ルームならぬ、エアリウム。記事冒頭でご紹介した、タフドーム オープン2ルームハウスと同様、開放型リビング付きテントというものです。
リビングスペースの広さは380×420cm、4人家族がテーブルとチェアを並べて、他のギアをちょっと並べてちょうどいいぐらい。
寝室の方は全周にスカートが付いた、4シーズン対応モデルです。ポールと換気ベンチレーターの形などから、従来モデルでは4Sドームノトスがベースでしょうね。
ベンチレーターは「アドバンスドサークルベンチレーション」というシステムで、フライシートを開けたり閉めたり調整して、換気をコントロールできる機能です。
4本のクロスポールで剛性も十分。ベースのテントの名前、「ノトス」はギリシャ神話の風の神様の名前です。風を支配下におくようなテント。その派生型である「エアリウム」もまた、風には強いテントと言えます。
ノトスよりインナーテントの奥行が50cmほど狭くなっておりますので、ただフロントを伸ばしただけというわけじゃないです。
タープ部分はフライシートと一体化しており外すことはできませんが、使わない時には畳んでおけます。風が強い時は畳みましょう。
インナーテント天井。空気を循環させるベンチレーターは、もちろん開閉可能。夏は開いていてもいいんですが、冬は閉められないと寒いんですよね。激安テントや山岳用テントなどだと、閉められないものがあります。
インナーテント側面の下には、やはりベンチレーターがあります。そしてこの4Sワイド2エアリウムも、今回刷新されるマスターシリーズのテント同様に壁面の一部にポリコットンを使っております。
最後に、背面側から。こちらからも出入りが可能です。タープの端は吸盤フックなどで、車に連結してしまっても良いのではないでしょうか。
耐久性、快適性を追求した高級路線のマスターシリーズでありながら、価格は4Sドームノトスより抑えられています。重量的にも他の2ルームテントに比べ軽いので、マスターシリーズの中の入門モデルとしてもアリですね。
使用サイズ | インナー 約250×300(w)×175(h)cm リビング 約380×420(w)×220(h)cm |
収納サイズ | 約32×75cm |
重量 | 約18.5kg |
耐水圧 | (フライ、ルーフ)約3,000mm、(フロア)約10,000mm |
定員 | 4~5名 |
材質 | フライ/75Dポリオックス(遮光PU、UVPRO、PU防水、シームシール、テフロン撥水) インナー/ 68Dポリエステルタフタ(撥水加工)、T/C フロア/ 210Dポリオックス(PU防水、シームシール) ポール(メイン、フロント)/ アルミ合金 約φ14.5mm ポール(リア)/ アルミ合金 約φ13mm ポール(キャノピーメイン)/ スチール 約φ22mm (220cm) ポール(キャノピーサイド)/ スチール 約φ19mm (180cm) |
希望小売価格 | ¥81,637(税別) |
【コールマン大型テント】いつの時代もコールマンのテントは定番であり続ける!
業界のリーダーという立場に甘んじることなく、より快適さを追求した商品を開発し続けているコールマン。日本の気候を考えてテントを進化し続けています。
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