こんにちは!フードコーディネーターのノガワアヤです。キャンプシーンでカップとして、料理の器として、また直火もOKで調理道具としても使用できる万能カップのシェラカップ。今回はこのカップを買ったら一度は試してみたいごはんの炊き方とご飯をさらに美味しくするシェラカップで作る丼レシピをご紹介していきます。

シェラカップでご飯を美味しく炊く4つのコツ キャンプで上手に炊くためには温度・水分管理がポイント

画像: 筆者撮影 つやっとして美味しそうに炊けました。

筆者撮影 つやっとして美味しそうに炊けました。

シェラカップでご飯を炊く前に、『ご飯を美味しく炊くための時間と温度のポイント』を久々に専門書で確認してみましたので、ご紹介させていただきます。
(※ 興味のない方はご飯の炊き方からご覧ください!)

ごはんを美味しく炊くためのポイント

  1. 吸水時間
  2. 温度上昇期
  3. 沸騰継続期と蒸し煮期
  4. 蒸らし期

【ご飯を美味しく炊くコツ1】 吸水時間について

米のデンプンが加熱過程で十分にα化(糊化)されるように、洗ったらあらかじめ30分~2時間くらい水に浸けて吸わせます。ただし、室温で2~3時間以上水につけていると、デンプンが溶けだしてきて、べたついたご飯になるので、注意する必要があります。

【ご飯を美味しく炊くコツ2】温度上昇期について

加熱開始から沸騰までの時間の事です。米の中心まで水をしっかり浸透させるための時間です。この時間が10分程度にするのがベスト。

長すぎると米の表面のデンプンが水を吸いすぎて膨らみ、べとついて柔らかくなる。短すぎると水が米の中心まで浸透せずに芯のあるご飯になります。温度が上昇する過程の40~60℃付近でデンプンの酵素が一部分解されて糖に変わり、甘みのあるご飯になります。

【ご飯を美味しく炊くコツ3】沸騰継続期と蒸し煮期

98~100℃の温度でデンプンを十分にα化(糊化)させて柔らかくします。この温度で合計20分加熱するのが理想です。

この温度が低くて短いとごはんが固く、ふっくらとした仕上がりにならないと言われています。沸騰継続期に入り、吸水されずに残っている水の中で米が踊ります。しばらくして、米の吸水が進み、どろどろとした粘りが米の表面にまとわりつき、これがごはんの粘りになります。

吸水が進み、水がなくなる頃(蒸し煮期)には下部から水蒸気が激しく上がり、その勢いで米粒が立ってきます。

【ご飯を美味しく炊くコツ4】蒸らし期

火を止めた後、フタを開けずにそのまま10~15分程度おきます。この温度は90℃以上に保つことがポイントです。沸騰~蒸し煮の間90~100℃になりますが、この熱に強い酵素が働き糖ができるので、ご飯の甘さが一層増しまします。

これが美味しくご飯を炊くための一般的な炊飯過程になります。簡潔に書いてしまいましたので、詳しく知りたい方は、ぜひこちらを読んでいただくと面白いですよ!他の資料などを見たところ、この時間の目安は3合のお米を炊く際の時間なので、0.5合ではまた少し異なってきますので、参考までに!

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これを踏まえて、シェラカップで美味しく炊ける時間や温度を検証してみました。

キャプテンスタッグのシェラカップがキャンプで使いやすく便利! 水分量の調整も簡単でおすすめ

今回使用したシェラカップは、キャプテンスタックの『320ml ステンレス製』のもの。目盛りが細かくついていて、さらに今回0.5合のお米を炊く際には米を入れて180mlの線まで水を注げばちょうど良い水分量になり、便利な事がわかりました!

画像1: 筆者撮影

筆者撮影

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【簡単! キャンプで美味しくご飯を炊くコツを大公開】万能シェラカップ&アルミホイルの蓋がポイント

【使用するもの】
・お米0.5合(75g)
・水(110ml)
・アルミホイル
・シェラカップ
・菜箸

1. 米は洗い、水を180mlの線まで入れ、30分以上浸水させる。

※ 今回お水の量を「90ml」、「100ml」、「110ml」の3種類で試してみましたが、110mlが一番好みの固さに美味しく炊けました。その110mlがちょうどこのシェラカップだと180mlの目盛りの部分になります。(本来は米の重量に対して水の量は1.2倍ですが、シェラカップの場合蒸発が早かったので、少し多めでもよさそうです。)

筆者撮影(線の下に合わせるといいです!)

2. アルミホイルを2重にしてフタの形をしっかりと作り、半分口を開ける。

※沸騰までの時間を約10分程度にすることを考えると、フタを完全に閉じると温度が早く上がりすぎてしまいます。かといって、蓋を全開にすると水分が蒸発する恐れがあるので、半開き状態がベストでした。

画像: 2. アルミホイルを2重にしてフタの形をしっかりと作り、半分口を開ける。

3. シェラカップをおいて弱火にかける。(温度上昇期)

卓上コンロに網をのせ、シェラカップをおいて弱火にかけます。(約7分)※火の状態により時間は異なります。

4. フタを半分空けた状態で少しトロミがつくまで混ぜる。(騰継続期)

フタを半分空けた状態で、米粒全体に水分が行きわたるように菜箸で中の米をかき混ぜます。少しトロミがつくまで混ぜます。

画像2: 筆者撮影

筆者撮影

5.フタをして極弱火で火にかける。(沸騰継続期と蒸し煮期)

フタをして極弱火で火にかけていきます。蓋の一部蒸気の逃げ道を作っておくと吹きこぼれないです。(本来はフタを完全に閉じたほうが温度が上がって美味しくなるのですが…)

画像3: 筆者撮影

筆者撮影

6. アルミホイルの動きが静かになってきたらフタを完全に閉じ、しばらくそのまま火にかける。

画像4: 筆者撮影

筆者撮影

7. パチパチという音が静かになり、お煎餅のような香ばしい匂いがしてきたら火を止める。(約7〜9分)

※一定の場所で火にかけていると、熱のあたりが強い部分から少し焦げたようなにおいがして、焦げてしまった事があるので、ちょっとずつシェラカップをずらしながら炊くのが焦げずに炊けるポイントだと思います。

熱のあたりを和らげてくれるユニフレームの「バナーパット」を使えば、とろ火も可能になるとの事です。バーナーの弱火には限界があるので、不安な方はこちらも購入してみるのもいいかもしれません!

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8. 2重にしたタオルで包み、蒸らす。( 蒸らし期)

すぐに火からおろし、2重にしたタオルで包み、蒸らしていきます。もし、保冷バッグなどがあれば、タオルに包んだ後に、さらに保冷バッグに入れるのもおすすめです。蒸らしは少し長めに20分おきます。

9. 蒸らし終わったら完成! 米に芯も残らず、ふっくら美味しく炊けました

そして、嬉しいおこげもちゃんとできています。今回の1人分の0.5合の炊飯に関しては、弱火∼極弱火の火加減で失敗せずに炊けましたので、ぜひ参考にしてみてください!

画像7: 筆者撮影

筆者撮影

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