ホットケーキミックスを使ったなんちゃってパン作りに挑戦!
今回のキャンプの目標は、きゃなちゃんからオーダーのあった「パン作り」!とはいえ、キャンプ初心者な上に料理も初心者な僕です。「獅子は我が子を千尋の谷に落とす」というやつなのでしょうか。きゃなちゃんのそんなところも好きです。
若洲公園キャンプ場では、共用の炊事棟や野外炉以外でも、BBQコンロの持参が可能ですし、現地での貸し出しもしています。僕は、他の人に〝きゃなちゃんを盗み見されないために〟共用の設備は避け、個人でBBQコンロを使いました。
第4回チェキキャンでも紹介した難易度の低そうな「ホットケーキミックスパン」を今回は作ります。
材料はホットケーキミックス、水、砂糖(黒糖)、(その他具材) というシンプルなもの。
難易度が低い…そう、この時はそう思っていましたが!...
いきなり悲劇の始まり。パン作りの際は分量を調べましょう
僕も流石に初めて作る料理なら分量は見ますし、カップラーメンで3分って言われたらちゃんと3分待てるのですが、ホットケーキミックスに対して、水(牛乳)と砂糖をどれくらい入れればいいのかという分量の記載が見当たらなかったんです。
そこで、焦った僕が取った行動は、適当に雰囲気で入れるでした。
おかげで、この有様です。ドロドロだぁ!そんな時にどうするべきかは、失敗した今ならわかります! 「様子を見ながら少しずつ入れる!」当前ですね。言い訳ですが、ホットケーキを作るなら、これでもよかったんです。
パンぐらいの固形にするには、本来入れる水の量よりも少なめに入れる必要があったんです。
「なんとかなるやろ精神」で生きている性格が表れている!?そう、料理とは人生に似ているのかもしれません……。
重なる悲劇。パンに火が通らない!!
さあ、これでは記事が書けませんし、朝から何も食べてないのでお腹も空いています。困りました!焦りました!
そこで僕が取った行動は、ホットケーキ粉を足すことでした。理論的には間違ってないはず!と確信して再挑戦。
でも、正解がどこにあるのかわからない状態で粉を足して、足しすぎて水を足してを繰り返していたところ...大量の犠牲者(犠牲ホットケーキ粉)を生み出し、持ってきた粉を全て使い果たした結果、ようやく落ち着きました。
パン生地っぽいですよね? 見ための汚いウインナーは具です! ビジュアルよりも味重視です。それでは早速パン生地を焼いていきます。
レシピには、「竹・細めの角材などに巻きつけて焼く」とあったんですが、おうちゃくして、割り箸でも同じでしょうと思い、上の画像のように焼きました。
一見すると、これでいい感じに焼けそうな予感がします。が、しかーし!これが第二の過ちでした。何がマズかったのか、図を書いて説明します。
絵が下手なのと、字が下手なのは勘弁してください。
竹で焼いてる時、割り箸で焼いてる時、見た目は、同じように焼いてるように見えるんですが、断面図で見るとこのようになっています。割り箸の方が、パンを沢山巻きつけているんですね。つまり、何が起こるかというと、割り箸だと、中までなかなか火が通らないのです。結果、こんな仕上がりになってしまいました。
結果、初めてのパン作りは惨敗! きゃなちゃんもどことなく悲しげな表情をしています。ごめんねぇ~...。
【若洲公園キャンプ場 情報】
問合せ先:東京港埠頭株式会社 若洲公園キャンプ場
(キャンプ・BBQ・貸自転車に関すること)
住所:〒136-0083 東京都江東区若洲三丁目2番1号
電話:03-5569-6701
いつの日かパン作りを成功させたい! 道具を準備することも成功の秘訣!?
さて、大波乱のパン作り。たくさん反省点は出てきたんですが、同時に興味もすごく湧いてきました。
次回こそは絶対に成功させたい!とハピキャン編集部に懇願したところ、「いつまでパン作りで記事を引っ張るつもりだ!」とお叱りを受け、いつの日かサクッと記事にしてやると心の中でリベンジを誓いました。
道具もなにも持っていない状態だから、できないんだ!と、自分に言い聞かせ...まず、形から入ってみることに。得意のネットを駆使してさらなる探究心で調べてみました。
いつの日か「あったら嬉しいな」と思ったのが作業スペースでした。ボウルの中でこねてもいいんですが、持ってきたボウルが小さかったため、実は相当、難儀しながらやっていましたので。
やっぱりこういうのがあると便利ですよね~。それがベーカリーマットの存在。
目盛入りなので、生地の大きさを測って等分も簡単。サイズも50×40cmとちょうどよく、折りたためるため持ち運びにも便利です。
そして、前回のキャンプ地ではレンタルできたのですが、今回、用意することすら頭になくて...不便だなぁ~と思ったのが耐熱グローブ。
前回、ダッチオーブンをレンタルした時にセットでついてきて、「全然熱くない!」と感動していたんですが、今回、パンを割り箸に刺して焼く時、手を近づけたら熱いのなんのって。
それ以外にも火の近くで作業する時、もしものこともありうるので、「備えあれば憂いなし」火を扱うなら必携のアイテムだと思いました。
もうひとつ、調べていくうちに見つけた変わり種で、面白いなぁと思ったのが、パンケーキメーカー。
パンケーキが4個焼けるアルミ製のパンケーキメーカーですよ! ホント便利な世の中ですね。アルミ製なので軽く、蓄燃性の高い鋳物製なので、表裏ムラなく均一に熱が通ります。
キャンプって基本複数人だと思うので、手軽に4つパンケーキ作れるのは良いですね。大判焼きも焼けるそうなので、甘いもの大好きな僕としても購入意欲が高まりました!
失敗を経て湧いてくる興味と次へのステップがキャンプには大切だと実感
調べることは得意ですが、実践に弱いドルヲタキャンパー高杉です。こうやって失敗することによって湧いてくる興味というものがあるからキャンプって不思議ですよね。最初は誰でも? 上手くできないからこそ、次へのステップのために頑張るのだという気もします。
(心の中で叫ぶ)「そして、いつの日かいつの日か…キャンプで、絶対にパン作りリベンジしようと思います! 待ってろよパン! 絶対にお前を焼いてやるからな!」