【サイクルキャリアの選び方】ルーフキャリア・ヒッチメンバー&トウバー・カーゴスペースから選ぼう
【サイクルキャリアの選び方①】ルーフキャリア 費用が抑えめに済む!
セダンやクーペなどカーゴスペースがないタイプの車にお乗りの方、あるいはワゴンタイプなどスペースはあるものの、他の荷物が多くて積むスペースを確保できない方にはルーフキャリアがおすすめ。
ルーフキャリアは、車の天井上(ルーフトップ)に増設するキャリアです。ほとんどの車が取り付け可能で、費用も抑えめに済むのが強み。
しかし、自転車を持ち上げて積まなければならない、台数があると車の走行時、空気抵抗もバカにならない、高さ制限のある駐車場や見知らぬ土地の高さの無い道路を通る時に気になるなどデメリットも考えなくてはなりません。
【サイクルキャリアの選び方②】牽引装置(ヒッチメンバー・トウバー) 使い勝手で選ぶならこれ!
まず初めに、牽引装置には大きく分けて2つの規格があります。北米規格の「ヒッチメンバー(またはヒッチと呼ばれる)」と欧州規格の「トウバー」です。
下記2画像のような牽引装置にアタッチメントとしてのサイクリングキャリアが存在するのです。そのホールド力と積載量の多さは各種キャリアの中でも随一。積み込みもしやすく、取り回しの良さで言えば、間違いなくナンバーワンのキャリアタイプです。
北米や欧州では、発売された車種に初めから付いているものやオプションとして選べる、または他メーカーのモノが豊富にあるなど、主流となっていますが、日本ではまだ流通が少なく、メーカーも中々対応していないのが現状なのです。
ヒッチやトウバーを取り付けてくれる専門業者はいくつかあり、日本車でも後付けすることは可能な場合が多いです。現状としては車種によっては簡単に取り付けられるものから、大がかりにカスタムが必要となるものまで様々です。理由は、あくまでも車種によってですが...リアのバンパー下にボルトで取り付けするため、ドリルで穴を空ける、溶接するといった作業もあるためです。
また、ルーフキャリアと比較すると少々お値段が高めな商品が多いこともあります。
【サイクルキャリアの選び方③】カーゴスペース 自転車を守りたい方向け!
ハイエースを初めとしたバンタイプで、広いカーゴスペースを備えた車を持っている方は、キャリアを増設しなくても、自転車の前輪を外さずそのまま車内に積むことができます。逆にワゴン車などは自転車の前輪を外すだけでOK。
自転車が汚れたり、走行中の小石や狭い農道などの木々など、接触による破損の心配がない点や、キャリアを購入する必要のない点が魅力的です。
その他、車種によっては、トランクにマウントするタイプなど、様々な種類のサイクルキャリアが存在します。次におすすめの商品をご紹介しますが車種によっては取り付け不可能な場合もありますので、購入する際、事前に販売店などに適合車種なのか確認することを忘れずにしましょう。
おすすめサイクルキャリア①THULE ルーフタイプ 初心者におすすめ 安い・安定・簡単なサイクルキャリア
1. THULE(スーリー) サイクルキャリア TH532 フリーライド
ルーフマウントタイプのキャリアがお好みの方はこちらのサイクルキャリアがおすすめです。ガッチリと自転車のホイールを固定してくれる強力なホールド感を持ちながら、比較的安価で購入できるコスパの良さが強み。
直径 80mm までのフレームサイズに対応しており、キャリア1台につき自転車1台を積むことができます。取り付け・取り外しも複雑な手順を必要としないので、初心者の方でも安心して使うことができます。
おすすめサイクルキャリア②THULE サイクルキャリア トウバーマウントタイプで自転車2台積載可能
2. THULE(スーリー) Xpress トウバーマウント型サイクルラックTH970
コンパクトに持ち運べるトウバーマウントタイプのキャリア。スウェーデンが誇る世界最大のカーキャリアメーカーTHULE(スーリー)のアイテムです。
トウバーマウントタイプ特有の安定した運搬が可能で、なんといってもキャリアの中では破格の安さが魅力のサイクルラックです。ただし、一度に積むことができるのは2台まで。
車に乗り合う仲間みんなでオフロードを走り回りたい方には少々物足りないかもしれませんが、ファミリーや友人グループ内で1〜2台の自転車を乗り回すといった使い方をする場合は十分事足ります。