自然が豊かな北海道で子どもたちに貴重な体験を! 大人も一緒に外で遊ぶことで新しい発見があるかも?
木々に囲まれて遊んだり、広い原っぱを駆け回ったり、大人も子どもも一緒になって楽しめて笑い合える時間はとても魅力的です。
いつも公園へ行く時は子どもが遊んでいる様子を見守っている、という方も多いかと思いますが、自然の中に足を踏み入れたら大人だってわくわく動き出したくなるものです。
そんな大人も子どもも魅了する自然に恵まれた外遊びスポットが、北海道にはたくさん。一緒に遊んでいるうちに子どもの発想の豊かさに大人は驚かされるでしょう。
そして大人は、小さな頃にした遊びをぜひ子どもにも教えてあげてください。普段とは一味違った体験が大人にとっても子どもにとっても大切な思い出になるでしょう。
砂川市の子どもの国は、手ぶらで1日中快適に遊べる! 高速道路のSAと繋がっているのも嬉しい
1.道立都市公園 北海道子どもの国(砂川市)
砂川市にある「道立都市公園 北海道子どもの国」は、約2.3平方キロメートルの広大な敷地の中に森や池、アスレチックにパークゴルフ場、キャンプ場やバーベキューコーナーまでなんでも揃っています。
その中でも唯一の有料施設である「ふしぎの森」は世界の七不思議をテーマに縮尺を変えた遊具として作られており、室内・室外合わせて「ピラミッド」「万里の長城」「ファロス」「ピサの斜塔」「ストーンヘンジ」「カタコンべ」「森の迷宮」の7つゾーンを中心に様々な遊びが体験できます。
入場料を支払い、ふしぎの森の施設へ入ると...ピラミッドは5階建てとなっており、5階~2階まで続くすべり台「ドームスライダー」やトランポリン、ブランコなどがあります。
万里の長城はふしぎの森の施設全体をつなぎ、手動トロッコで遊べ、カタコンベは古代ローマ人が作った地下にある墓地を模した迷路&アスレチックゾーンに。ピサの斜塔の中は螺旋階段となっており、上まで登ることができるというもので、傾いているため平衡感覚が狂います。さらに、直径10mの柔らかい山「ふわふわドーム」もあり、子どもの国の中ではとても人気の施設です。
《公式HPからのお知らせとして》
「ファロス」「森の迷宮 迷路ゾーン」は施設のコンディションにより使用を停止していいます。
「森の迷宮 アドベンチャーゾーン」の一部の遊具についても利用できないものがあります。
一部古い木製アスレチック遊具がありましたが、2018年に複合型大型遊具「ザウルスウェーブクライム」(恐竜のかたちをしています)という名称でリニューアル。完成を楽しみにしていた子どもたちもこれで、めいっぱいあそべます。
訪れる際は一般道からだけでなく、高速道路のサービスエリアとも繋がっているため、アクセスしやすいのも嬉しいポイント。こちらのサービスエリアにある「オアシス館」という建物の中には軽食を購入して食べられる休憩所やレストランも入っているため、お弁当などは持っていかなくても大丈夫! 1日中不自由することなく遊べます。
たくさん遊んで疲れたら、館内に入っている北菓楼の限定ソフトクリームを食べて一息つくのが私のおすすめの過ごし方です。
- スポット情報:道立都市公園 北海道子どもの国
- 住所:〒073-0108 北海道砂川市北光401番地の1
- 電話:0125-53-3319
- 利用期間:4月27日〜11月10日(休業日:5月13日、7月8日、9月2日)
- 利用時間:4月27日〜9月30日:9:30〜17:00、10月1日〜11月10日:10:00〜16:00
- 利用料金:4月27日〜9月30日:高校生以上:500円(キャンプ宿泊利用者/ネイパル砂川宿泊者:400円)、中学生以下:無料
10月1日〜11月10日:高校生以上:300円、中学生以下:無料 - URL:http://www.hokkaidoukodomonokuni.or.jp/index.html
面白遊具がたくさんあり、子どもウケ抜群! 大人も一緒にサイクリングやBBQができ、親子で楽しめる
2.国営滝野すずらん丘陵公園(札幌市)
「滝野すずらん丘陵公園」は北海道で唯一の国営公園。約4平方キロメートルの園内を大きく分けると北から順に「渓流ゾーン」「中心ゾーン」「滝野の森ゾーン・東エリア」「滝野の森ゾーン・西エリア」の4エリアがあります。
親子でサイクリングを楽しめたり、釣堀でヤマメやニジマスを釣ったり...パークゴルフや滝巡り、炊事遠足=BBQができるエリアあるなど、これだけでも家族で1日中遊べちゃいますが、特に子どもたちにとって病み付きになってしまうのが、中心ゾーンにある遊具エリア「こどもの谷」! 見たことのない面白いかたちをした遊び場が盛り沢山です!
こどもの谷のシンボルタワーとして地上18mの「あり塚の塔」がそびえ立ちます。 塔に住むアリを探しながら登った先にはこどもの谷を一望できたり、7色の糸を編み込み、くもの巣のようなネット遊具が屋内にある「虹の巣ドーム」など生き物の巣をテーマにしたエリア。
一帯が芝生に覆われた草原の中には「フワフワエッグ」。クッション仕様になっている巨大な卵の上で飛んだり跳ねたりすると不思議な感覚に子ども達は虜になってしまいます。
水遊びができる広場「森のせせらぎ」もあるので暑い日には水着を持っていくのもオススメです。さらに足を進めていくと、なんと森の中にも遊具がいっぱい!
ツリーハウスや切り株を使った迷路、森に架けられた吊橋など、自然を感じながら遊べる遊具は大人もどこか懐かしさを感じて気づけば夢中になってしまうことでしょう。
帰り際には大人まで名残惜しく感じてしまう......そんな魅力たっぷりの公園です。しかも15歳未満の子どもたちは入場料が無料なので、お財布にも優しいですね。
- スポット情報:国営滝野すずらん丘陵公園
- 住所:〒005-0862 札幌市南区滝野247番地
- 電話:011-592-3333
- 開園期間:4月20日〜11月10日、12月23日〜3月31日
- 開園時間:4月20日~5月31日、9月1日~11月10日:9:00~17:00、6月1日 ~8月31日:9:00~18:00、12月23日~3月31日:9:00~16:00
- 入園料:15歳未満:無料、15歳以上:450円、65歳以上:210円
- URL:http://www.takinopark.com/