キャンプ場の周りに何があるかチェック! 失敗しない初心者向けオートキャンプ場の選び方
周辺に家族で楽しめそうな施設や観光スポットなどがあるかどうか
せっかくの家族休日でオートキャンプ場に行くのですから、イベントや周辺施設、立ち寄れそうな場所にも気を配りたいですね。子供がキャンプに飽きても併設されたアスレチックがあったり、体験学習などもあれば安心ですし、行きや帰り道に観光スポットや温泉があったりすれば立ち寄りたくなります。
オートキャンプ場によってサービス内容や近隣施設が異なるので家族の興味に合ったキャンプ場を選びましょう。
高速道路やインターチェンジから近いか
アクセスの良さは、初心者の方にとって重要です。インターチェンジから遠かったり、高速道路を降りてからの移動が大変だったりすると余計な体力が削られてしまいます。また、道に迷って貴重な時間を失うのも嫌ですよね。
キャンプ場で思い切り遊ぶためにも、アクセスの良い場所を選びましょう。
近くに買い出しができるスーパーがあるか
どんなに入念に計画を立てたとしてもつい買い忘れや、現地調達できるはずと思っても、できなかったりする場合もあることでしょう。
バーベキューの食材で足りないものや、その他必要なものなどを気づいた場合、キャンプ上の近くにスーパーなどがあれば、すぐに買い出しに行けるため便利です。
近くに買い出しができるお店があるかどうかは、慣れていない初心者にとっては盲点になるポイントでもあるので、念頭に置いてキャンプ場選びをするといいでしょう。
3つのポイントを踏まえ、気軽に楽しめる北関東のオートキャンプ場をご紹介します。
アクセスに優れ、スーパーやキャンプ用品店も近い キャンプ道具のレンタルもできるオートキャンプ場
1.ルーラル吉瀬・フォンテーヌの森キャンプ場(茨城県)
「フォンテーヌの森キャンプ場」は茨城県つくば市にあり、高速IC出口からほど近い雑木林の森にあるキャンプ場。場内にはオートインテントサイトを中心に、ウォークインテントサイト、キャビンサイトとそれぞれ区画があります。
また魅力のひとつとして都心から1時間ほどでアクセスすることができるほどの立地の良さ。近くには、スーパーが約5分、イオンモール土浦店が約10分、キャンプ用品が揃う「Wild-1(イオンモールつくば店)」が約15分と、それぞれ車で行きやすい場所にあり、足りないものを補ったり、買い出しにもとても便利です。
施設内には、テントやタープはもとより、寝袋、ハンモック、調理器具など各種レンタル品が充実しているため、手ぶらで行っても大丈夫。また、家族風呂(予約制)が設けられており、キャンプ後の楽しみもありますね。
キャンプ以外にも小さな子ども向けの遊具があったり、6月下旬〜8月末の間は近くの丘の上に広がる「つくばルーラル吉瀬 ブルーベリー園」でブルーベリー摘みができたりと、子供と一緒に思い出を作れるサービスも充実。
秋には土浦全国花火大会も観ることもできます。その他、カフェや陶芸工房などもあり1日を思う存分楽しめます。
- 施設名:ルーラル吉瀬・フォンテーヌの森キャンプ場
- 住所:〒305-0022 茨城県つくば市吉瀬1247-1
- 営業期間:通年(定休日は水曜日、年末年始は休業)
- 料金:入場料は600円(子供400円)。オートサイトの宿泊は4,500円〜、日帰りだと2,500円〜。
- 電話番号:029-857-2468
- 公式HP URL:https://www.fontaine-no-mori.com/index.php
- ネット予約ページURL:https://fontaine-no-mori.com/reserved.html
- 施設名:つくばルーラル吉瀬 ブルーベリー園
- 営業期間:通常は毎年6月下旬〜8月末。2019年に限り6月下旬〜8月末(定休日は水曜日及び隔週火曜日)
※開園期間中でも収穫調整により臨時休園する場合があります。
※開園開始日や当日の営業状況についてはお電話にてお問い合わせください。 - 営業時間:午前9時〜12時
- 料金:摘み取り体験 入場料500円(小学生300円)
- 電話番号:029-857-3355
- 公式HP URL:http://www.rural.gr.jp/buruuberyen-top.htm
周辺には温泉・観光スポット・アクティビティ多数&ペット同伴もOK! 群馬最北端の町で大自然を満喫
2.みなかみアウトドア・ログ&オートキャンプ場(群馬県)
「みなかみアウトドア・ログ&オートキャンプ場」は、群馬県最北端のみなかみ町にあるオートキャンプ場。町は森林や高原、湖や渓谷など大自然があふれるなか、関越自動車道・水上ICから3分という非常に好立地な場所にあります。
そんな抜群のロケーションに、AC電源付きのオートサイトが12サイトと木造バンガロー8棟があります。さらにわんちゃんOKですので、お留守番の問題もあるからキャンプへ泊まりで行けないと思っていた方も心配無用。テントや寝袋、調理器具といったグッズがレンタル可能なので道具の揃っていない初心者キャンパーでも安心。
オートキャンプ場周辺には絶景ポイントや体験施設、温泉なども多く、どんなタイミングでも気軽にふらりと車で行って観光を楽しむこともできます。紅葉に限らず四季折々の美しい風景を一望できる「谷川岳ロープウェイ」、伝統工芸などの手作り体験ができる「たくみの里」、フリークライミングやそば打ち体験ができる道の駅「水紀行館」など行ってみたいスポットは多数。
キャンプ場から約3.5kmの距離にある「上枚温泉 風和の湯」でゆったりするのもいいかもしれません。家族でアウトドアを満喫&観光地巡りをするなら、利便性に長けた「みなかみアウトドア・ログ&オートキャンプ場」を利用してみてはいかが?
- 施設名:みなかみアウトドア・ログ&オートキャンプ場
- 住所:〒379-1311 群馬県利根郡みなかみ町石倉1575-74
- 営業期間:4月下旬〜11月上旬
- 料金:オートサイトは4,500円〜、バンガローは9,500円〜。
- 電話番号:0278-25-4578
- 公式HP URL:http://www.minakami-ariston.jp
女性専用のガールズサイトもあり! 女性満足度抜群のファミリー向けオートキャンプ場
3.長瀞オートキャンプ場(埼玉県)
長瀞(ながとろ)オートキャンプ場は埼玉県の観光地としても名高い長瀞町にあり雄大な自然に囲まれた荒川を臨む広大なキャンプ場。川沿いや木々の間に70ものキャンプサイトがあり、すべてオートサイトとして利用できます(その他、グランピング施設やバンガロー40棟もあります)。
オートサイトでは、目の前の荒川を眺めながらゆったりと楽しめる「ビューサイト」や木立にハンモックが付いてファミリーに人気の「ハンモックサイト」、天気の良い日は星空を眺められる「星空サイト」、敷地の一番奥にあり木漏れ日がキレイで静かに過ごしたい人向けの「森のサイト」などスタイルや目的に応じたキャンプが楽しめるようになっています。
中でも特筆すべきは…70のサイトのうち2サイト分は女性専用「ガールズサイト」として開放しています。シングルマザーが気軽に子どもを連れてオートキャンプを楽しむことにも躊躇なくできますね。ガールズサイトというだけあって、「じゃあ、男の子だとダメ? 」という疑問が出てきますが、小学校6年生までならOK。
しかもこちらのサイトのみ有料ながらAC電源付きとなっており、キャンプに慣れてない女性でも電化製品を持ち込めるため、なにかと便利ですね。ガールズサイトに関して、同じ女性ばかりのグループで2サイト以上使用したい場合など相談にものってくれます。
その他、女性専用のシャワー室やパウダールーム、授乳室まで設けられています。このような女性の目線に立った設備は、長瀞オートキャンプ場の女性オーナーの手腕によるもの。当然女性の満足度は高まりますね。
関越自動車道・花園インターから車で20分とアクセスが良い立地となっています。キャンプ場から5分の距離にあるスーパーも便利。日帰りのデイキャンプであれば、手ぶらで楽しめるバーベキュープランもあります。
また、周辺観光も充実しており、家族みんなで楽しめる「長瀞ライン下り」をはじめ、子どもの学習にも最適な、化石などの展示がある「埼玉県立自然の博物館」、さらに創業明治23年、天然ふわふわのかき氷として大人気の「阿左美冷蔵(あさみれいぞう)」も本店と寶登山道(ほどさんどう)店の2店舗あります。「長瀞温泉とろの湯」でゆったりするのもOKとキャンプに観光と目いっぱい楽しめます。
- 施設名:長瀞オートキャンプ場
- 住所:〒369-1305 埼玉県秩父郡長瀞町長瀞1429
- 営業期間:3月1日〜12月中旬
- 料金:一泊1,000円〜。施設利用料が別途必要(大人500円、子供300円)電話番号:0494-66-0456
- 公式HP URL:https://www.nagatoro-camp.com
気軽に始められるオートキャンプ 周辺観光と合わせて家族の思い出作りにおすすめ!
北関東エリア限定で、オートキャンプをしたことのない家族連れの方にもオススメのキャンプ場を3つ紹介しました。車に乗って、都心から少し足を延ばすだけで日常とは違った景観や雰囲気を味わえ、思い出深いキャンプになるかと思います。
小旅行も兼ねて一度トライしてみてはいかがでしょうか? 気軽に始めてみると意外にもハマッてしまって、さらに次のオートキャンプ場探しが楽しみになっちゃうかも?