山道や舗装されていないダートを走るのにうってつけのマウンテンバイク。キャンプ場などは、ほぼ土、芝生、小石など凸凹の場所が多いためキャンプツーリングを始めるなら選択肢のひとつとして押さえておきたいアイテムです。しかし「結局どれを買えばいいのかわからない」と迷っていることでしょう。そんな疑問にお応えするため、マウンテンバイクの選び方やオススメ商品をご紹介します。

マウンテンバイクは種類が5つ! クロスカントリー・ハードテイル・ダウンヒルなど目的ごとに仕様がある

マウンテンバイクは舗装された道を快適に走りたいとき向けや、ゴツゴツ岩のある山道を走破したいとき向けなど、用途にあわせたあらゆる仕様の車両があります。

その種類はどんどん細分化されてきていますので、分類方法はさまざまですが、今回は5種類をご紹介します。

  • クロスカントリー:アップダウンのあるオフロードを得意とする長距離用のモデル。
  • トレイル(ハードテイル):山道の上下や街乗りにも対応できる汎用性の高いモデル。クロスカントリーよりもサスペンションが柔らかい。
  • ダウンヒル:山道を下る目的に特化したモデル。強度を高めるための補強が施されており車体は非常に重い。
  • エンデューロ:ダウンヒル性能に加え、軽量化など登坂性を高めたモデル。
  • オールマウンテン:あらゆる地形をカバーするモデル。長距離・長時間のダート走行も可能。

類似したモデルもありますが、それぞれの目的や設計により、価格帯も異なります。ではどのようなマウンテンバイクを選べばいいのでしょうか?

キャンプツーリング用マウンテンバイクは安全性にこだわろう!  車体の軽いものは初心者向きでおすすめ

山道でも十分安全に走行できる自転車か

初心者は凸凹道でも安定して走れるマウンテンバイクを選びましょう。キャンプツーリングでは不安定な山道を走行することも多いです。

できるだけ深いサスペンション、効きが長続きするディスクブレーキ、位置が高くて幅が広く設計されているハンドル。これらが備わっていれば、安定性の高い走行が可能です。

車体が軽いタイプの自転車か

初心者は車体の軽いマウンテンバイクを選ぶといいでしょう。理由は、車体が重いと山以外の道で使いづらいから。

例えば「ダウンヒル」モデルのマウンテンバイクは強度を高めるための補強が施されており、車体が重く作られています。これにより下り道で安定的に走行できますが、その反面、上り坂や普段使いにはちょっと不便です。できるだけ車体が軽く、扱いやすいモデルを選びましょう。

予算とスペックのバランスが取れた自転車か

「マウンテンバイクは高い」というイメージを持つ人もいるかもしれませんが、予算を抑えたい人向けのものもあります。

スペックをあれこれ求めると高価なものになりやすいので、スペックをいくつかに絞ってから探すと、比較的リーズナブルなものが見つけることができます。

そこでオススメなのが、山道でも十分安定的に走行でき、車体が重くなく、手が届きやすい価格の「トレイル(ハードテイル)」モデル。

「クロスカントリー」よりもサスペンションが深く、「ダウンヒル」や「エンデューロ」よりも車体が軽く、「オールマウンテン」よりも価格が比較的安い車両が豊富なのが「トレイル」の特徴です。

この記事では初心者にぴったりななモデルとして「トレイル」をチョイスしました。「トレイル」は日本の里山を走るのにもっとも適したモデルだと言われています。 

画像: 予算とスペックのバランスが取れた自転車か

次にトレイルモデルのイチオシマウンテンバイク3選を紹介します。

trek製のマウンテンバイク『x-caliber8』 街中も山道も走りやすく初心者向き 値段も休めでおすすめ

Trek X-Caliber 8(トレック エクスキャリバー8)

アメリカ初の総合自転車メーカーTrekのX-Caliber 8は初心者にぴったりのマウンテンバイクです。公式サイトでの価格は約11万1,000円。

初心者のマウンテンバイクの相場は10万円以下と言われることがあるため、これは初心者向けの価格と言えます。

X-Caliber 8の特徴は山以外の道で走りやすいところ。前輪に取り付けられた100mmのサスペンションは凸凹道の衝撃を十分に吸収してくれますが、サスペンションをロックする機能も搭載されています。

サスペンションロックをすれば、上り坂や凸凹の少ない平坦な街中もスイスイ走ることが可能。この切り替え機能があるため、普段使いもしやすいというわけです。

それに加えてX-Caliber 8は安全性能も高いです。ホイールの状態に関わらずストップが効く油圧ディスクブレーキを採用しており、山道でのブレーキも安心。比較的少ない力でブレーキが効くため、急ブレーキに伴う前転を防いでくれるという効果もあります。

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