テント設営・火の扱いなどは子供にとって貴重な体験! キャンプ・アウトドアならではのお手伝いを
子どもにできるお手伝いとはどんなことを想像しますか? まずは、大人がキャンプへ出かけるときの準備や、現地で行っていることを振り返ってみます。
- 持ち物や買い出しのリストアップをする
- 必要な物を効率よく車に積む
- キャンプ場に向かう途中で買い物をする
- キャンプ場にチェックインする
- テントの設営
- 食事の準備
- 撤収、片付け
こういった準備や後片付けなら、子どもと一緒に行う、または子どもに一部を任せることもできますね。そして買い物リスト作りやお店での買い物、食事の準備や後片付けなど、普段の生活でもお手伝いできそうなことが、キャンプでも大切な準備になると気づくでしょう。
またアウトドアでは、火や刃物を扱ったり、重いものを持ち運んだりと、普段させないようなさまざまな経験を積むチャンスの場になるはずです。
それではキャンプのシーン別に、体験させられることや任せられる手伝い、大人が注意する点を見ていきましょう。
食事や持ち物の準備を一緒にしてモチベーションを高めよう! 買い物もキャンプ・アウトドアの一部
まず、キャンプの食事メニューを考えたら、必要な食材をメモさせます。自分で考えさせるのは難しくても、パパやママに聞き取りをしてメモを取るだけでとても良い経験になります。次に、自分の持ち物や着替えをメモを見ながら用意させます。
大人が用意したものに忘れ物がないかチェックさせるのも、楽しんでやってくれますよ。キャンプ場へ向かう前の買い物も、子どもにさせてあげましょう。ここでもチェックリストを見ながら買い物すると効率的で楽しくできますね。
最終チェックは大人がしよう
大切な物を忘れていないかのチェックは、大人が必ず行います。自信を損なわないよう、子どもにわからないように確認するのがいいですね。忘れ物があったときはさりげなく促すに留め、責めたりしないようにしましょう。
テント設営を一緒にして自信を持たせよう! 火起こしは、キャンプ・アウトドアならではのワクワク体験
テントを立てるときは、シートやロープなどを持たせてみましょう。これくらいの作業であれば歩ける子どもならお手伝いできるので、ぜひ体験させてあげたいですね!少し大きな子どもには、ロープの結び方を教えたり、ペグを打たせてあげたりするのも楽しい体験になります。
テント設営後は、イスやテーブルを並べ、火おこしをすることになるでしょう。火おこしも、パパが伝えられる大切なキャンプの仕事ですね。子どもにバーナーを持たせたり、炭をおこさせたりする作業はアウトドアならでは。ちょっと危ないことこそ、子どもにとってはわくわくする体験です。
ケガには充分気を付けよう
子どもは思わぬ行動をするものです。ケガにつながるかもしれないことをさせるときは、必ずそばで見守りましょう。