こんにちは。ファミリーキャンプサポーター、Campeenaの安井直子です。ハピキャン公式ライターとして、本日から書かせていただくことになりました!私は、オートキャンプのインストラクター♪ ママ&子ども達を集めてBBQしたり、デイキャンプしたり。乳幼児連れでも安心してアウトドアへの一歩を踏み出してもらおうと、ママ友キャンパーと協力して、色々なアウトドアイベントを主宰しています。みなさんをサポートする立場にいる私ですが、次男の授乳中にキャンプデビューした時には、私もバタバタ初心者キャンパーだったんですよ。次男は夜中に何回か起きるし…、長男のトイレは頻回だし、おねしょの心配もある。そんな中でキャンプを始め、それでもキャンプを続けてきた理由。夫だけではなく、私自身がキャンプを続けたいと思った理由をご紹介させてください。

暇さえあれば、眠くなるのがキャンプ

画像: 暇さえあれば、眠くなるのがキャンプ

朝早くに出発し、キャンプ場でもテントを建てたり、食事の支度をしたり、やる事は沢山あります。さらに、そのほかの時間には親子で一緒に遊ぶ。もう、大人はクタクタですよね。

子どもはというと、行く前からワクワクして興奮しすぎてしまい、行きの車内から爆睡。キャンプ場でも、遊んだり、お手伝いしたり、トイレまで歩いて行ったりするのに体を使うので、夜も爆睡。そして帰りは…片付け作業を手伝ったり、待っている間に遊んだりしているので、やはり爆睡。

早い時には、片付けを終えてキャンプ場を出る前、チェックアウトの手続きをしている間に寝てしまっている事もありました。

満足して眠れる幸せ

画像: 満足して眠れる幸せ

子どもって、眠くなるギリギリまで遊びますよね。全力で遊びきって、「でもまだ寝たくない。」「もっと遊びたいのにー」とグズグズして、それでも睡魔に勝てずに寝てしまう。それが出来るのは、子ども時代だけの特権みたいなもので、大人の私には羨ましく思えるほどです。

大人は、次のことを考えて余力を残したりしませんか?子ども時代は、その日を全力で遊びきって、満足して眠りに落ちていける、貴重な時なんですよね。

心配だった長男の遊び

画像: 心配だった長男の遊び

キャンプデビューしたての頃、長男には全力で遊びきれない時期がありました。

東京への引越しと私の妊娠出産が重なり、1年半ぐらいインドア中心生活をしていたら、外で遊べない子になってしまっていたんです。衣服が汚れるのが嫌で遊べない。手が汚れるのが嫌で遊べない。靴に砂や土が入るのが嫌で遊べない。

そんな彼にとって外で遊ぶ事は、決して楽しいことばかりではなかったはずです。写真で振り返ってみても、キャンプデビュー当時の彼は、水遊びやオモチャ遊びばかり黙々としていました…。

楽しくない1日だと、体は疲れてグズグズ言いだしますが、満足して眠ることはありませんよね。だってまだ楽しいことが足りないから。なんとなく不満足なんですよね。
(長男はその後、木登り好きになり、少しずつ自由に遊べるようになっていきます。)

日帰りお出かけの限界

画像: 日帰りお出かけの限界

「これではいけない」「もっと外遊びさせなければ」と思い、外に出かけるようにしたのですが、乳児を連れて遊びに行くと「もう授乳の時間だから」「お昼寝の時間だから」など、どうしても上の子達の遊びを途中でやめさせなければいけません。これでは結局、自由に遊ばせることは出来ていなくて、もっと遊びたい上の子達は少し不満足そうでした。

それならば、もう「泊まりでとことん遊んじゃえ!」と思い立ち、友達家族を誘ってキャンプデビューしたのが、わが家がキャンプを始めた理由です。

寝顔を眺める幸せな時間

画像1: 寝顔を眺める幸せな時間

キャンプからの帰り道、遊び疲れてあっという間に眠りに落ちる子ども達。目を閉じるのも忘れて眠ってしまった姿に、大爆笑しながら帰ったこともありました。遊びきった、満足した寝顔をみると、体はクタクタですが、「来てよかったな。」「また来よう。」と思うんです。

子どもが、その日に満足して眠りにつけることの幸せ。そして、それを横で眺めていられる幸せ。
それを知ってしまったから、私は今もキャンプに行き続けているんだと思います。

画像2: 寝顔を眺める幸せな時間

一眠りして、家が近くなった頃に起き出す子ども達。

キャンプの思い出をふりかえり、「あれが楽しかったね」「またいきたいね。」と話す時間が、たまらなく幸せな「タカラモノ」な時間であることは間違いありません。

お見苦しい写真が多々あってすみません。こんな写真ですが、白目むいちゃっている写真も含め、全てが私のタカラモノです。

画像3: 寝顔を眺める幸せな時間

家族はチーム!

「全力で遊びきる」まで遊ばせたいからといって、キャンプの間、ずっと遊んでいてOKという事ではありません。特にファミリーキャンプの場合には、両親だけでは手が足りず、自分のことを自分でしたり、兄弟で助け合ったり、時には大人のサポートとして活躍してもらわなければ、安全に楽しむことさえできない時があります。

家族というチームの一員でありつつも、心ゆくまで遊ぶ。その辺りのさじ加減が、難しいのかもしれませんね。

次回は、家族の「チームとしての動き」を追っていきつつ、私が見つけた2つ目のタカラモノについてご紹介します。

This article is a sponsored article by
''.