ファミリーキャンプ向けキャリーの選び方! 重さ・サイズ・タイヤに注意
キャリー本体が軽いものを選ぶ
少しでも運搬を楽にするために、まずはキャリー自体が軽いものを選ぶことが大前提。その上で、以下にてご紹介する機能性のバランスを参考に、お好みのキャリーを探してみてくださいね。
耐荷重は思い切って大きいものを!
キャンプでは、重いテントやかさばるシュラフなどを運びます。さらに家族分の着替えや、小さな子どもがいるファミリーの場合はおむつも必要になります。想像以上の荷物量になる恐れもあるので、たとえ3~4人の荷物を運ぶ場合でも、重さに耐えられるものをおすすめします。
容量は大きいほうがいいが、サイズには要注意!
たくさんの荷物を運びたいからと耐荷重を重視するのは大切ですが、容量が大きいとキャリー自体のサイズも大きくなります。すると、収納が不便だったり移動しづらかったりといったデメリットも。どれぐらいの容量が必要なのか、大きさはどれぐらいまで許容できるのかの条件は家庭によって異なるので、ニーズに合ったキャリーを選びましょう。
なるべくタイヤが大きい商品を
デコボコな道や砂利が多いキャンプ場では、地面に車輪を取られやすいので、キャリーでの荷物運搬は意外と大変。特にファミリーのように大量の荷物を運ぶ場合は、注意が必要です。そこで重要となるのがタイヤ幅と直径! どちらもなるべく大きいものを選びましょう。悪路でも車輪を取られづらく、スムーズに走れますよ。
キャリーカバーの手入れや交換ができると良し
キャリーカバーが汚れたり破けたりしても、手入れや交換ができる商品なら長く使えて安心ですね。特にファミリーキャンプは荷物量が多いため、カバーが破れやすいものです。市販のキャリー商品にはカバーの取り外しが可能なものとそうでないものがあるので、しっかり比較してから選びましょう。
それでは、選び方のポイントをふまえたおすすめキャリーを3つご紹介します!
アウトドアで大人気のキャリー! ストッパー付き&コンパクト収納可能
コールマン(Coleman) アウトドアワゴン
アウトドア用で大人気なキャリーのひとつです。前輪にストッパーがつき、坂道でも勝手に動かず安心。また、車輪はゴム製で大型なので、安定した走行が可能です。
一方でタイヤ幅は約4cmと細め。本来キャリーワゴンは、タイヤ幅が太いほど悪路も移動しやすいもの。そのため移動しづらいのでは? と思われそうですが、それをゴム製の大型タイヤでカバーしています。また、タイヤ幅を細くしたことにより、コンパクト収納が可能となりました。
公式サイトで通常販売されているのはシンプルな赤色ですが、Amazon限定販売のオリーブカラーやブランドサイトとコラボした柄物など、デザインも豊富。車に積みっぱなしでも、玄関先に置きっぱなしでも、目を惹くカラーとデザインでおしゃれな雰囲気を演出してくれます。愛車やお手持ちのキャンプ用品とテイストを合わせてみるのも楽しそうですね。
一度にたくさん荷物を運びたいけど、使い終わったらなるべく小さく収納したい! という方には、まず候補にいれていただきたい商品です。
- 本体重量:約11kg
- 積載量・容量:約100kg・約115L
- タイヤサイズ:幅約4cm・直径約17.5cm
- 収納サイズ:約18×40×77cm
- 使用時サイズ:約106×53×100cm
タイヤの直径・幅ともに大きく運搬ラクラク! カバーを取り外せば汚れを落とせる
クイックキャンプ(QUICKCAMP) ワイドホイール
タイヤ幅が約8.5cm・直径約21cmで、砂地や悪路でも地面を掴みやすくスムーズに移動できるキャリーです。また、タイヤの中央部分がラバー仕様となっているため、アスファルトなどでの使用時も気になる音を抑えてくれます。
カラー展開はカーキ・グレー・ブラック・ベージュ(サンド)など。ナチュラルカラー×シンプルロゴがおしゃれです。さらに、カバーの取り外しも可能なので、汚れたときのお手入れがラクなのもポイント。
折り畳み式ですがタイヤが大きいため、収納場所の広さには注意が必要。私のおすすめアイデアは、別売りのボードを乗せてテーブルにしてしまうこと。アウトドアだけでなく、日常的にも活躍できる優れものです。
- 本体重量:約11kg
- 耐荷重・容量:約100kg・約120L
- タイヤサイズ:幅約8.5cm・直径約21cm
- 収納サイズ:約23×42×77cm
- 使用時サイズ:約87×46×32cm
ダントツの容量・耐荷重!ファミリーサイズのキャリーで赤ちゃん連れにおすすめ
フィールドア(FIELDOOR) ワイルドマルチキャリー タフロング
容量約158L・耐荷重約150kgとダントツの運搬力を誇るアウトドア用キャリーです。カバー交換も可能な上に、幅約10.5cm・直径約18cmと大きなタイヤが採用されているため、快適に走行できるのも魅力。おむつや着替えが多く、荷物が大量となる赤ちゃん連れファミリーのキャンプに最適です。
カラー展開は、ブルー・ダークブラウン・ボルドー・ターコイズ・オレンジ・ブラック・カモ/グリーン・カモ/サンド・キノコ・ブラックメッシュの10色と豊富です。スペアカバーも別途販売されていますので、気分に合わせたカラーをチョイスしてコーディネートを楽しむこともできますよ。
- 本体重量:約13.8kg
- 耐荷重・容量:約150kg・約158L
- タイヤサイズ:幅約10.5cm・直径18cm
- 収納サイズ:約38×64×83.5~106cm
- 使用時サイズ:約114×64×79〜104cm
荷物の多いファミリーキャンプに必須! キャリー選びは重量・耐荷重・容量に注意
荷物の多いファミリーにとって、キャリーは大変重宝するアウトドアツールと言えますね。キャリー選びの際は、特にカート本体の重量と耐荷重・容量、タイヤの大きさ、収納時のサイズは重要ポイントになりますので、しっかり押さえて選んでください。