焚き火はキャンプの醍醐味の一つです。澄み切った夜空のもと、暖かい炎を見ると心が安らぎます。難しいと思うかもしれませんが、やり方を押さえ、焚き火台など必要な道具を用意すればすぐにできます。今回はキャンプ初心者でもすぐにマスターできる焚き火の仕方をご紹介します。
焚き火の注意事項:場所と安全対策に注意 焚き火台を正しく使って焚き火を楽しもう
キャンプに欠かせないイベントと言えば焚き火ですが、最近では直火(地面で直に焚き火すること)禁止のキャンプ場が増えてきました。でも安心してください。「焚き火台」を正しく使うことで安全に楽しむことができます。ここでは、焚き火台を使用する際の注意事項をご紹介します。
【注意事項①】何はともあれ場所の確保:禁止場所も多く事前チェックは必須
まずは事前に、その場所で焚き火ができるかどうか確認しておくことが大切です。
有料のキャンプ場であれば焚き火台を使用する限り基本的に問題ありませんが、河川、海岸、山などでで行う場合、自治体によっては条例で禁止されているところも多いです。
事前に自治体などのWebサイトで確認しておきましょう。
【注意事項②】万全を期したい安全対策:焚き火から距離を取って物を置こう
火事に対する備えとして、消火するために水を用意するのはもちろんのこと、燃えやすいものがある場所から離れて行う必要があります。
焚き火台の設置場所は、テントから3メートル以上間隔を空けておくようにしましょう。また衣類などのナイロン製品も燃えやすいので、できるだけ近づけないことが大切です。
風が強い日には、熾火(おきび・真っ赤に熱された炭火)が風に飛ばされて火災が引き起こされる危険が高まります。天候によっては、焚き火を中止する決断も必要です。