2025年1月18日、応援購入サービスMakuakeで、数々の記録を塗り替え、アウトドアナイフ部門でなんと歴代1位の支援額を達成したという驚異のナイフ『FEDECA ブッシュクラフトナイフ』。タフさはもちろん、洗練された見た目と、“料理もこなせる”という意外性が、多くの人の心をつかんでいるようです。今回は、この話題のナイフについて、アウトドアライターの視点から、なぜこれほどまでに支持を集めたのかを徹底的に深掘りしていきたいと思います。
Makuakeで歴代1位を記録!話題の『FEDECA ブッシュクラフトナイフ』

『FEDECA ブッシュクラフトナイフ』は、2025年1月18日にクラウドファンディングサイトMakuakeで公開され、目標金額30万円のところ、わずか3日で1,000万円を達成。その後も人気は衰えず、最終的な応援購入総額は22,341,732円にのぼり、アウトドアナイフ部門で歴代1位の記録を打ち立てました。
兵庫県三木市の老舗工具刃物メーカーである、神沢鉄工株式会社が手がけたこの革新的なナイフは、従来のブッシュクラフトナイフの概念を覆す画期的なナイフなのです。
これほどまでに支持を集めている理由は、その多機能性にあります。ブッシュクラフトナイフながらも「料理をもっと楽しみたい」という現代のアウトドアニーズに応える、唯一無二のコンセプトにあると言えるでしょう。ブッシュクラフト用途はもちろん、料理にも使えるという点が大きな魅力です。
スペック
- 価格:¥25,850(税込)
- 全長:225mm
- 刃渡り : 105mm
- 刃厚:5.6 mm
- 重さ:約225g
- 鋼材:VG10
- ハンドル材:積層強化木/積層材(マルチカラー)
- グラインド:コンベックスグラインド
- シースナイフ:フルタング構造
ブッシュクラフトナイフの常識を覆す“絶妙カーブ”

従来のブッシュクラフトナイフは、切る、割る、刺すといった多様な作業に対応するため、刃先が直線的な形状が一般的でした。しかし、この形状では、食材を包丁のようにリズミカルに押し切ることが難しいという課題も。
例えば、トマトのような柔らかい食材を切ろうとすると、直線的な刃では潰れてしまいがち。また、玉ねぎをみじん切りにする際も、刃全体を使ったリズミカルな押し切りが難しく、どうしてもノコギリのようにギコギコと刻む動作になり、断面が不揃いになることも…!


そこで、長年培ってきた刃物製造の技術とユーザーの声に真摯に向き合う姿勢から生まれたのが、「料理を楽しむブッシュクラフトスタイル」に最適なナイフ『FEDECA ブッシュクラフトナイフ』です。押し切りでリズミカルに食材カットできる“絶妙カーブ”と、包丁の刃付け角度を取り入れた“FEDECAコンベックスグラインド”の2つの工夫が施されています。
包丁の操作感×ブッシュクラフトナイフのタフさを両立

『FEDECA ブッシュクラフトナイフ』の最大の特徴は、刃とハンドルの絶妙カーブが生み出す、包丁のような「押し切り」ができること。


これにより、これまでブッシュクラフトナイフでは難しかった野菜や肉、魚といった食材も、スムーズかつリズミカルにカットができるようになりました。


薄切りや刻み作業はもちろん、5.6mmという分厚い刃で魚を骨ごと一刀両断にするほどのパワーを持ち合わせているのも魅力。さらに、トマトのスライスや刺身を切る際に適した「引き切り」もできるので、包丁のような感覚で使えます。

また、刃の重さを利用して、中華包丁のようにニンニクなどの薬味を潰して香りを引き出すといった使い方も可能です!
この“一つのナイフで、ワイルドな調理から繊細な料理までこなせる”という点は、ブッシュクラフトキャンプを楽しむ人にとって、魅力となるポイントなのではないでしょうか。
押し切りポイント!
押し切りを行う際には、刃のカーブの頂点をまな板につけてから、前方に滑らせるようにカットする独自のコツが必要。慣れるまでは少し練習が必要ですが、一度コツを掴めば、これまでのブッシュクラフトナイフでは考えられなかった“快適に食材をカットする”ことができるようになります。
剛性×鋭さを両立!信頼の切れ味と耐久性

もう一つの大きな特徴が、耐久性と鋭い切れ味を両立した独自の刃付けの「FEDECAコンベックスグラインド」です。コンベックスグラインドは、刃先に向けて緩やかなカーブを描きながらエッジに到達する形状で、断面が厚く強度に優れているため、鉈や斧にも採用される伝統的な刃付けのこと。

このコンベックスグラインドに、あえて包丁と同じ刃付け角度を採用したのが『FEDECA ブッシュクラフトナイフ』。



刃厚5.6mmのフルタング構造を採用しているので、ナイフ全体に剛性をもたらし、広葉樹を力強く割るバトニングも薪が裂けるように簡単に割ることができます。もちろん繊細なフェザースティック作りといったブッシュクラフトの基本性能をしっかりと押さていますよ。

一般的にブッシュクラフトナイフの刃厚は3.5mm以上と言われている中で、余裕に超えた5.6mmという数値は、単なる厚み以上の安心感が感じられるでしょう。また、この圧倒的な厚みはバトニング時に木材に食い込んでもブレにくく、安定した力を伝えやすいというメリットも◎!

鋼材には、高級ナイフや包丁に用いられる最高峰のステンレス鋼材、V金10号(VG10)を採用。これにより、錆びにくく、炭素鋼のような優れた切れ味を持ちながら、研ぎやすいという理想的な特性を備えています。
過酷な環境下で使用するナイフだからこそ、メンテナンスのしやすさは、長く愛用する上で欠かせないポイント。「良いものを長く使いたい」という人にとっては、まさに理想的なナイフなのではないでしょうか。
選べる5種類!温かみのあるデザインでどんなスタイルにもピッタリ

『FEDECA ブッシュクラフトナイフ』の魅力は、その機能性だけにとどまりません。今回、応援購入サービスMakuakeで先行販売されたのは、耐久性に優れた積層強化木を4種類と、鮮やかなウレタン塗装が施されたマルチカラーの計5種類という豊富なバリエーションもポイントです。

積層強化木は、天然の木材の単板に樹脂を含浸し重ね合わせ、高温高圧で圧縮・接着することで、高い強度と耐水性を実現した特殊な素材です。高い撥水性を持ちながら湿度にも強く、手になじみやすい質感も魅力。さらに、専用のレザーシースとストラップの革紐が標準装備しています。

素材には、使い込むほどに風合いが増す姫路レザーを採用しており、使い込むほど自分色に染められる=育てられるのが特徴です。ナイフ以外の付属品にまでこだわっていることも、人気を集めている理由のひとつでしょう。
いつでも何度でも研ぎ直しOK!手厚いアフターサポート

購入後のサポート体制も充実しているのも嬉しいところ。コンベックスグラインドの刃研ぎはとても難しいのですが、この刃研ぎを「いつでも何回でも無料(別途送料)」で提供するそう。これは、「良いものを長く使ってほしい」というメーカーの強い想いの表れでもあり、ユーザーにとって非常に心強いサービスと言えるでしょう。
さらに、刃だけではなくハンドルからネジまで兵庫県三木市の自社工場で生産しているからこそ、手厚いアフターフォローが可能。万が一、使用中に故障などのトラブルが発生した場合でも、安心して修理を依頼することができますよ。
料理もキャンプもこれ一本!『FEDECA ブッシュクラフトナイフ』が新定番に!

クラウドファンディングサイトMakuakeで、異例の支持を得た『FEDECA ブッシュクラフトナイフ』は、タフさと料理のしやすさを両立させた、今までにはない革命的な一本。とくに、絶妙カーブとFEDECAコンベックスグラインドにより、ブッシュクラフトの枠を超え、キャンプ料理の幅をグンッと広げてくれます。
また、刃やハンドル、シースケースには厳選された素材、ハンドルには温かみのあるデザイン、そして購入後の充実したサポート体制は、長く愛用したいユーザーにとって大きな魅力です。気になる人は、ぜひチェックしてみてくださいね〜!
▼Makuake支援ページはこちら!(支援終了)
https://www.makuake.com/project/fedeca04
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