【速報】超軽量の浄水ボトル『ハイドラパック/ウルトラフラスク』を防災士が本音レビュー

2025.03.22 投稿

【速報】超軽量の浄水ボトル『ハイドラパック/ウルトラフラスク』を防災士が本音レビュー

編集部・川窪チエ

編集部・川窪チエ

近年、アウトドアや防災のシーンで注目を集めている「浄水器」や「浄水ボトル」。しかし、種類が豊富でどれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。そこで今回は、防災士の視点から、ハイドラパックの新作『ウルトラフラスク+ 500ml フィルターキット』を紹介します。浄水性能や軽量性、使いやすさなどを詳しくレビューしていきます!

※本記事には、プロモーションが含まれています。

コンパクトな浄水ボトル!ハイドラパック『ウルトラフラスク+500ml フィルターキット』

筆者撮影

ハイドラパックの『ウルトラフラスク+500ml フィルターキット(以下『ウルトラフラスク』)』は、トレイルランニング向けに設計されたコンパクトな浄水ボトル。

軽量で携帯性に優れているため、アウトドアアクティビティ全般はもちろん、災害時にも活躍するアイテムです。

普段、筆者が愛用している浄水ボトルは『セイシェル/サバイバルプロ』ですが、ミリタリー調のデザインゆえに好みが分かれてしまいます。そこで、シンプルで洗練されたデザインの『ウルトラフラスク』なら、より多くの人に勧めやすいと感じました。

今回は川へ出かけて、使用感を試してみることにします!

『ウルトラフラスク+500ml フィルターキット』スペック

  • 容量:500ml
  • 重量:65g
  • サイズ:240mm×70mm
  • 付属品:バックフラッシュアダプター(フィルターをメンテナンスするためのアイテム)
  • 価格:8,200円(税別)

▼ミリタリーデザインの本格仕様の浄水器に興味のある方は、『セイシェル/サバイバルプロ』のレビュー記事もぜひご覧ください。

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 トレラン・登山・キャンプ・防災に!『ウルトラフラスク』の特徴は?

20年以上にわたってハイドレーションシステムを開発してきたHydraPak(ハイドラパック)社の新作『ウルトラフラスク+500ml フィルターキット』

まずは特徴を見てみましょう!

大腸菌を99.9999%、寄生嚢胞を99.999%除去

筆者撮影

まずは肝心な除去性能ですが、大腸菌を99.9999%、寄生嚢胞を99.999%除去するなど、一般的な水系細菌を除去できる高性能フィルターを採用しています。

一般的な浄水ボトルと比較して、細菌や寄生虫の除去性能は高い数値が出ているので、河川水や湖水などの自然水から安全な飲料水を得ることができ、アウトドアや災害時の使用に十分な性能と言えます!

また、アウトドア愛好家からの信頼も厚く、100% BPA&PVCフリーの安全性にもこだわっているため、安心して使用できます。

▼フィルターキャップも販売中!

折りたたんでコンパクト収納可能

筆者撮影

本体重量はわずか65g!

さらに、折りたためるソフトボトル構造を採用しているので、ボトル部分を2つ折りにするか、くるくると巻き上げることが可能です。バックパックのサイドポケットやリュックの隙間にも収納できる携帯性の高さが魅力です。

ご覧の通りクタっとしていますが、素材は、柔軟性と耐久性に優れた軽量な「熱可塑性(ねつかそせい)ポリウレタン」を採用。非常に丈夫な素材です!

クリアデザインが爽やかでおしゃれ

筆者撮影

デザインも注目ポイントのひとつ。半透明のクリアボトルは、見た目の爽やかさだけでなく、水の濁りや異物を事前に確認できる実用的な設計が特徴です。

フィルター部分のライトブルーとキャップのグレーという洗練されたカラーリングは、アウトドアギアらしい機能性を感じさせながらも、日常使いにも馴染むデザインに仕上がっています。

このシンプルでスタイリッシュな佇まいは、アウトドア初心者からベテラン、そしてアウトドアをしない層にまでおすすめしやすいですね!

炊飯やフリーズドライ食品に便利な「目盛り付き」

筆者撮影

本体の裏側には、10ml単位の目盛りが付いており、水分摂取量の管理はもちろん、炊飯やフリーズドライ食品の調理にも便利です。

さらに、スポーツドリンクや粉末スープを作る際にも、適切な濃さに調整しやすく、いつでもおいしく仕上げられます。

日常やアウトドア、災害時など、「ちょうどいい水の量」が求められる場面は多いもの。そんな時に、この目盛りがきっと役立ちますよ。

ハイドラパック製品は汎用性の高さも魅力!

『ウルトラフラスク+500ml フィルターキット』のフィルターキャップは、42mm径です。

ハイドラパック製の同じキャップ径の水筒を使っているユーザーは、このキャップをその商品にも付け替えて使えます!

シーンに応じて、スマートに使い分けられるのも嬉しいポイントですね。

『ウルトラフラスク』で川の水を飲んでみた!

それでは、実際に使ってみましょう!

川の水を浄水してみよう!

筆者撮影

ザックのサイドポケットに『ウルトラフラスク』を入れ、市街地を離れ、大きな川にやってきました。

川の水はそれほど濁っていなかったものの、細菌や微生物、微細な不純物が含まれている可能性があり、そのまま飲むのは危険!

さっそく『ウルトラフラスク+500ml フィルターキット』を使ってみましょう!

筆者撮影   指でつまんでいる部分を噛むと水が出る仕組みです

す、すごい!

ボトル部分を少し押しながら、飲み口をキュッと噛むと、水がビューっと勢い良く出てきました!

そして、口を離すとしっかり密閉され、水がピタッと止まります。

一般的な浄水ボトルは強い力が必要なものが多い中、わずかな力でスムーズに水が出ることに驚かされました。

内臓フィルターのろ過スピード

カタログでは「1分当たり1L以上の速度で除去」と記載されています。実際に、500mlの本製品1本の水を出し切るまでにかかった時間は25秒程度

カタログ値を超える実力を発揮し、トレイルランニングはもちろん、アウトドアや災害時にも素早い給水が可能です。この高速ろ過により、短時間で多くの水を確保したい場面で大きな利点となるでしょう。

筆者撮影

フィルターを通った水は、透明でチリひとつ見当たらない、澄みきった状態に。気になる臭みや雑味もなく、すっきりとおいしく飲めました。

浄水した水で昼食タイム!

筆者撮影

今日はランチ用にアルファ化米を持参しました!浄水した水を注いで待つだけで、手軽にご飯が完成。

今回のアルファ化米にはパッケージ内に水位の目盛りがありましたが、目盛り付きの浄水ボトルなら、計量カップなしでも正確に水を調整できます。

炊飯や調理が必要なアウトドアシーンでも大活躍しそうです!

コンパクトさではソーヤーミニに一歩譲るが…防災視点で高評価!

筆者撮影

軽量&コンパクトさは、アウトドアや防災において重要なポイント。登山者に人気のソーヤーミニは41gと超軽量ですが、『ウルトラフラスク+500ml フィルターキット』はボトル一体型のため、別途パウチやペットボトルを用意する必要がありません。

フィルターを通した水を、そのままボトルから飲める手軽さが魅力です!

近くの川や池、雨水、お風呂の水など、さまざまな水源を飲料水に変えられる頼もしいアイテム。本来のトレイルランニングや登山、キャンプだけでなく、万が一の備えとしても持っておきたい1本です。

防災シーンやアウトドアに!『ウルトラフラスク』で安心を手に入れよう

ハイドラパック ウルトラフラスク 浄水ボトル 500ml フィルター付き コンパクトなデザイン
筆者撮影

実際に『ウルトラフラスク+500ml フィルターキット』を使ってみて、その使いやすさと性能に大満足。500mlの容量、コンパクトな携帯性、優れたろ過能力、デザイン、すべてのバランスが絶妙で、アウトドアや防災グッズとして非常に役立つアイテムです。


キャンプや登山はもちろん、防災用にもおすすめの浄水器。ぜひあなたのアウトドアや防災グッズに加えてみてくださいね!

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