こんにちは、みーこパパです。コールマン商品の中でも私がお勧めしたいのが「シングルガスストーブ120A」でした。クラシックでかわいい見た目は100点ですが、バーナーとしての性能はいかがなものか。本記事では実際に使ってみての感想を写真付きでレビューします!
コールマン「シングルガスストーブ120A」基本スペックから構造まで徹底解説

写真提供:コールマン
「シングルガスストーブ120A」の基本スペックや構造について、みーこパパが細かくチェックしていきます!
使用サイズ | High 約37 x 23 x 23(h)cm Low 約31 x 23 x 15 (h)cm |
収納サイズ | 約31.5 x 12.5 x 25(h)cm |
火力 | 約2,150Kcal/h(2.5kw) |
ガス消費量 | 170g/h |
燃焼時間 | 約3時間(470gレギュラー缶使用時) |
重量 | 本体約2.3kg/ケース込み約2.9Kg |
耐荷重 | 約10kg |
付属品 | キャリーケース |
希望小売価格 | ¥8,091(税別) |
「シングルガスストーブ120A」まずは収納状態からチェック!

筆者撮影
シングルガスストーブ120Aは、真っ赤なコールマンレッドのトランク型キャリーケースに収まっています。ケース素材はプラスチック。収納サイズは約31.5 x 12.5 x 25(h)cmです。

筆者撮影
ケースのハンドルは平たく畳めますので、運搬時には出っ張りも少なめな箱型になります。基本的にはオートキャンプ向けですが、ケース込みで2.9kgとそれほど重いものでもありませんので、日帰りピクニックなどにも使えます。

筆者撮影
ケースを開けると、本体は横向きに入っています。正しい向きでしか入りませんでしたので、ケースのフタが閉まらない時は向きを変えてみてください。
「シングルガスストーブ120A」脚の高さはハイとローの2段階から選択可能!

筆者撮影
ケースから出しました。いやはや、既にかっこいいですね!
脚を畳んでいる状態で、このままでは使えません。高さをローかハイか選んで、どちらかによって脚を開きます。

筆者撮影
こちらはハイモード。OD缶の470g入りを使う場合は、ハイのみになります。230gのOD缶を使う場合は、ハイとローどちらも大丈夫です。
地面に直接シングルガスストーブ120Aを置く場合、ハイの方が手元に近くできるので扱いやすいです。

筆者撮影
こちらは長い脚を畳んで短い脚を起こしたローモード。高さのあるテーブルの上などで使う場合は、こちらの方が扱いやすいです。
もちろんハイモードを卓上で使うことも、ローモードを地面で使うことも可能です。

筆者撮影
ハイモードの脚には滑り止めが付いておりますので、使っている最中にストーブ本体が滑ってしまうこともありません。

筆者撮影
ハイとローの切り替えは、どの脚を起こすかで変わります。ローモードの脚には特に滑り止めはありませんが、特に滑りが気になることはありませんでした。

筆者撮影
ハイモードの脚は開いただけでロックがかかるため、折り畳みたい時は赤いボタンを押しながら脚を収めます。ローモードの脚にはロックはありません。

筆者撮影
ローモードでは左側のみ脚があり、右側はOD缶が支えます。缶の底の接地面積が大きいので、滑り止めがなくても滑りにくいようですね。OD缶にカバーなどをすると、カバーの形によってはシングルストーブ全体が傾いてしまうのでおすすめしません。

筆者撮影
OD缶のセット方法は、本体側と角度を合わせてねじこみます。明るいところでやれば、まず間違えることはないでしょう。

筆者撮影
OD缶をセットしたまま収納ケースにしまうことはできません。ケースが閉まらなくなります。ガス製品全般、使わない時はボンベを外しておくのが望ましいです。このケースを使う限り、ガス缶の外し忘れも無くなります。
「シングルガスストーブ120A」ゴトクとバーナーヘッド周りをチェック!

筆者撮影
ゴトクと汁受けはステンレス製。分解は基本的にできませんが、拭くだけでもある程度キレイになります。

筆者撮影
溝がありまして、多少の吹きこぼれはここに溜まって本体奥側には流れません。拭き取りも簡単です。大量に吹きこぼしてしまった時は溢れてしまいますので、なるべく早く掃除しましょう。
ゴトクの付け根など狭い場所に油が飛ぶと、そこはやはり拭きにくいです。

筆者撮影
ゴトクの中心幅は約74mm。これより大きな鍋を使いましょう。

筆者撮影
底面の直径が約75mmの320mlシエラカップがギリギリ載りましたが、落ちそうで怖いので実質使えません。クッカーならソロ用でも10cm以上はありますので、問題ありません。

筆者撮影
逆に大きな鍋ですが、23cmの大鍋は普通に使えます。ソロキャンプに限らず、ファミリーキャンプでも使えますね。
ダッチオーブンの場合は8インチ(約20cm)までの大きさを使用してください。これは大きなダッチオーブンを使った際、ガスボンベまで輻射熱で温まってしまうことを避けるためです。安全マージンを取って8インチという数字になっているので、これは遵守しましょう。
同様に自宅で鍋を囲む時に使う際は、直径27cmまでの大きさの鍋ですと使用可能となっています。それ以上の大きさの鍋は、ゴトクには載りますが、安全のために使わない方が良さそうです。

筆者撮影
点火はダイヤルを押し込みながら、左端いっぱいに回すだけです。自動点火装置が付いておりますので、とても簡単です。

筆者撮影
バーナーヘッドは大型で、カセットコンロのものに近いです。小型シングルバーナーにありがちな、炎が一点に集中してしまってムラになることもありません。
火力は約2,150Kcal/h(2.5kw)とアウトドア用コンロとしては一般的な数値ですが、鍋底の広い範囲に炎が当てられるので、お湯が沸くまでの時間が速く感じます。

筆者撮影
真横から撮った写真です。汁受けが壁となり、バーナーヘッドのガス噴出口を隠しています。このためバーナーヘッドが露出している場合に比べ、横風にも強くなっております。