焚き火調理は、炎の温もりと野外料理の楽しさ、非日常感を味わえるキャンプの醍醐味です。本記事では、焚き火調理に必要な器具から選び方のポイント、【調理方法別】おすすめの調理器具10選、調理のコツまで徹底解説します。ぜひ参考にしてください。
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焚き火調理で必要な器具とは?揃えるべき3つの調理器具

焚き火調理を楽しむなら、まずは道具選びからはじめましょう。焚き火でおいしいご飯を作るためには、やりたい料理に合った調理器具をそろえることが大切です。
焚き火で活躍する主な調理器具を紹介します。
焚き火調理するなら揃えたい調理器具
- 炊飯・煮込み用:クッカー、ポット、メスティン
- 焼き物・炒め物用:スキレット
- 煮込み・蒸し焼き用:ダッチオーブン
このあたりをひと通りそろえておくと、カレーやシチュー、ご飯、ステーキ、パンまで、焚き火料理の幅が広がります。
ひとつだけ気をつけたいのは「直火OKかどうか」。焚き火で使う調理器具は、必ず直火対応の素材・構造かをチェックしてから選びましょう。
焚き火で使える調理器具の選び方|4つのポイントで失敗しない

焚き火調理器具を選ぶときは、次の4つを意識しておくと失敗しにくくなります。
- 直火対応かどうか(素材・構造)
- 使う人数に合ったサイズか
- お手入れのしやすさ
- 持ち運びやすさ(重量・収納性)
それぞれのポイントについて、詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。
直火対応かどうかを確認|素材と耐熱性をチェック
焚き火で使うなら、まずは「直火対応」の表示があるかどうかを確認しましょう。
火に強いのは、主に次のような素材です。
直火に対応する主な素材
- 鋳鉄
- ステンレス
- アルミ
- チタンなど
一方で、以下のようなものは注意が必要です。
- テフロンなどのフッ素樹脂加工のフライパン
- プラスチック・ゴム製の取っ手やつまみが付いた鍋
- 薄いアルミ製クッカー(焚き火だと変形しやすい場合あり)
「素材が鉄やステンレスだから絶対大丈夫」というわけではなく、取っ手やつまみ部分が樹脂だったり、メーカーが直火NGとしている製品もあります。購入前に商品ページや取扱説明書で「直火対応」「焚き火OK」などの記載があるか、必ずチェックしておきましょう。
使用人数に合ったサイズを選ぶ|ソロ・デュオ・ファミリー別
焚き火調理器具は、使用人数に合わせたサイズ選びも重要です。
- ソロキャンプ:0.5~1L前後
- デュオ(2人):1~2L前後
- ファミリー(3〜4人以上):3L前後〜
あくまで目安ですが、人数より少し余裕のあるサイズを選ぶと、吹きこぼれにくく、煮込みも作りやすくなります。大きすぎると荷物がかさばり、小さすぎると一度に作れないので、自分のキャンプスタイルに合わせて「いつも作る量」から逆算して選ぶのがおすすめです。
お手入れのしやすさで選ぶ|シーズニング・煤対策
焚き火で使う調理器具は、ススや油汚れがつきやすいので、お手入れのしやすさも大事なポイントです。
鋳鉄製はシーズニング(油ならし)が必要で、使用後も油を塗るなど、メンテナンスの手間がかかります。一方、ステンレスやチタン製は洗剤で洗えてお手入れが簡単です。
また、焚き火調理の煤対策として、使用後は専用袋に入れたり新聞紙で包んだりする必要があります。お手入れの手間を極力減らしたい方は、ステンレスやチタン製を選びましょう。
持ち運びやすさで選ぶ|重量・収納性・スタッキング
キャンプスタイルによっては、「軽さ」と「コンパクトさ」もかなり重要です。
- チタンや薄めのアルミ:とても軽くてバックパックに入れやすい
- ステンレス:やや重いが頑丈で、ガシガシ使いたい人向け
- 鋳鉄:重いけれど、焚き火料理をとことん楽しみたい人にぴったり
スタッキング(重ねて収納)できるクッカーセットなら、鍋・フタ・カップなどを一つのメッシュケースにまとめられるので、荷物をコンパクトにしたいソロキャンプやツーリングにも向いています。
【調理方法別】人気の焚き火調理器具おすすめ10選

焚き火調理器具のおすすめ10選を、調理方法別に厳選して紹介します。
調理用途に合った調理器具を探している方は、ぜひ参考にしてください。
【炊飯・煮込み向け】|クッカー・メスティン3選
炊飯や煮込み料理に最適なクッカー・メスティンは、軽量でコンパクト、熱伝導率が高いのが特徴です。
1.trangia メスティン TR-210
スウェーデン発の万能クッカーで、炊飯から煮込み料理まで幅広く対応。
アルミ製で熱伝導率が高く、焚き火でも均一に加熱できるため初心者でも失敗しにくい設計です。コンパクトで持ち運びもしやすい点が魅力。
スペック
- 材質:アルミニウム
- 重量(約):155g
- サイズ(約):16.5×9.0×6.5cm
- 容量:750ml
2.スノーピーク チタンパーソナルクッカーセット SCS-020T
チタン製のクッカーとフタ、メッシュケースがセットになった軽量クッカーです。
総重量330gの超軽量設計ながら直火対応で焚き火調理が可能。スタッキング性に優れ、OD缶も収納できる実用性の高さが魅力です。
スペック
- 材質:チタニウム
- 重量(約):330g
- サイズ(約):クッカーL/φ150×72mm、クッカーS/φ128×69mm、フタL/φ155×32mm、フタS/φ134×30mm※収納サイズ:φ155×100mm
- 容量:クッカーL/1,000ml、クッカーS/700ml、フタL/500ml、フタS/350ml
3.EVERNEW Ti U.L. ソロセット750
750mlの鍋と400mlカップがセットになった軽量クッカー。お湯を沸かしたり、簡単な調理ができます。
チタン製で軽量かつ、スタッキングできるためバックパッキングや長距離トレッキングに最適です。
スペック
- 材質:チタン
- 重量(約):ナベ/99g カップ/50g
- サイズ(約):ナベ/径94x深さ118mm カップ/径95x深さ58mm
- 容量:ナベ/750ml カップ/400ml
【焼き物・炒め物向け】|スキレット3選
焼き物や炒め物に最適なスキレットは、蓄熱性が高く、食材をジューシーに仕上げられるのが特徴です。
ステーキや野菜炒めを本格的に楽しめる3商品をご紹介します。
1.LODGE スキレット6 1/2インチ L3SK3
アメリカの老舗ブランドが誇る鋳鉄製スキレットで、蓄熱性が高く焚き火でじっくり焼き上げる料理に最適。1人分のステーキや野菜炒めにちょうど良いサイズ感です。
使い込むほどに油が馴染み、一生使える調理器具になるでしょう。
スペック
- 材質:鋳鉄
- 重量(約):0.88kg
- サイズ(約):全長約26cm 内径15.5cm 深さ3cm
2.キャプテンスタッグ スキレット 16cm UG-3027
日本の人気アウトドアブランドが手がける鋳鉄製スキレットで、コンパクトながら本格的な焼き調理が楽しめます。
フライパンより厚みがあり熱をじっくり均等に伝えるため、焚き火での焼き物に最適。オーブンにも対応し、自宅でも活躍します。
スペック
- 材質:鋳鉄
- 重量(約):1kg
- サイズ(約):180×280×高さ45mm
3.Coleman クラシックアイアンスキレット 10インチ 2000021880
蒸し調理に便利な蓋付き鋳鉄製スキレットで、ファミリーサイズの焼き物に対応。蓋裏のリベットにより水分が食材に均等に落ち、旨味を逃さない工夫が施されています。
植物性オイル仕上げでシーズニング不要なので、届いてすぐに使える手軽さも魅力です。
スペック
- 材質:金属, 鉄, 鋳鉄
- 重量(約):4.4kg
- サイズ(約):27.5×41.5×10(h)cm
【煮込み・蒸し焼き向け】|ダッチオーブン4選
煮込み料理や蒸し焼きに最適なダッチオーブンは、高い蓄熱性と密閉性で食材の旨味を引き出します。
料理しやすいファミリー向けのサイズから、ソロ・デュオ向けのコンパクトサイズまで、幅広く対応する4商品をピックアップしました。
1.キャプテンスタッグ ミニダッチオーブン14cm UG-3060
コンパクトながら本格的な調理が楽しめる鋳鉄製ダッチオーブンです。2人分の煮込み料理やパン焼きに最適なサイズで、焚き火の上でじっくり調理できます。
一回り大きいUG-3061ダッチオーブン22cmと併用する場合はスタッキングも可能です。
スペック
- 材質:【本体・ふた】鉄鋳物(表面加工:油焼き=焼付塗装)、【つる】ステンレス鋼
- 重量(約):1.5kg
- サイズ(約):幅180×奥行145×高さ100mm
- 容量:0.7L
▼キャプテンスタッグのダッチオーブンは、こちらの記事でも紹介しています!
2.SOTO ステンレスダッチオーブン8インチ
シーズニング不要で手入れが簡単なステンレス製ダッチオーブンです。鋳鉄製に比べて軽量で持ち運びやすく、焚き火での煮込み料理やローストに最適。
デュオキャンプで本格的な料理を楽しみたい方におすすめです。
スペック
- 材質:ステンレス
- 重量(約):3.5kg
- サイズ(約):直径206×深さ90mm(内寸)/幅310×奥行226×高さ125mm(外形)
- 容量:満水容量2,600ml、容量1,600ml
3.ユニフレーム UFダッチオーブン10インチ
黒皮鉄板製でお手入れ簡単な日本製ダッチオーブンです。熱伝導が良く全体がムラなく加熱されるため、4〜5人分の料理が美味しく仕上がります。
初心者やファミリーにも扱いやすく、焚き火調理に最適です。
スペック
- 材質:【本体・ふた】黒皮鉄板4.5mm厚を加工・クリアラッカー焼付塗装、【つる】ステンレス鋼
- 重量(約):5.8kg
- サイズ(約):Φ26(鍋径)×11(深さ)cm(底径:約Φ20cm)
- 容量:約5L
4.スノーピーク 和鉄ダッチオーブン26 CS-520
薄く軽量ながら熱伝導性・蓄熱性に優れた鋳物製ダッチオーブンです。4〜5人のファミリーに最適なサイズで、焚き火での本格的な煮込み料理やローストが楽しめます。
直火調理はもちろん、IHにも対応し、自宅でも活躍する万能調理器具です。
スペック
- 材質:本体/ダクタイル鋳鉄(シリコン耐熱塗装)、ツル/ステンレス
- 重量(約):7.9kg(リッド/2.6kg、スキレット/2.4kg、ポット/2.9kg)
- サイズ(約):リッド/316×268×56(h)mm、スキレット/316×268×59(h)mm、ポット/φ268×120(h)mm(ツル含まず)
- 容量:満水容量:スキレット/2.5L、ポット/5.3L
焚き火調理のコツ|火加減と器具を長持ちさせる3つのポイント

焚き火調理器具を使いこなすには、火加減の調整と器具のメンテナンスが重要です。
焚き火のコツを押さえることで、調理が成功しやすくなり、器具も長持ちします。ここでは実践的な3つのコツを紹介します。
- 薪の組み方と火加減のコツ
- 煤汚れを防ぐコツ
- 調理器具を長持ちさせるコツ
薪の組み方と火加減のコツ|強火・弱火の使い分け
焚き火調理における薪の組み方には、井桁型、合掌型、並列型があり、それぞれ火力が異なります。
【調理別】薪の組み方のポイント
- 合掌型(A字型):火力が出やすく、炙り焼きや炒め物向き
- 井桁型:適度な火力で、煮込みや焼き物に使いやすい
- 並列型:じっくり弱火で温めたいときに便利
火が弱くなってきたら、1〜2本ずつ薪を足してあげると、急にボーボー燃え上がるのを防ぎつつ、安定した火力を保ちやすくなります。
煤汚れを防ぐコツ|事前処理と使用後のケア
焚き火調理器具の煤汚れを防ぐには、事前に石鹸などを薄く塗っておく方法が効果的です。使用後はすぐに煤を拭き取り、専用袋に入れて持ち帰ることで、他の荷物への煤移りを防げます。
ただし、香りの強い石鹸だと匂いが気になることもあるので、無香料のものを薄く塗るくらいにしておくと安心です。
また、焚き火調理の煤は放置すると落ちにくくなるため、キャンプ場から帰ったらすぐに洗浄することが大切です。
調理器具を長持ちさせるコツ|シーズニングと保管方法
鋳鉄製のスキレットやダッチオーブンは、少し手間をかけてあげると、一生モノの相棒になってくれます。
以下のポイントを押さえて手入れを行いましょう。
- 使用後はお湯やたわしで汚れを落とす(洗剤は控えめに)
- 水分を飛ばすように軽く火にかけてしっかり乾燥させる
- まだ温かいうちに薄く油を塗る
収納するときは、湿気の少ない場所に保管し、長期間使わないときも時々状態をチェックしてあげると安心です。
ステンレスやチタンのクッカーは、基本的には食器用洗剤とスポンジでOK。ただし、コーティングや塗装があるモデルは、金属たわしやクレンザーがNGの場合もあるので、取扱説明書に従うようにしましょう。
焚き火調理器具でよくある質問

焚き火調理器具に関して、よくある質問を3つピックアップして紹介します。
焚き火調理器具でよくある質問をチェックして、トラブルや怪我の防止につなげてください。
焚き火調理器具は家庭用のフライパンで代用できますか?
家庭用フライパンでの代用は素材によっては可能ですが、テフロン加工やプラスチック素材の取っ手付きは直火NGです。プラスチックは高温で溶けたり変形したりする危険があります。
アルミやステンレスの取っ手なし鍋なら代用可能ですが、専用品の方が耐久性や使い勝手に優れているため安心です。
焚き火調理台は必要ですか?五徳や網だけでも大丈夫?
焚き火調理台は必須ではなく、簡単な料理なら焚き火台+五徳や網だけでも十分楽しめます。
ただ、焚き火調理台があると鍋を何個か並べられたり、作業スペースが増えたりするので、ファミリーキャンプや品数多めのキャンプでは一台あると便利です。
焚き火調理器具の煤汚れはどうやって落としますか?
鉄やステンレスなど、丈夫な素材なら、重曹やクレンザーを使ってスポンジやたわしでこすり洗いすると落としやすくなります。ただし、コーティングされた鍋や薄いアルミクッカーは、強くこすりすぎると傷の原因になるので注意が必要です。
それでも落ちない場合は、焚き火で空焼きして炭化させてから拭き取る方法もおすすめ。焚き火調理の煤は早めに対処することで、落としやすくなります。
まとめ|焚き火調理器具で本格的なアウトドア料理を楽しもう
焚き火調理器具は、焚き火キャンプの醍醐味である直火調理を可能にし、本格的な料理を楽しむために欠かせない道具です。最初のうちは焚き火調理が難しいと感じる方も多いと思いますが、焚き火調理のコツを押さえつつ、回数をこなしていくうちにキャンプの楽しさが倍増していきます。
ぜひ、自分に合った焚き火調理対応の器具を見つけて、本格的なアウトドア料理を楽しんでください。























