こんにちは!キャンプ系YouTuberのFUKUです。今回は100円ショップ「ダイソー」の2025年”秋”の新作アウトドア用品のご紹介です。寒い日も出てくるこの季節に、ダイソーではアウトドアで役立つ便利アイテムが色々と出てきています。気になったアイテムをたくさん買ってきましたので、順にご紹介していきますね。
- ダイソーギア【1】鍛造ペグ 税込110円
- ダイソーギア【2】USB式折りたたみ座布団 税込1,100円
- ダイソーギア【3】シンサレートネックウォーマー 税込330円
- ダイソーギア【4】センサー付きヘッドライト 税込550円
- ダイソーギア【5】吸熱マグカップ 税込1,100円
- ダイソーギア【6】再生ポリエステル ショッピングバッグシリーズ
- 便利なダイソーアイテムで冬に向けて準備しよう!
ダイソーギア【1】鍛造ペグ 税込110円

まずは鍛造ペグです。お値段は110円でした。
製造方法が変わった新製品ペグ

新製品の鉄のペグを見つけました。

従来品は「鉄ペグ」という商品名で販売されていましたので、比較してみましょう。

よく似ていますが、今回の新モデル(写真下)は“鍛造”で作られているのが大きな違いです。
従来品はおそらく鋳造か、別の加工方法だったのだと思われます。
今回は比較の都合上、従来品を鋳造ペグとして扱います。
鍛造と鋳造の違いとは?

「強度が高いので石混じりの硬い地面にも」と記載され、鍛造という製造方法で他のペグより強いということをアピールしています。
鍛造・鋳造はどちらも金属を加工する方法ですが、強度や特性、値段が変わってきます。
鍛造
成型方法:金属を叩いたり圧縮したりして成型
特性:
・内部の細かな隙間がなく強度が高く、粘りもある
・複雑な形状や大量生産には不向き
鋳造
成型方法:金属を溶かし、型に流し込んで固める
特性:
・気泡などが入り強度にばらつきが出ることがある
・複雑な形状も作りやすく、大量生産に向き、コストも抑えられる
潰れにくい鍛造ペグが110円
鋳造と鍛造の違いを説明しましたが、ダイソー製品で比べてみると値段は一緒。
新製品は「鍛造ペグ」と書いてあるので、叩いたり圧縮して作った強度が高いペグなのでしょう。
それを確かめようとガンガン叩いたとしても、おそらくどちらも簡単には曲がりません。

ただ、鋳造ペグを何回もキャンプで硬い地面に繰り返し打ち込んでいると、先が丸くなってきたり、頭が潰れてきたりするんですよね。
それが鍛造だとおそらく潰れにくくなると思います。
それなのにダイソーだとどちらも安いという異常事態が起きていますね。

鋳造の勝ち目としては、蛍光のマーカーがついていることくらいでしょうか。

重さは、全く同じ長さと太さなら鍛造の方が重くなると思いますが、比べると従来品の方が太くなっています。
測ってみると従来品は127g、新型の鍛造は106gです。

よりスリムになって強度も保たれるのであれば、今までよりも進化したと言っていいのではないでしょうか。
ダイソーギア【2】USB式折りたたみ座布団 税込1,100円

続いての新アイテムは、USB式折りたたみ座布団です。
モバイルバッテリーで使えるあったか座布団

USB式のあったか座布団が出てきました。
折りたたみ式なので割とコンパクトで、広げたら座布団になるため、テントの中やシートの上はもちろん、アウトドアチェアに敷いてもよさそうですよね。
消費電力は10W、ヒーターの温度は55℃なので、モバイルバッテリーで使えます。

バンドは本体にくっついているので、なくなる心配がありません。

広げると座布団になります。そしてコードがありますので、モバイルバッテリーに繋ぐことができます。

繋いだ瞬間、電源が光りました。電源を入れてみると、待たなくてもすぐに暖かくなってきました。
思ったよりも暖かく、電気毛布の「中」ほどの温かさじゃないでしょうか。

ではアウトドアチェアの上に置いて使ってみましょう。
ポケットにモバイルバッテリーを入れてスイッチを入れてみると、めちゃくちゃ暖かい!

ちょっと寒い時期に、これがあるのとないのとでは大違いですね。
使うとお尻が暖かいので、アウトドアで使うとかなり快適になると思います。
自動停止機能付き

2時間ほど経ったところで、電源が消えていました。
ただモバイルバッテリーの残量はまだあるので、もう1回押したらまたつきました。
長く使っていると、自動的に消えるのかもしれません。

スイッチを押すたびにライトの色が変わって、温度調整ができるようでした。
ダイソーギア【3】シンサレートネックウォーマー 税込330円

続いてはシンサレートネックウォーマーです。お値段は税込み330円でした。
3M社コラボのネックウォーマー

ダイソーからシンサレートのネックウォーマーが登場です!
3M社とのコラボ商品ですが、筆者は初めて見たのですごいなと思って購入しました。
色はこのブルーとレッドと辛子色のものがありました。
3M社の有名な商品「シンサレート」が使われているんです。

シンサレートとは、一言で言えば薄くて軽いのに暖かい、3M社が開発した高機能素材です。
羽毛の毛の先と同じくらいの細さのマイクロファイバーが複雑に絡み合っているような素材で、そこに大量の空気を閉じ込めているので高い断熱性と保温性があると言われています。
一般的なポリエステルと比べると保温力は2倍あると言われていて、しかも薄いシート状なので嵩張りません。
また、羽毛と違って乾きやすいというメリットもあります。
3M社の本格的な商品には色々な種類がある中で、おそらくスタンダードなタイプが使われてるんじゃないかと思われますが、それでもこの値段で買えるならいいですよね。

使わない時は折りたたんでコンパクトに持ち運べます。

これで普通のネックウォーマーより保温性が高いとなると、秋冬のアウトドアシーンでもかなり役立つんじゃないかと思います。

実際につけてみました。
今日はそんなに寒くないので、つけているととても暑いです。
もっと寒くなったら真価を発揮してくれるのではないでしょうか。
ダイソーギア【4】センサー付きヘッドライト 税込550円

続いてはセンサー付きヘッドライトです。お値段は550円でした。
充電式でセンサー付きで破格のヘッドライト

ダイソーから充電式のヘッドライトが出ました。
400mAのリチウムイオンバッテリーを搭載、約1時間で充電ができて人感センサーを搭載しており、ハイとローの2段階で明るい方でも3.5時間持ちます。

そこそこ大きさはありますが、バンドはスリムなタイプです。

重さが46gとかなり軽く、角度の調整もしやすいし、USB充電ポートも付いています。

電源スイッチをつけてみると、結構明るいですよ。
もう1回押すと弱くなり、もう1回押すと点滅します。
暗闇の中でも十分すぎる明るさだと思います。

センサースイッチをちょっと押してみると、青く光りました。

暗闇でちょっと作業する時に、センサーモードに設定しておけば、めちゃくちゃいい!
実際に装着してみると、ボタンを指で探さなくてもかざすだけでついたり消えたりするから、便利なシーンはありそうですね。
センサーがついた充電式で、これだけ明るい高機能なヘッドライトが550円というのは、すごいのではないでしょうか。
ダイソーギア【5】吸熱マグカップ 税込1,100円

続いては吸熱マグカップです。お値段は税込み1,100円です。
猫舌さんにおすすめのマグカップ

「熱い飲み物が苦手な方に」ということで、早く冷めるマグカップなのかと思ったら、よく見ると「真空構造で温かさ長持ち」と書いてあります。
熱い飲み物やスープを入れた時に、23℃の環境では3分後に71.6℃に下がるそうなので、割と早く冷めるのでしょうね。

三層構造だからそこで吸熱して飲み頃の70℃前後に下げた後、今度は真空構造が働いてその温かさをずっとキープしてくれるという超高性能なマグカップですね。
猫舌の方は、一般的な真空マグだと熱いままで飲めない一方、早く冷めるタイプを使うと今度はすぐ冷たくなってしまう――そんな経験をした人も多いはずです。そこで今回、実際に試してみることにしました。

まず手に取って感じたデメリットは、重いです……。
三層構造で吸熱剤のようなものが入っているだろうから当然ですが、351gあります。
重めの陶器のマグカップぐらいありますので、そこがまず特徴ですね。
吸熱マグ・シングルマグ・真空断熱マグの温度変化を検証
同じ量の沸騰したお湯をそれぞれマグカップに入れていきます。

常温のシングルマグ、真空断熱のマグ、今回の吸熱マグで温度がどう変化するのか見ていきましょう。
| 吸熱マグ | シングルマグ | 真空断熱マグ | |
| 1分後 | 69℃ | 84℃ | 88℃ |
| 2分後 | 66℃ | 81℃ | 86℃ |
| 23分後 | 45℃ | 45℃ | 62℃ |
| 60分後 | 44℃ | 34℃ | 47℃ |
吸熱マグは、ある程度まで温度が下がると、その後の変化が急にゆるやかになります。一方、シングルマグはどんどん温度が下がり、真空断熱マグも時間が経つにつれて下がっていきました。

冷めやすさと保温性を両立した非常に面白い特性を持った、ダイソーの新製品マグカップでした。

猫舌の人には確かにいいかもしれませんね。
ダイソーギア【6】再生ポリエステル ショッピングバッグシリーズ

今回最後の購入品は、再生ポリエステルのショッピングバッグシリーズです。
厚みのある素材でアウトドアにぴったり

お値段は、小サイズが220円で、中サイズのが330円、大サイズが550円でした。
水に強そうな素材でおそらく少々濡れても大丈夫なんですよ。
防水ではないでしょうが、水をかけても中は全く濡れていません。

また、マチが付いていてとにかく大きいですよね。

大サイズには椅子などさまざまなアイテムがたくさん入ってります。肩掛けすれば、もう1つ荷物を持つことができますね。
厚みのある生地のため、キャンプ用品や薪を入れるなどの用途にいいのかなと思いました。
中くらいのサイズもなかなか大きくて、むしろ薪入れになりそうなサイズ感です。
中サイズに薪を入れて、大サイズにキャンプ用品を入れるという使い方でもいいですよね。
小サイズには、冷蔵が不要な食品を入れることもできます。


普段使い用にはもちろん、生地が厚くて水に強いのでアウトドアでの使用もあり!
便利なダイソーアイテムで冬に向けて準備しよう!

2025年秋のダイソーで見つけた、アウトドアで便利に使えそうな新作アイテムをご紹介しました。
鍛造ペグや充電式のヘッドライト、USB座布団も、キャンプブームの頃にダイソーから出ていたら大変なことになっていただろうなというアイテムばかり。
今後も100円ショップのアウトドア用品をチェックして、面白そうなものを見つけたらどんどんご紹介していきたいと思います!
最後までご覧いただきありがとうございました。
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