【レビュー】街にも雪山にも連れてって! DC Shoesの「GLAZE」が、アウトドアの頼れるパートナーでした。

ファッション

2025.11.11 投稿

【レビュー】街にも雪山にも連れてって! DC Shoesの「GLAZE」が、アウトドアの頼れるパートナーでした。

akihiro takeji

akihiro takeji

近年、ゴアテックス素材を使用した高機能スニーカーも増えていますが、デザインと機能性の両立で「普段もアウトドアも!」という一足を見つけるのは意外と難しいですよね。そんな悩める方たちに提案したいのが、アメリカ発のストリートブランド「DC Shoes(ディーシー シューズ)」から登場したアウトドア仕様のスニーカーブーツ「GLAZE」です。DC Shoesの名前は昔から知っていたものの、実は今回初めて足を通す筆者が、その実力をレビューします!

「おっ!」と思わせる! DC Shoesが本気で作ったアウトドア向けスニーカーブーツ

筆者撮影|GLAZE(グレイズ) 価格:¥15,950

DC Shoesといえば、スケーターやスノーボーダー御用達のストリートブランドというイメージを持っている人も多いでしょう。

筆者もそんなひとりです。そのDC Shoesが、過酷な環境下で使用されるスノーボードブーツの開発で培った技術を搭載したという今回の新作「GLAZE」。正直、「ストリートブランドがアウトドアに寄せるのね、どんなもんだろう?」と思っていましたが…実物を見て、触って、履いてみたら、そのクオリティに驚かされました!

筆者撮影

「GLAZE」の魅力は、ストリートブランドらしいクールなデザインと、高い防水機能や保温性、滑りやすい路面やトレイルでもグリップ力を発揮するアウトソールを装備した、ストリートからアウトドアまで対応できる高い機能性を両立している点。

そして深みのあるオリーブグリーンが、街中のアスファルトにもしっくりと馴染みます。

アッパーに使われている素材は、一見すると普通のレザーのようですが、よく見ると独特の質感があり、防水性も高そうです。ゴツゴツとしたアウトソールは、悪路でもしっかりとグリップしてくれそう。この色合いと、無骨ながらも洗練されたデザインが、おしゃれ心をくすぐります。

筆者撮影

Dカン(紐を通す金具)は、本格的な山靴を彷彿とさせる無骨さもあって、良い!

アッパーには、防水フィルムを施したライニングと、表・裏の両面に施した耐久性に優れた高品質な皮膜加工により、高さ4cmの水に浸かって6時間浸水を防ぐ防水性能を発揮。表面には独自の微細構造で水を反発する超撥水性を発揮し、シューズ全体をドライに保ちます。中底には、地面からの冷気を遮断しシューズ内部の保温性を高めるフォイル・ストローベルを搭載。

筆者撮影

軽量で通気性に優れた低反発インソールは、長時間の歩行でも足元を快適に保ちます。幅広設計なので、横幅が気になる人でも履きやすいはず! インソールを外してみると、インソールの下はアルミ仕様になっていることに気がつきました。これが熱を逃さず寒冷地で優れた保温性を発揮するのか~と納得!

筆者撮影

耐摩耗性に優れたアウトソールには、特殊なガラス繊維を配合した防滑ゴム素材を効果的なパターンで配置。これが濡れた路面でも滑りにくい秘訣で、防滑ゴム(赤い部分)を手で触ってみると、紙ヤスリのようにざらっとしています。このざらつきが、グリップ力を高めているんですね。雨の日特有の滑るような不安感とは無縁だと思います。

アウトドアライク(もちろん機能含め)なのに、街中での普段使いでも、そのスタイリッシュなデザインはコーディネートに合わせやすいでしょう。デニムやチノパン、カーゴパンツなど、どんなボトムスにも合わせやすいので、コーディネートに悩むこともありません。街での普段使いはもちろん、キャンプやハイキングなど、軽めのアウトドアアクティビティにも対応できる汎用性の高さが魅力となっています。

雨の日の憂鬱を吹き飛ばす。いざ、雨の街へ!

筆者撮影

10月某日。あいにくの雨模様でしたが、「GLAZE」の実力を試すには絶好の機会。と言うわけで、さっそく外へ。

足を入れてみると、足全体が優しく包み込まれるような感覚です。インソールには低反発素材が使われているので、履き心地も快適。これなら一日中歩き回っても疲れなさそう! しかも、アウトソールが高さ4cmもあるので、ちょっとだけ背が高くなった気分(笑)。

水滴がついてますが、払えば簡単に落ちます。踵部分にはWATERPROOFのタグも!

濡れたアスファルトの上を歩いてみると、ブランドが推しているポイントだけあって、グリップ力の高さもなかなかいい感じです。一般的なスニーカーだと滑ってしまいそうな場所でも、「GLAZE」はしっかりと地面を捉えて、安定した歩行をサポートしてくれます。

晴れの日はもちろん、雨の日でも違和感なく履けるのが良いところです。

雪上性能にも期待!

写真はブランドの公式HPからで、「GLAZE HI(グレイズ ハイ)」価格:¥17,600 出展元:ボードライダーズジャパン

今回は時期的に試すことは難しかったのですが、「GLAZE」は雪上での性能も追求されています。先ほどお伝えしたアウトソールが、雪道や凍結した路面でも高いグリップ力を発揮するとのこと。この冬、雪山へ履いて行くのが楽しみです!

DC Shoes 「GLAZE」で雨も雪もアクティブに!

筆者撮影

DC Shoesの「GLAZE」は、デザイン、機能性、価格のバランスが取れた、注目のスニーカーブーツ。街でもアウトドアでも、シーンを選ばずに活躍してくれるので、一足持っておくと重宝するかもしれません。

ショッピングの予定だったけど急遽変更して近郊のハイキングコースへ行ってみたり、少しぐらいの雨なら気にせずカフェまで足を伸ばしてみたり…。「GLAZE」を履けば、そんな風にフットワークが軽くなるかもしれませんね。この冬は、「GLAZE」を履いて、アクティブな毎日を楽しみましょう!

出展元:ボードライダーズジャパン

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