【ファミキャン革命】4人で囲めるIGT対応テーブル!ハイランダー新作『LIT TABLE WIDE』徹底レビュー

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2025.11.15 投稿

【ファミキャン革命】4人で囲めるIGT対応テーブル!ハイランダー新作『LIT TABLE WIDE』徹底レビュー

せじ

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ハイランダーの人気シリーズ「LIT TABLE」に、待望のファミリーサイズが登場!これまでソロ・デュオ向けだったサイズ展開に、4人で囲める大型モデルが加わりました。IGT対応、高さ調節機能、上質なデザインと、機能美を兼ね備えた「LIT TABLE WIDE」。ファミリーキャンプで実際に使ってみた使い勝手を詳しくレポートします。ファミキャンテーブル選びで迷っている方は、ぜひチェックしてみてください。

ファミキャン待望!ハイランダー「LIT TABLE 」がワイドにアップデート

筆者撮影

ハイランダーの人気テーブル「LIT TABLE」シリーズ、これまではソロやデュオ向けのサイズ展開でしたが、ついにファミリーで使える大型サイズが登場しました!

ソロ向けの「LIT TABLE MINI」、ソロ~デュオ向けの「LIT TABLE」も好評でしたが、「もっと大きいサイズがあれば…」という声に応える形で、4人でゆったり囲めるLIT TABLE WIDE」が仲間入りです。

ハイランダー「LIT TABLE WIDE」

  • 素材:アルミ(本体フレーム、バーナーデッキ)、ブナ(木製天板)、アルミ(ブラック:天板)、600Dポリエステル(収納袋)
  • 展開サイズ(LOW):約W126×D60×H45.5cm
  • 展開サイズ(MID):W140×D60×H62.5cm
  • 収納サイズ:W64×D51.5×H20cm
  • 重量:約8.25kg
  • 耐荷重:約30kg(全体)、約7kg(バーナーデッキ)
  • 価格:26,800円(税込)

これまでのシリーズからの変化点は?LIT TABLE WIDEの3つの注目ポイント

筆者撮影  ※木製天板・本体への熱の影響を避けるため、火器の使用時は金属製天板の併用を推奨します。

それでは、LIT TABLEシリーズの従来モデルと比べて、WIDEは何が変わったのか?ファミリー向けに進化したポイントと、LITシリーズ独自のギミックをチェックしていきましょう。

4人でゆったり囲める、ワイドな天板サイズ

筆者撮影

MINIの天板は約62cm×38cmでしたが、WIDEは約99.5cm×60cmに拡大。横幅が約38cm、奥行きが約22cmも広くなりました。

この広さがあれば、マルチグリドルパンやダッチオーブンを置いても余裕があるし、4人家族がそれぞれの食器やカップを並べても窮屈さを感じません。

しかも耐荷重は30kg。食材や調理器具をたっぷり載せても、びくともしない安定感があります。

【ロー⇔ミドル】2段階の高さ調節でスタイル自在!

筆者撮影

MINIは31.5cm(LOW)と45cm(MID)の2段階でしたが、WIDEは45.5cm(LOW)と62.5cm(MID)と、より高めの設計になっています。

LOWモードは、お座敷スタイルやローチェアと合わせて使うのにちょうどいい高さ。MIDモードなら、座面高35〜40cm程度のチェアと組み合わせると、立ったり座ったりの動作がラクになります。

高さ調節は、脚部のプッシュボタンを押してスライドするだけ。工具も必要なく、誰でも簡単に切り替えできるのが嬉しいポイントです。

IGT互換&ビルトインコンロで拡張性もバツグン

筆者撮影   ※木製天板・本体への熱の影響を避けるため、火器の使用時は金属製天板の併用を推奨します。

LITシリーズの大きな特徴は、IGT(アイアングリルテーブル)規格に対応していることに加えて、付属のバーナーデッキに、バーナーやコンロをビルドインができることです。

これがあることで、調理しながら食事もできるレイアウトが作れて、動線がかなり楽になります。

バーナーデッキも2段階の高さ調整ができるので、手持ちのバーナーやコンロの高さに合わせて微調整が可能。

さらに別売のオプション「エクステンションシリーズ」を取り付ければ、より使いやすく機能拡張もできてしまいます。

▼オプションアイテムは「LIT TABLE MINI」のレビュー記事内で分かりやすく紹介してます。

秋キャンプで実感!4人家族で使ってみたリアルな使いごこち

筆者撮影  

さて11月上旬の秋キャンプで、実際に『LIT TABLE WIDE』を使ってみました。ここからは、実際の使用シーンを詳しくレポートしていきます。

セッティングは簡単、到着後すぐに使える

筆者撮影

設営はとってもイージー。バッグから取り出して脚を広げたら、天板をはめ込んでいくだけ。

特に難しい手順もなく、到着してすぐにキャンプモードに入れるのは助かります。

バーナーデッキの安定感も心配なし

筆者撮影

付属のバーナーデッキにはカセットコンロ(イワタニ:タフまるJr.)をセット。

テーブルの真ん中で調理しながら、両サイドで食事ができるレイアウトにしてみました。

筆者撮影  

デッキの高さを調整することで、お鍋もちょうどいい位置に。グラつくことも無く安定感があります。

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バーナーデッキの耐荷重は7kg。重いダッチオーブンなんかも問題なしです。

夕食は家族で囲む熱々おでん!4人分の食事スペースもしっかり確保

筆者撮影  

夕食は家族4人でお鍋を囲みましたが、この天板の広さが想像以上に快適でした。

秋キャンプの定番メニュー、鍋料理をテーブルの真ん中にドンと置いても、圧迫感はまったくありません。

筆者撮影

それぞれのお箸や取り皿、飲み物を並べても十分なスペースがあります。

こんな使い方もアリ!2バーナースタイルにチャレンジ

筆者撮影  ※木製天板・本体への熱の影響を避けるため、火器の使用時は金属製天板の併用を推奨します。

翌朝の朝食タイムにはガラッとスタイルチェンジ。シングルバーナーとフラットバーナーを使って2バーナー仕様にしてみました。

筆者撮影  

右手にセットしたフラットバーナーでコーヒーのお湯を沸かし、中央のバーナーデッキにセットしたシングルバーナーでは、ホットサンドメーカーをじっくりと。

広々テーブルのおかけで、複数調理もスマートです。

朝はミドルスタイルで:高さ調節がストレスフリー

筆者撮影

朝はテーブルの脚を伸ばしてMIDモードにしてみたんですが、これがお家のダイニングに近い感覚で快適でした。

プッシュボタンを押してスライドさせるだけで簡単に高さが変えられるので、シーンに合わせて使い分けられるのは便利です。

せじ

立ったり座ったりとせわしないファミリーキャンプでは、この選べる高さ調節機能はありがたいですね。

シンプルで上質なデザインに惚れ惚れ

筆者撮影

キャンプ後に写真を見返すと、上質なデザインにおもわず見惚れてしまいました。

マット塗装のブラックフレームに、ブナ材の木製天板を組み合わせたデザイン。

派手さはありませんが、落ち着いた雰囲気でキャンプサイトによく馴染みます。

せじ

ライトアップされたゴールドのロゴプレートが高級感をより惹き立てますね。

【注意点】実際に使って分かった”隠れたデメリット”

筆者撮影

あらかじめ押さえておきたいのは、やはり約8.25kgとなる重量と収納サイズですね。

ファミリーサイズのワイドタイプとなると、さすがに女性一人で運ぶにはやや重たく感じるかもしれませんし、収納サイズもなかなかの存在感。

とはいえ、持ち運びしやすいトートバッグも付いているので、車の積載スペースさえ確保しておけば、そこまで心配は無用です。

せじ

コンパクトに分解収納はできませんが、そのぶん設営・撤収はあっという間です。準備や片付けを時短したい人とは相性抜群ですよ。

調理も食事もスムーズに!LIT TABLE WIDEで叶う、快適ファミリーキャンプ

筆者撮影

今回、家族4人で「LIT TABLE WIDE」を使ってみて感じたのは、「テーブルひとつで、こんなにキャンプの快適さが変わるんだ」ということでした。

広々とした天板に、家族それぞれの食器や飲み物を並べても余裕がある。真ん中で料理をしながら、みんなで「美味しいね」って顔を見合わせて笑える。

そんな何気ない瞬間が、このテーブルがあることで自然と生まれます。

ファミリーキャンプやグループキャンプが多い方、「調理をしながら、もっとゆったり使えるテーブルが欲しいな」と感じている方には、ぜひ手に取ってほしい一台です。

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