ロストルとは?おすすめ商品4選やキャンプで人気の理由、代用品を紹介

キャンプギア

2025.11.04 更新

ロストルとは?おすすめ商品4選やキャンプで人気の理由、代用品を紹介

サク

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キャンプで火起こしやバーベキューを楽しむ際に欠かせない道具「ロストル」。炭床としての役割や自作・代用方法、さらにおすすめ商品まで詳しく紹介します。100均アイテムや円形タイプの活用術も解説するので、初心者からベテランの方まで、ぜひ参考にしてください。

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ロストルとは?キャンプで活躍する万能アイテム

ロストルとは、焚き火台やグリルの中に敷いて使う金属製の台や網のことです。空気の通り道をつくり、炭や薪を効率よく燃やせるのが特徴です。

キャンプにおいて火力を安定させたり、調理を快適にしたりと幅広く活躍します。

ロストルの使い方

  • 炭床として使う
    焚き火台の底に敷き、炭や薪の燃焼を効率化する。火起こしがスムーズになり、焚き火台の保護にもつながる。
  • 焼き網として使う
    網目状のロストルは、そのまま食材を載せて調理が可能。シンプルにバーベキューを楽しめる。
  • 調理器具の架台として使う
    強度が高いため、ダッチオーブンや鍋、ケトルなど重量のあるクッカーを安定して置ける。

このように、ロストルは燃焼効率を高めるだけでなく調理の幅も広げる万能アイテムです。キャンプを快適に楽しむために、1枚用意しておくと安心です。

ロストルがキャンプで便利な理由3選

キャンプで焚き火や調理を楽しむ際、火加減を安定させることは大切です。その役割を支えるのがロストルです。

ここでは、ロストルがキャンプで重宝される理由を3つ紹介します。

火力が安定し調理がしやすい

ロストルを使う最大のメリットは、火力を安定させて調理ができる点です。

焚き火台やバーベキューグリルの底に敷くことで空気の通り道が生まれ、炭や薪が効率よく燃焼します。その結果、火力が弱まることなく一定の状態を保ちやすくなります。

肉を焼く場合は、火が均一に届くため焦げや生焼けを防ぎやすくなります。また、ダッチオーブンを使った煮込み料理でも安定した熱源を確保できるので、仕上がりにムラが出にくくなります。

このように、ロストルは調理を快適に行うために欠かせないアイテムです。

網や鍋を置いて調理に使える

ロストルの魅力は、調理器具を安定して置ける点にもあります。頑丈な作りのため、焼き網をのせて食材を直火で焼くことが可能です。

また、ダッチオーブンやスキレットなど重量のある調理器具を置いても歪みにくく、安心して料理を進められます。例えば焚き火台にロストルを敷き、その上で鍋を加熱すればスープや煮込み料理もスムーズに仕上がります。

さらに、底網としてダッチオーブン内部に敷けば食材の焦げつきを防ぐこともできます。

このようにロストルは焼く、煮る、蒸すといった幅広い調理法を支える実用的な道具です。

通気性がよく炭が長持ちする

ロストルを使うと、炭の燃焼時間をぐっと長くできるのが魅力です。

直接炭を置くと空気がこもって火が弱まりやすいですが、ロストルを敷けば下から空気が入り、炭がしっかり燃え続けます。そのため少ない炭でも長時間使え、バーベキューなら炭の継ぎ足し回数を減らせます。

焚き火でも薪がよく燃えて火力調整がしやすくなるので、調理や暖をとる時間を快適に過ごせます。キャンプのひとときをゆったり楽しむためにも、ロストルは心強い存在です。

ロストルの選び方のポイント

ロストルは、素材や形状、大きさなど選び方によって使い勝手が変わります。ここでは、ロストルの選び方のポイントを紹介します。

素材(ステンレス・鉄・鋳物)の違い

ロストルの素材はそれぞれに特性があり、使うシーンや目的によって選び方が変わります。

素材特徴メリットデメリット向いている使い方
ステンレス軽量で錆びにくい・焦げ付きにくく手入れが簡単
・持ち運びやすい
鉄より火力の伝わりが穏やか・公共交通機関やバイクでのキャンプ
・荷物を減らしたいソロキャンプ
熱伝導率が高い・食材に火が通りやすい
・頑丈で大型の鍋も安定
・水に弱く錆びやすい
・こまめな手入れが必要
・バーベキューやダッチオーブン料理
・調理を重視するキャンプ
鋳物厚みがあり重量感・保温性に優れ、長時間調理に最適・非常に重い
・持ち運びに不向き
・煮込み料理やじっくり火を通す料理
・オートキャンプ

このように素材ごとの特性を理解し、自分のキャンプスタイルに合ったロストルを選びましょう。

サイズ・形状(角形・円形)の選び方

ロストルを選ぶときは、サイズや形の違いを意識しましょう。

調理用として使うなら、食材や鍋より少し大きめを選ぶと安心です。スペースに余裕があれば、焼き上げた食材を端に置けるのも便利なポイントです。

焚き火台やバーベキューグリルで使う場合は、純正品を選ぶと安定して安心感があります。もし専用のものがなければ、本体より一回り小さいサイズを選ぶと収まりが良いでしょう。

角形は調理スペースを広く取りやすく、円形は焚き火台やダッチオーブンと相性が良い形です。

用途に合わせて選ぶことで、より快適にキャンプを楽しめます。

網の太さ・間隔による耐久性の差

ロストルは、網の太さや間隔によっても使いやすさが変わります。

重たいダッチオーブンや鉄鍋をのせるなら、しっかりした太めの網が安心です。細い網だと重さに耐えられず、歪んだり壊れたりする恐れがあります。

一方で、肉や魚、野菜を焼くときは、網目の間隔が狭いタイプが便利です。食材が落ちにくく、最後まで快適に調理できます。

耐久性を求めるなら太さを、食材を扱うなら間隔を意識すると、自分に合ったロストルが選べますよ。

バーベキューコンロでのロストル代用品|100均アイテムなど

ロストルが手元にない場合でも、身近なアイテムを代用品として活用できます。

特にバーベキューコンロでは、100均で販売されている焼き網やステンレスのトレーが便利です。これらを底に敷けば空気の通り道を確保でき、炭が安定して燃焼します。耐熱性のある金属製品なら十分代用可能ですが、薄い素材は変形しやすいため注意が必要です。

また、園芸用の金属ネットや古い魚焼きグリルの網を流用する方法もあります。専用ロストルほどの耐久性は期待できませんが、ちょっとしたバーベキューなら十分役立ちます。

▼ロストルの自作方法については、こちらの記事で詳しく紹介しています!

【100均DIY】ヘビーロストルを自作の網で代用!? ダッチオーブンのお供に

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キャンプで人気!おすすめロストル4選

人気ブランドから選りすぐりのおすすめロストルを4つ紹介します。キャンプスタイルに合ったロストルをぜひ見つけてください。

LOGOS(ロゴス)|ピラミッド・アイアンロストル

焚き火をより快適に楽しむために設計された鋳鉄製のロストルです。ピラミッドTAKIBIや篝火にセットでき、燃焼効率を高めつつ不完全燃焼を防ぎます。頑丈な作りで長く使えるのも魅力です。

おすすめポイント

  • 鋳鉄製で高温でも歪みにくく、焚き火台の耐久性を大幅にアップ
  • ブラックカラーで汚れが目立ちにくく、手入れも楽にできる

CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)|角型ダッチオーブン用ロストル

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料理の仕上がりをワンランク上げる便利なアイテムです。鉄製で耐久性があり、UG-3063角型ダッチオーブンにぴったり合う設計になっています。余分な脂を下に落とすことでヘルシーに調理でき、焦げ付きも防げるのが魅力です。

おすすめポイント

  • 余分な脂を落とし、ヘルシーかつ香ばしい仕上がり
  • 鉄製クロムめっきで耐久性が高く、お手入れも簡単

Snow Peak(スノーピーク)|炭床Pro

Snow Peak(スノーピーク)
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焚き火台の燃焼効率を高めるために設計された鋳鉄製のオプションアイテムです。底上げ構造によって空気の流れを確保し、薪や木炭を効率よく燃焼させます。これにより燃料の消費を抑えながら、安定した火力を維持できるのが特徴です。

おすすめポイント

  • 鋳鉄製で頑丈、長時間の焚き火にも安心して使える
  • 木炭や薪の無駄を減らし、効率よく火を維持できる

UNIFLAME(ユニフレーム)|ファイアグリル ラージヘビーロストル

ユニフレーム(UNIFLAME)
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丈夫さを求めるキャンパーにぴったりのアイテムです。直径5mmのステンレス無垢棒を使っており、焚き火の高温にも耐えられる安心の強度があります。焚き火調理はもちろん、重たいダッチオーブンを載せても安定感があり、安心して料理を楽しめます。

おすすめポイント

  • 極太ステンレス素材で耐久性が高く長く使える
  • ダッチオーブン調理にも使える頼れる設計

まとめ|ロストルでキャンプをもっと快適に

ロストルは火力を安定させ、調理の幅を広げる便利アイテムです。専用品から代用品まで選択肢は豊富なので、自分のスタイルに合ったロストルを選んでキャンプをより快適に楽しみましょう。

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