キャンプやアウトドアでテントやタープを設営する際に欠かせないアイテムが「ペグ」です。なかでもアルミペグは、軽量性と扱いやすさから多くのキャンパーに愛用されています。しかし、ひと口にアルミペグといっても種類はさまざま。「どれを選べばいいのかわからない」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。そこで本記事では、アルミペグのメリット・デメリットから選び方のポイント、用途別のおすすめモデルまでをわかりやすく解説します。
- アルミペグが選ばれる理由
- アルミペグは最強?メリットとデメリットを徹底比較
- アルミペグの選び方ガイド
- 使い方別・おすすめアルミペグ9選
- アルミペグを保管するならペグケースがおすすめ
- まとめ|自分に合ったアルミペグを選んで快適キャンプを楽しもう
※本記事には、プロモーションが含まれています。
アルミペグが選ばれる理由

キャンプで使われるペグには、スチール製やチタン製などさまざまな素材があります。そのなかでもアルミペグは、多くのキャンパーに選ばれている定番アイテムのひとつです。
最大の魅力は「軽量性」。スチール製やチタン製と比べて携行しやすく、荷物を減らしたいソロキャンプや縦走登山では特に恩恵を感じられます。
さらに「耐食性の高さ」もポイント。雨や湿気にさらされても錆びにくく、メンテナンスの手間が少ないのはうれしい点です。加えて「コストパフォーマンスの良さ」も魅力で、初心者からベテランまで幅広い層が導入しやすい素材といえるでしょう。
こうした理由から、アルミペグは汎用性の高い定番ペグとして支持されています。
アルミペグは最強?メリットとデメリットを徹底比較

アルミペグは万能に見えますが、得意な場面と苦手な場面があります。購入前に特性を正しく理解しておくことが大切です。
アルミペグのメリット
アルミペグの主なメリットは以下のとおりです。
アルミペグのメリット
- 軽量性:スチール製やチタン製より軽く、持ち運びがラク
- 耐食性:錆びにくく、長期間使用しやすい
- 価格の手頃さ:比較的安価で導入しやすい
- バリエーションの豊富さ:形状・長さの選択肢が多い
- 扱いやすさ:初心者でも扱いやすい重量と設計
コストを抑えたい初心者はもちろん、軽量化を重視するバックパッカーにもおすすめです。
アルミペグのデメリット
一方で、以下のような弱点もあります。
アルミペグのデメリット
- 曲がりやすい:強く打ち込むと変形しやすい
- 硬い地面に弱い:砂利や硬土では力不足になりやすい
- 保持力の限界:強風時は抜けやすい場合がある
- 熱を持ちやすい:夏場や焚き火周辺では高温になりやすい
- 塩分・酸に弱い:海辺では腐食リスクに注意が必要
近年は素材改良により強度が向上したモデルも増えていますが、過酷な環境ではスチール製などとの併用がおすすめです。
アルミペグの選び方ガイド
アルミペグ選びでは、以下の4つのポイントを意識すると失敗しにくくなります。
・見つけやすさ・収納性
・長さ・本数
・形状
・素材と表面加工
長さ・本数で選ぶ
アルミペグの長さと本数は、テントサイズやキャンプスタイルによって決まります。使用シーンに合った長さのものと適切な本数を用意することで、設営の安定性と携行性の両立が可能です。
ソロテント
15〜20cmを10本以上が目安。強風対策用に30cm前後の長めペグを数本用意すると安心です。
ファミリーテント
25〜30cm以上を20本以上用意するのが理想。安定性重視なら30本以上あると安心です。
形状で選ぶ
アルミペグの形状は、地面の性質と保持力に大きく影響する重要な要素です。それぞれの形状特性を理解することで、キャンプ場の地形に最適な選択が可能になります。
| 形状 | 特徴 | 適用地形 | 保持力 |
| 丸棒(ピン)型 | シンプルで打ち込みやすい。石に弱い。 | 柔らかい土、芝生。石がなければどこでも使用可能。 | やや弱い |
| X・Y字型 | 抜けにくく、汎用性が高い。スタッキングできない。 | 柔らかい地面。硬い地面でもU・V字よりも強度がある。 | 高い |
| U・V字型 | V字ペグは鋭利で刺さりやすい。スタッキングできる。 | 砂浜、柔らかい地面。U字は砂浜での固定力に優れている。 | やや高い |
| スクリュー型 | 雪上やぬかるんだ地面に最適。基本的にハンマー不要。 | 砂浜、ぬかるんだ地面、雪上。 | 非常に高い |
初心者には汎用性が高く、保持力も高いV字型やX・Y字型のペグがおすすめ。多様な地形に対応でき、失敗が少ない安全な選択肢になります。
素材と表面加工で選ぶ
アルミペグの素材と表面処理は、強度・耐久性・価格に直結する重要なポイントです。使用頻度と予算に合わせて選ぶことで、より満足できるペグを見つけられます。
素材や表面加工の違いによって性能差があるため、自分のスタイルに合った仕様を選びましょう。
主要素材の比較
下記の表はアルミペグとして販売されている主要素材の比較になります。
| 素材 | 特徴 | 強度 | 価格 |
| 純アルミニウム(1000系合金) | 純粋なアルミニウム。強度はやや低いものの、非常に軽量。 | やや低い | 非常に安価 |
| ジュラルミン(A2017) | アルミニウムに銅とマグネシウムを添加した合金。純アルミニウムよりも軽量性と強度に優れている。耐食性はやや劣る。 | 高い | 比較的安価 |
| 超ジュラルミン(A2024) | ジュラルミンと同様の素材を添加した合金。ただし、添加量が異なる。ジュラルミンをさらに高強度にしたアルミニウム合金。 | やや高い | 高い |
| 超々ジュラルミン(A7075) | アルミニウムに亜鉛やマグネシウム、銅などを添加した合金。アルミニウム合金の中で最も高強度。航空機や機械の主要部品に採用されている。ただし、耐食性が悪い一面も。 | 非常に高い | 非常に高い |
純アルミニウムは価格面がリーズナブルな一方、強度がやや低く、曲がったり折れたりしやすい一面を持ちます。しかし、ジュラルミンや超ジュラルミンなどの「アルミニウム合金」を使用したアルミペグの場合、強度が高いため曲がりにくく、快適に使用しやすい点が魅力。
さらに、超々ジュラルミンはアルミニウム合金の中でも最高水準の強度を誇ります。そのため、使用中の曲がりや折れが心配だという人は、ジュラルミン以上のアルミニウム合金を使用したアルミペグがおすすめです。
表面加工の比較
アルミペグに使用される表面加工は主に下記の通りです。
| 表面加工の種類 | 特徴 |
| アルマイト加工 | アルミニウムの表面に電気化学的処理を施し、酸化被膜を生成する加工。耐食性と耐久性が向上する。 |
| 黒電着塗装 | 黒い塗料を均一に付着させることで、防錆性や耐食性、耐久性を向上させる加工。直射日光や紫外線に長時間あたると劣化する可能性がある。 |
| クロームメッキ塗装 | クロムメッキのような美しい光沢を再現する加工。耐久性が向上する。 |
アルマイト加工は、アルミニウムの表面に酸化皮膜を形成する表面処理技術で、耐食性と耐久性を大幅に向上させます。
また、黒電着塗装は防錆性や耐食性の向上に期待できますが、直射日光をはじめとする紫外線に弱いため、夏場の使用などでは劣化しやすい点に注意が必要です。さらに、クロームメッキ塗装は美しい光沢と耐久性を得られる加工で、デザイン性を追求する人に向いています。
見つけやすさ・収納性で選ぶ
アウトドアを楽しむ中で、ペグ紛失は頻繁に起こるトラブルの一つです。特に暗闇での撤収時や風の強い日では、軽量なアルミペグを紛失してしまうというケースも少なくありません。そこで、視認性と収納性の工夫がポイントになります。
下記の表では視認性や収納性を向上させるために便利なアイテムをまとめているので、ぜひ参考にしてください。
| 視認性・収納性を向上させる便利アイテム | メリット | 適用シーン | 注意点 |
| 反射材付きロープ(テープ) | 暗闇でも発見しやすい。 | 夜間撤収、日の出前出発。 | ロープの劣化に注意。 |
| スタッキング機能付きアルミペグ | 携行時や撤収時にコンパクトにまとめられる | 携行時、撤収時。 | 変形するとまとめにくいため、打ち込み方に注意。 |
| 専用ケース付き | 紛失防止と他ギア保護 | 全てのシーン | やや重量と保管サイズが増加。 |
使い方別・おすすめアルミペグ9選

ここからは用途別に厳選したアルミペグを紹介します。
ソロキャンプの軽量化から、ファミリーキャンプでの安定性まで、あらゆるニーズに対応できるラインナップを揃えました。
ソロ・軽量重視
軽量化を最優先に考えるソロキャンパーやバックパッカーには、携行性に優れた製品がおすすめです。
重量を抑えながらも必要十分な強度を確保した、バランスの良いペグがぴったり。
Nordisk Aluminium Nail
デンマークの老舗アウトドアブランドNordiskが手掛ける、軽量性に特化したアルミペグです。1本あたり約10gという軽さを実現していますが、しっかりとした保持力が魅力。
形状は釘型で、地面に刺さりやすく、柔らかな地面に真っ直ぐ挿入しやすい特徴を持ちます。長さは16cmとソロテントの使用にちょうど良いサイズ感です。
Nordisk Aluminium Nail スペック
- 参考価格:3,300円(税込)
- 付属本数:6本
- 形状:釘型
- 長さ:16cm
- 主要素材:アルミ製
- 表面加工:-
- 重量:約10g/1本
キャプテンスタッグ セブンカラーズ ジュラルミンペグ18cm UA-4505
コストパフォーマンスに優れた国産ブランド、キャプテンスタッグのアルミペグです。一般的なアルミニウムよりも強度を高めたジュラルミンを使用したY字型のペグになります。初心者にも扱いやすい点が魅力。
また、18cmという長さもソロテントに最適なサイズ感で、軽量性にも優れています。カラフルな色合いを採用することにより、紛失リスクも軽減できる優れものです。
キャプテンスタッグ セブンカラーズ ジュラルミンペグ18cm UA-4505 スペック
- 参考価格:2,420円(税込)
- 付属本数:7本
- 形状:Y字型
- 長さ:16cm
- 主要素材:ジュラルミン
- 表面加工:アルマイト加工
- 重量:約13g/1本
Coleman ジュラルミンYペグ18cm 170TA0026
人気アウトドアブランド「Coleman」が販売している、軽量かつ強度に優れたジュラルミン素材を採用したY字型ペグです。石混じりのやや硬い地面でもしっかり打ち込める設計。
優れた強度はもちろん、18cmの長さはソロキャンプに最適です。1セット6本入りなので最低2セット用意する必要がありますが、ジュラルミンを使用したアルミペグの中ではコスパにも優れていておすすめ。
Coleman ジュラルミンYペグ18cm 170TA0026 スペック
- 参考価格:1,760円(税込)
- 付属本数:6本
- 形状:Y字型
- 長さ:18cm
- 主要素材:ジュラルミン
- 表面加工:-
- 重量:約17g/1本
ファミリー・強風対策重視
大型テントや強風対策を重視するファミリーキャンプには、保持力と耐久性に優れた製品が必要です。
軽量性よりも安定性を重視した、頼りになるペグを厳選しました。
ユニフレーム ジュラパワーペグ250 No.682326
ユニフレームが誇る超強力アルミペグの決定版で、25cmの長さと超々ジュラルミン素材により抜群の保持力を発揮します。高い強度を持っているため、柔らかい地面に限らず、硬い地面にも刺しやすい点が魅力です。さらに、焼き入れ・平打ち加工による強度アップや、打ち込み時の力のロス軽減を目的とした曲げ加工も特徴になります。
また、重量は1本あたり約39gで一般的なアルミペグと比較するとやや重めになりますが、それでもチタン製やスチール製よりも軽量。ファミリーテントもしっかり固定してくれることはもちろん、強風にも負けない保持力に期待できます。
ユニフレーム ジュラパワーペグ250 No.682326 スペック
- 参考価格:440円(税込)
- 付属本数:1本
- 形状:ピンペグに近い形状
- 長さ:25cm
- 主要素材:超々ジュラルミン
- 表面加工:-
- 重量:約39g/1本
QUICKCAMP アルミペグ アルミ合金 超ジュラルミン製 30cm QC-APG30 BK
アルミペグの中でも人気が高い、アルミニウム合金「超ジュラルミン製」の30cmペグ。1本約70gと携行性に優れた重量と、錆びにくく耐久性に優れている点が最大の魅力です。さらに、収納袋付きなので携行しやすく、他のギアを傷付ける心配もありません。
また、長さも30cmと十分なサイズ感になるので、ファミリーテントや強風対策としての役割も果たしてくれます。肉厚で抜けにくく、曲がりにくいアルミペグを探している人に最適です。
QUICKCAMP アルミ合金ペグ 30cm QC-APG30 BK スペック
- 参考価格:2,400円(税込)
- 付属本数:8本
- 形状:X字形状
- 長さ:30cm
- 主要素材:超ジュラルミン
- 表面加工:-
- 重量:69g/1本
Freell アルミペグ 軽量ジュラルミン製 Y字型ペグ23cm
初心者にも扱いやすいY字型のアルミペグで、人気のジュラルミン製になります。深く打ち込んでも抜けにくい堅牢構造が魅力です。赤と青のカラフルなアルマイト加工は、鮮やかでおしゃれな見た目を楽しめることはもちろん、優れた視認性も確保。
また、収納袋とペグロープ付きで利便性も高く、ファミリーテントやタープの固定にも安心な20本セットになります。大容量かつ、コスパ面でも優れているため、予備ペグとしてもおすすめです。
Freell アルミペグ 軽量ジュラルミン製 Y字型ペグ23cm スペック
- 参考価格:2,080円(税込)
- 付属本数:レッド10本+ブルー10本=合計20本
- 形状:Y字型
- 長さ:23cm
- 主要素材:ジュラルミン
- 表面加工:アルマイト加工
- 重量:18g/1本
難地形・強度重視向け
特殊な環境や過酷な条件下でのキャンプには、より優れた強度に設計されたアルミペグがおすすめです。
砂地や雪上などの難しい地形にも対応する、優れた強度を持つアルミペグをご紹介します。
SEA TO SUMMIT グラウンドコントロールライトテントペグ
オーストリア発の技術力で、さまざまな地形に対応できる万能型アルミペグです。通常のアルミやジュラルミンよりもさらに高強度な「超々ジュラルミン」を採用しているため、通常のペグでは対応しにくい場所でも確実な固定を実現します。
また、軽量性にも優れているので、キャンプシーンはもちろん、登山やアドベンチャー系アウトドアにも最適。荷物の重量を減らしつつ、アルミペグの強度も妥協したくない人におすすめです。
SEA TO SUMMIT グラウンドコントロールライトテントペグ スペック
- 参考価格:2,310円(税込)
- 付属本数:6本
- 形状:Y字型
- 長さ:15cm
- 主要素材:超々ジュラルミン
- 表面加工:-
- 重量:7g/1本
MSR サイクロンステイク
MSRから販売されているアルミペグで、主要素材は「超々ジュラルミン」です。1本あたりの重量は約35gと比較的軽量。ペグを固定しにくい砂浜でも対応できる一方で、柔らかい地面からやや硬い地面まで対応できるため、幅広いシーンで活躍に期待できます。
また、長さも25cmあるので、十分な保持力があります。テントを固定するために必要な本数用意するとやや重くなってしまいますが、さまざまな環境に対応できて、保持力に優れたアルミペグを求めている人におすすめです。
MSR サイクロンステイク スペック
- 参考価格:1,100円(税込)
- 付属本数:1本
- 形状:螺旋型(Y字型をねじった形状)
- 長さ:25cm
- 主要素材:超々ジュラルミン
- 表面加工:-
- 重量:35g/1本
AnyGear 7075 アルミペグ アルミテントステーク 15個パック
航空グレードの7075アルミ合金である「超々ジュラルミン」を採用したアルミペグで、圧倒的な強度と軽量性を両立しています。Y字型構造で柔らかい地盤から硬地まで優れた固定力を発揮し、3か所のラッチポイントで複数ガイラインの取り回しにも便利です。
また、夜間でも見失いにくい反射コード付きなので、紛失対策として機能します。15本セットで購入できるため、ソロテント用であれば買ってすぐに使えて便利です。
AnyGear 7075 アルミペグ アルミテントステーク 15個パック スペック
- 参考価格:5,223円(税込)
- 付属本数:15本
- 形状:Y字型
- 長さ:約18cm(7インチ)
- 主要素材:超々ジュラルミン
- 表面加工:-
- 重量:14g/1本
アルミペグを保管するならペグケースがおすすめ

アルミペグをむき出しで収納すると、ギアの破損やケガの原因になることもあります。専用ケースを使えば安全性と収納性が向上し、ペグの寿命も延ばせます。
低コストで導入できるアイテムなので、ぜひ併せて用意しておきましょう。
まとめ|自分に合ったアルミペグを選んで快適キャンプを楽しもう

アルミペグ選びで大切なのは、自分のキャンプスタイルと使用環境に合ったモデルを選ぶことです。
- ソロキャンプ:軽量性重視
- ファミリーキャンプ:保持力重視
- 難地形:高強度モデル
今回紹介した9製品はいずれも実用性の高いモデルばかり。用途や予算に合わせて、自分に最適な一本を見つけてください。
アルミペグの軽さと携行性を活かして、より快適で安全なキャンプを楽しみましょう。
























