ロゴスの2026年新製品展示発表会に今年も潜入!今回の展示会では、なんと100点を超える新製品が勢ぞろい。その中でも注目は、電気の力でキャンプをもっと快適にする「エレキャンシリーズ」。安全で扱いやすく、機能性にも優れた最新アイテムが多数登場しました。一部の商品は2025年9月から順次発売予定。これからのキャンプは、もはや“電気ナシ”では語れないかも?
※本記事で紹介する商品は開発段階のため、販売時には仕様が変更される可能性があります
- 電気の力でキャンプをもっと快適に。ロゴスの新シリーズ「エレキャン」に注目
- 冷房も除湿もこれ一台!「(野電)エレキャン・エアコン -BF」の快適さがヤバい!
- キャンプも車中泊もこれ一台!使いやすさ◎の「(野電)エレキャン・冷凍冷蔵庫 16-BF(-20℃/20℃)」
- 仕切って使える“二刀流”保冷保温庫!「(野電)エレキャン・温冷/冷凍庫 27-BF(-20℃/60℃ ホイール)」
- キャンプでアイスが食べられる!-30℃対応の「(野電)エレキャン・凍結冷凍冷蔵庫 25-BF (-30℃/20℃ 2ドアホイール)」
- 火を使わずここまでできる!減煙・蒸し焼き・移動式の「(野電)エレキャン・エレグリル PRO」
- 手軽に持ち出せる軽量BBQグリル!「(野電)エレキャン・ファミリーエレグリル」
- 干物だけじゃない!ドライフルーツやジャーキーも作れる「(野電)エレキャン・HIMONO フードドライヤー」
- 軽い・静か・明るい!吊るして使える「野電 キャンプシーリングファン -BF」
- 快適さはここまで進んだ!2026年注目ギアはまだまだあります
電気の力でキャンプをもっと快適に。ロゴスの新シリーズ「エレキャン」に注目

電気を使ったアウトドアギアは、もはや特別な存在ではありません。LEDランタンや扇風機など、火や燃料を使わずに安全・手軽に扱えるアイテムは、今やキャンプの必需品。
そんな電動ギアを積極的に取り入れた新シリーズが、ロゴスが提案する「エレキャン」です。これまで展開してきた「野電(やでん)」シリーズをパワーアップさせ、ラインナップを拡充。
キャンプ場から防災まで、幅広く活躍する“電気を味方にした”スタイルを打ち出しています。今回の展示会では、そんなエレキャンをはじめとする100点超の新作がずらり。
ここからは、会場で見かけた注目ギアをたっぷりとご紹介していきます。
冷房も除湿もこれ一台!「(野電)エレキャン・エアコン -BF」の快適さがヤバい!

まずは今回の目玉商品。アウトドアで使える持ち運び可能なポータブルエアコン、「(野電)エレキャン・エアコン -BF」の登場です!
灼熱のキャンプ場で「持ち運びできる実用的なエアコンがあれば、真夏でも快適なキャンプができるのに」と妄想していた皆様、これがあれば熱帯夜でもぐっすり快眠できること間違いなしですよ!

ちなみにこちらは、ダクトを導入しやすい通気口が作られた新テント「neos プラトーワイドルーム L-BF」にエアコンを設置したところです。
2ルームテントのリビングにエアコンを設置し、冷えた空気をインナーテント内へ。排気ダクトは外に伸ばせる設計です。
エアコンなのでドレン水は出ますが、2ルームテントの土間部分で使えば、そのまま地面に流せて便利です。とはいえ、テント内に多少の水分がつくこともあるので、バケツなどに溜めてから捨てるのが安心かもしれません。
ちなみに一定時間、ドレン水をエアコン内のタンクに溜めておけるモードもあり、タンクがいっぱいになったら自動停止します。溜めておける時間はモードにもよりますが、冷房の強モードで2〜3時間くらいとのことです。

設定可能温度は16℃〜30℃。100V電源で動作し、消費電力は600W。ポータブル電源でも使えますが、昼間から稼働させたい場合は大容量の電源が必要になります。そう考えると、電源付きサイトでの使用がベストでしょう。

こちらの小さいテントで、実際に「(野電)エレキャン・エアコン -BF」の冷房運転を体験できました。かなり強力な風量がありまして、小さいサイズのテント内はひんやり。キャンプに限らず、夏の屋外イベントなどでも活躍することでしょう。
暑さも含めて自然を楽しむのがキャンプではありますが、少しでも快適な方が良いのは間違いないですよね。真夏もキャンプしたいヘビーキャンパーさんは要チェックです!
キャンプも車中泊もこれ一台!使いやすさ◎の「(野電)エレキャン・冷凍冷蔵庫 16-BF(-20℃/20℃)」

写真左側のベージュ色ボディのボックスが、「(野電)エレキャン・冷凍冷蔵庫 16-BF(-20℃/20℃)」です。最大冷却能力-20℃の、持ち運びしやすいコンパクトサイズの冷凍庫。冷蔵もこれ1台で対応可能。

容量16L、重量は8.8kgと手軽に持ち出しやすい商品です。大きすぎず小さすぎず。車移動が多い方やプロドライバーさんにとっては、車内常備用としてもちょうどいいサイズ感ではないでしょうか。
電源は100Vに加え、DC12V/24Vにも対応。消費電力はわずか60Wと省エネ設計なので、ポータブル電源でも安心して使えます。
仕切って使える“二刀流”保冷保温庫!「(野電)エレキャン・温冷/冷凍庫 27-BF(-20℃/60℃ ホイール)」

続いてご紹介するのは、保冷と保温が同時に使えるというユニークなアイテム、「(野電)エレキャン・温冷/冷凍庫 27-BF(-20℃/60℃ ホイール)」です!

なんとこのモデル、モードを切り替えるのではなく、左右で別々の温度設定が可能。仕切り板を挟んで片側は保冷…反対側は保温…といった使い方ができる、すごいやつなんです。
容量は片側12Lずつ、合計24L。仕切り板を外せば27Lの大容量としても使用可能。重量は14.5kgと少々重くなりますが、持ち運びしやすいよう大きなハンドルとホイールが付いているのもポイントです。
キャンプでアイスが食べられる!-30℃対応の「(野電)エレキャン・凍結冷凍冷蔵庫 25-BF (-30℃/20℃ 2ドアホイール)」

こちらは冷凍性能に特化したモデル、「(野電)エレキャン・凍結冷凍冷蔵庫 25-BF (-30℃/20℃ 2ドアホイール)」です。最大で-30℃まで設定できるパワフル仕様は、小型のポータブル冷凍庫としてはかなり珍しいレベル。

庫内はメイン22L+サブ3Lの2室構造。片側には凍らせたくない飲み物などを入れて、もう片側ではアイスクリームをカチカチに凍らせるなんて使い分けもOK。保冷剤の再凍結も行えます。
火を使わずここまでできる!減煙・蒸し焼き・移動式の「(野電)エレキャン・エレグリル PRO」

炭の火おこしは不要。電気の力で手軽に本格BBQが楽しめるのが、こちらの「(野電)エレキャン・エレグリル PRO」です。ホイール付きで移動もラクラク。左右には便利なテーブルも装備しています。

そして注目はフタ付き構造。蒸し焼きや分厚いお肉のじっくり調理もお手のものです。さらに工夫がありまして、焼いた煙が出にくい設計になっています。

鉄板プレートの下に余分な油を流して溜めておける場所がありまして、これが減煙にひと役買っているんですね。「煙が少ない=都会でも使いやすい」ということで、ベランダやお庭でのガーデンBBQにもぴったりな一台です。
手軽に持ち出せる軽量BBQグリル!「(野電)エレキャン・ファミリーエレグリル」

続いてご紹介するのは、エレグリル PROよりやや小型のモデル、「(野電)エレキャン・ファミリーエレグリル」です。
焼きプレートがひと回りコンパクトで、ホイールや左右のテーブルは省かれていますが、本体重量は「エレグリル PRO」の約半分とぐっと軽量化。キャンプに持ち出すなら、こちらの「ファミリーエレグリル」のほうが使いやすいかもしれません。

左右のテーブルはありませんが、本体にはトレイが付属しており、調理道具や調味料を置くのに便利。

こちらのモデルにも鉄板の穴から余分な油を落とし、煙を抑える構造がしっかり採用されています。本格BBQの楽しさはそのままに、より手軽&気軽に使える一台としておすすめです。
干物だけじゃない!ドライフルーツやジャーキーも作れる「(野電)エレキャン・HIMONO フードドライヤー」

アウトドアでも本格的な干物づくりが楽しめるのが、「(野電)エレキャン・HIMONO フードドライヤー」です。温風を食材に浴びせることで、天日干しよりも短時間で効率よく乾燥。
天候に左右されず、いつでも安定した仕上がりが期待できます。

トレイは5段重ね仕様で、たっぷり食材をセット可能。すべて透明なトレイなので、乾燥の進み具合もひと目でチェックできます。
干物の魚はもちろん、ビーフジャーキー、ドライフルーツ、野菜チップスなどアイデア次第でいろいろ楽しめる一台。油を使わない健康的なおやつ作りにいかがでしょう?
軽い・静か・明るい!吊るして使える「野電 キャンプシーリングファン -BF」

ラストを飾るのは、蓄電式のコンパクト扇風機、「野電 キャンプシーリングファン -BF」です。持ち運びがラクなサイズと重さでありながら、しっかり風量も確保した絶妙なバランス設計。

370gと軽量なため、テントの天井から吊るして使うことができます。冬場はサーキュレーターにもなりますね。
ライトも内蔵しているうえ、最長15時間の動作が可能。夏も冬も、あるとうれしい通年ギアですよ!
快適さはここまで進んだ!2026年注目ギアはまだまだあります

電気を使ったロゴスの「エレキャン」シリーズ、どれも便利で魅力的なアイテムばかりでしたね!
中でもポータブルエアコンは、「夏のキャンプはとにかく暑いもの」という固定観念をくつがえす存在。これまで集客が難しかった盆地のキャンプ場などでも、きっと喜ばれるのではないでしょうか。
冷凍・冷蔵庫の登場は、連泊キャンプにおける“保冷問題”の解決策としても注目。自然を楽しむところは楽しみつつ、電気の力で、ムリなく楽しめるキャンプを!
次回記事ではエレキャンシリーズ以外の、2026年度の新製品をご紹介します!