能登の職人魂が宿る。ふくべ鍛冶のアウトドアナイフ「TAFU」が一般販売開始!

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2025.07.31 更新

能登の職人魂が宿る。ふくべ鍛冶のアウトドアナイフ「TAFU」が一般販売開始!

aki

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明治41年創業、石川県能登半島の鍛冶工房「ふくべ鍛冶」。100年以上にわたり、漁師や農家を支える刃物を作り続けてきました。そんな歴史ある工房から、満を持してアウトドアナイフ「TAFU」が誕生! 昨年、クラウドファンディングで1000万円を超える支援を集めた注目の逸品が、ついに一般販売を開始しました。

※本記事はプロモーションを含みます。

能登半島地震を乗り越え、生まれた「一生モノ」

「TAFU」のルーツは、狩猟民族アイヌが愛用した短刀から能登へと伝わった「マキリ」。道具文化が息づく蝦夷の地より北前船によって能登半島へと伝播されたと言われています。能登の漁師たちが腰に携える小刀として、シンプルでタフ、そして抜群の使いやすさが追求されてきた道具です。

ふくべ鍛冶は創業以来、このマキリを鍛造し続け、能登の暮らしを支えてきました。他の地域では、網やロープを切ったり、魚を捌いたりする海の万能包丁を指しますが、海と山が接している能登半島では、海だけでなく内陸部でも使われていたのが特徴です。

このナイフ、和包丁では珍しい両刃を採用。これは、漁業の場面で魚の頭や身を素早く綺麗に捌く歴史を持った「マキリ」の特徴を受け継いだもの。刃には、日本刀製造技術にも通じる「安来鋼 青紙2号」を贅沢に使用。切れ味鋭く粘りがあり、刃こぼれしにくいのが特徴です。鋼と地金を三枚合わせにすることで、研いで小さくなるまでずっと切れ味が持続するんだとか。

サイズは全長27.5cm(刃渡り13.5cm)、重量は210g。薪割りから調理、フェザースティック作り、着火まで、これ一本であらゆる作業をこなせるんです。キャンプはもちろん、地震などでさまざまな環境が整備されていない状況下、何か物を切ったり開けたりするなど災害時の備えとしても頼りになる存在。まさに一生モノです。

気になるお値段は、税込44,000円。決して安くはないけれど、セット内容はTAFU本体、栃木レザーケース、マグネシウム棒(着火用)、防錆シート、説明書、化粧箱と充実しており、手にした時の満足感はきっと想像以上。公式オンラインストアなどで購入できます。

能登の職人たちの魂が込められた「TAFU」を、ぜひご自身の手で確かめてみてください!

TAFU
サイズ:全長27.5cm(刃渡り13.5cm)、刃渡り13.5cm
重量:210g
材質:刃/安来鋼青紙2号、地金/SUS410ステンレス、柄/焼樫木
セット内容:TAFU本体、栃木レザーケース、マグネシウム棒(着火用)、防錆シート、説明書、化粧箱

出展元:株式会社ふくべ鍛冶

こちらのナイフも、タフに使えて頼りになりそうです

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