「あの”DVERG”からオリジナルタープが誕生!」この知らせを聞いて心躍るキャンパーは多いはず。センスの光るアイテムを手がけるDVERGのタープとあっては、注目せずにはいられません。そこで、ハピキャンがいち早く「NEUK(ヌーク)」を徹底解剖しちゃいました!こだわりが随所に詰め込まれた「NEUK」の実力やいかに!?
※本記事にはプロモーションが含まれます。
DVERG発のオリジナルタープ「NEUK(ヌーク)」とは

みなさんは「DVERG(ドベルグ)」というアウトドアブランドをご存じでしょうか?
DVERGはアウトドアギアを扱う「SUNDAY MOUNTAIN」が令和元年に立ち上げた、福井県発のアウトドアブランド。
発足以来、名だたるブランドとの別注ギアを中心に、センスの光るアイテムを世に送り出しています。

※写真のタープはサンプルのため、実際の製品とは一部仕様が異なります。また、タープのカラーもグレーではなく、ブラックとなります。
そしてこの度、DVERGから完全オリジナルのタープがリリースされることとなりました。
その名も「NEUK」
「え?あのDVERGからオリジナルタープが!?」と驚いている方も多いはず。そこでこの記事では「NEUK」の凄さ、使いやすさなどをご紹介いたします。
結論から申し上げると、このタープはとんでもなく優秀でした。
【NEUK スペック】
カラー:ブラック
生地 :ポリエステル100% 150D
PUコーティング(耐水圧:4000mm)
ブラックコーティング(裏面)
サイズ:6.5×6.5m(本体)
付属品:280cmポール×2、ガイロープ、収納袋
【発売日】
8月下旬(予約販売受付予定)
9月下旬(順次発送予定)
・撮影に使用したタープはサンプル品となります。そのため、実際の製品とは一部仕様が異なります。
・撮影に使用したタープのカラーはグレーですが、製品はブラックでの展開となります。
「NEUK」を実際に設営してみた

NEUKがどんなタープなのか、まずは設営してみましょう。
収納袋の中には幕体とポールが入っていました。

幕体を広げてみるとこのような形に。手裏剣のような独特のフォルムをしています。

設営方法は一般的なタープとあまり変わりません。
2本のポールを立ち上げ、幕体の四隅から伸びている張り綱をペグダウンするだけ。設営自体もかなり簡単でシンプルなのが嬉しいですね。
慣れれば10分ほどで設営できそうな印象を受けました。
「製品名入る」の内部や構造を詳しく見てみよう
短時間でサクッと設営を行うことができましたが「NEUKが他のタープと違うところはどこだろう?」と疑問も湧いてきました。
そこでNEUKを深堀りすべく、内部や構造をじっくりと見ていきましょう。

まずはこちら。メインポールの頂点にスポットを当てた写真なのですが、なにか違和感を感じませんか?
よく見てみると、メインポールから張り綱が伸びていません。
NEUKはメインポールに張り綱を使わなくても、幕体の四隅から伸びる張り綱をしっかりペグダウンすることで、自立する構造になっているのです。

メインポールに張り綱がないため、間口を広く確保でき、出入りもスムーズ。
張り綱に足をひっかけたりする心配も減るので、これはとても助かります。

NEUKは遮光性の高い素材で作られているため、強い日差しもしっかりとカットしてくれます。
撮影時は日差しの強い日だったのですが、NEUKの下にいるだけで体感温度がまったく違いました。
暑い夏には強い味方になること間違いなし。もちろん、水分補給も忘れないようにしましょう。

筆者的に一番グッと来たのがこちら。
NEUKの四隅にはバックルが付いており、ここで張り具合を調整することができます。

もちろん、張り綱側にも自在が付属しています。
バックルと張り綱の2段構えで張り具合が調整できるのは、想像以上に便利でしたね。
【ここが凄い】NEUKの推しポイント
DVERGのオリジナルタープであるNEUK。
検証にあたっていろいろと触ってみましたが「このタープすごいな…」と思わずにはいられないクオリティでした。
そこで、筆者が感じたNEUKの推しポイントを厳選してお伝えします。
【推しポイント①】シンプルな設計で、設営がとても簡単

設営中に強く感じたことなのですが、NEUKは設営が本当に簡単です。
なにより、メインポールに張り綱が必要ないため、ペグダウンの位置などにあまり悩む必要がありません。
シンプルな設計なので、ひとりでも設営できるのが嬉しいですね。

もちろん撤収作業だって簡単です。
ポールの長さに幕体を畳み、ポールと一緒にクルクル巻いていくだけ。

設営も撤収も簡単なのは、キャンパーにとって大助かりのポイントです。
この手軽さ覚えてしまったら、他のタープに戻れなくなるかも…(笑)
【推しポイント②】張り方のバリエーションが豊富

NEUKのポールは4本連結となっています。
そのため、キャンプスタイルに応じて3本連結にしたり2本連結にしたりと、高さを調整することができます。

ポールを3本連結にしてみると、このような形に。
これだけでガラッと印象が変わりましたね。ロースタイル中心のギアと、3本連結のポールは相性が良さそうな予感。

また、NEUKにはメインポールを差し込むところ以外にもグロメットがありました。
そのため。ここにはサブポール(別途準備必要)などを差し込むことが可能です。

サブポールを活用することでNEUKがより開放感あふれるフォルムに。
グループキャンプにもぴったりなスタイルなので、サブポールはぜひ用意しておきたいですね。
すでにさまざまな張り方ができることは伝わったかと思いますが、実はそれだけではありません。

メインポールを1本だけにすれば、ダイヤモンド張り風にすることが可能です。
スタンダートな張り方から変化球的な張り方までこなせてしまうNEUK。これひとつで何役もこなせてしまいそうなポテンシャルがあります。

余談ですが、ダイヤモンド張りを後ろから見た時のフォルムがめちゃくちゃかっこよかったです。
【推しポイント③】独特なフォルムでプライバシーもしっかり確保できる

NEUKの最大の特徴といえば、他に類を見ない独特なフォルム。
前述のとおり、手裏剣のようなフォルムをしていますが、これはカッコ良さのためだけではありません。

NEUKの中に入ってみると実感しますが、独特な形状のおかげで外からの視線が気にならず、プライベート感もしっかり確保されています。
ゆったりとキャンプを楽しみたい方にとって朗報ですね。
【要チェック】NEUKを設営する前に気をつけたいこと
見れば見るほどに、新たな可能性を感じさせてくれる「NEUK」。
「このタープは万能なのでは?」とも思えてきますが、設営するにあたって一部気をつけたいこともありました。
2点ほどご参考までに共有します。
【気をつけたいこと①】サイズが大きいので設営場所の広さは事前に要チェック

NEUKのサイズは6.5×6.5mと比較的大きめ。
張り綱部分も含めるとかなりの面積が必要となるので、サイトの広さは事前に確認しておくことをおすすめします。
ウキウキ気分でキャンプ場に行ったのに設営できなかった。ということだけは避けたいですからね。
【気をつけたいこと②】キレイに張るにはちょっとコツが必要(※コツの解説も有り)

どの角度から見ても、うっとりするほどカッコ良いNEUK。
上手く張れれば、張れた分だけ映えるのですが、ちょっとだけ張り方にコツがあるのも事実です。
でもご安心ください。誰でも上手く張れるコツを伝授します。

上手く張るうえで、肝になるのはペグダウンの位置。
幕体の中央からバックルの延長線上にペグを打ち込み、テンションはしっかり目にかける。たったこれだけです。
これを意識するだけでNEUKをカッコよく張ることができます。簡単なのでぜひ試してみてくださいね。
【結論】NEUKはキャンプスタイルを問わず頼りになるタープだった

この記事ではNEUKをいろんな視点から深掘りをしていきました。
設営、検証、撤収を行ったうえでの感想としては
「なんて画期的なタープなんだ」これに尽きますね。

設営・撤収の手軽さ、バリエーション豊富な張り方、唯一無二のフォルム。
DVERGのこだわりが詰まったNEUKは、どんなキャンプスタイルでも心強い味方となってくれるでしょう。
独特なフォルムから「ベテランキャンパー向け?」と思われる方もいるかもしれませんが、使いやすさ等の観点から、むしろ初心者キャンパーにもおすすめだと感じました。
タープをお探しの方はNEUKも検討してみてくださいね。
最後まで記事をご覧いただき、ありがとうございました!