サバティカル『ギリア』の使い勝手は?特徴や機能をレビューとともに紹介!

キャンプギア

2025.04.14 投稿

サバティカル『ギリア』の使い勝手は?特徴や機能をレビューとともに紹介!

ハピキャン編集部

ハピキャン編集部

SABBATICAL(サバティカル)のテントは機能的かつカッコイイ見た目で、多くのキャンパーから高く評価されています。『ギリア』も人気が高いテントで、気になっている人も少なくないはず。そこで今回は、サバティカル『ギリア』の使い勝手や特徴などを徹底解説していきます!

※本記事には、プロモーションが含まれています。

サバティカル『ギリア』とは?

ご提供:Instagram @nd.camp様

サバティカルの『ギリア』は、さまざまな使用方法に対応したテントです。

特徴的なのは、2人用と5人用それぞれのインナーテントが付属するという点です。

5人用のインナーテントを取り付けると、広めの前室があるテントとして使用可能。2人用のインナーテントの場合には、2ルームテントとして使えます。

シンプルな機能で設計されているため「機能が多すぎて使いこなせない」といった事態が起こりにくいのも嬉しいポイント。

使い勝手がいいのにハイスペックすぎない絶妙なラインで、これからキャンプを始める人にとって最適なアイテムといえるでしょう。

スペック

  • 外寸サイズ:520×300×170cm
  • 収納サイズ:67×35×30cm
  • 総重量:13.8kg(ポール3.1kg、ペグ1.76kg)
  • フライ素材:75デニールポリエステルタフタ(耐水圧1,800mm)
  • インナーテントウォール素材:68デニールポリエステルタフタ
  • インナーテントボトム素材:210デニールポリエステルオックスPU加工(耐水圧1,800mm)
  • ポール素材:A6061
  • メインポール(長)太さ:13φmm/13.4φmm
  • メインポール(短)太さ:13φmm
  • ブリッジポール太さ:11φmm
  • ペグ素材:スチール
  • ペグサイズ:20cm
  • ロープ素材:ポリプロピレン
  • ロープ太さ:4φmm
  • 各種ケース素材:210デニールポリエステルオックス
  • 内容:本体×1、インナーテント×2、メインポール(長)×1、メインポール(短)×2、ブリッジポール×2、ペグ×22、2mロープ×6、3mロープ×4、キャリーバッグ、ポールケース、ペグケース、ロープケース

サバティカル『ギリア』のメリット

ご提供:Instagram @his_platinum8様

ここからは、サバティカル『ギリア』のメリットをお伝えしていきます。

人数にあわせて使い方を変えられる

サバティカルの『ギリア』は、2人用・5人用のインナーテントが付属しており、人数にあわせて使い方を変えられます

ある週末はデュオキャンプに、次の週末はグループキャンプで使用するといった使い方が可能。2つのインナーテントを同時に設置すれば最大7人まで寝ることができるので、大人数でのキャンプにも活躍します。

デュオキャンプ用のテントとして購入し、家族が増えたあとも使い続けるのもいいでしょう。

インナーテントを外せば広々としたシェルターとしても機能します。デイキャンプで日影を確保したり、コットを入れてシェルター泊を楽しんだりするときにも重宝しますよ。

強度・耐風性に優れている

『ギリア』はメインフレームにテンションをかける「ブリッジフレーム」という構造を採用することで、強度と剛性に優れたフレーム構造を実現しています。

また、風を効率よく受け流すトンネル型のため、風が強い日でも安心して使えます。

通気性に優れている

通気性に優れているのも『ギリア』の特徴です。

サイドのパネルを開ければ、開放的な雰囲気を味わいつつ換気を促せます。ベンチレーションも搭載しており、効率的にテント内の熱を逃がせますよ。

インナーテントには大きなメッシュパネルを搭載しているため、就寝時の通気性もしっかり確保できるでしょう。

コスパ抜群

さまざまなメリットがありながら、税込み59,800円で手に入るコストパフォーマンスも魅力です。

テントはキャンプギアのなかでも特にコストがかかるアイテムなので、費用を抑えられるのは嬉しいですよね。

人数にあわせた使い方ができたり、強度や通気性に優れていたり、長く使える機能性を考えると、非常にお買い得なアイテムだと言えるでしょう。

サバティカル『ギリア』にはデメリットも

ご提供:Instagram @toshiya907様

ここからは、サバティカル『ギリア』のデメリットを解説します。購入してから後悔しないよう、事前にチェックしておきましょう!

冬キャンプには不向き

『ギリア』は、3シーズン用のテントとして作られており、冬キャンプには向いていません

底部には冷気の侵入を防ぐスカートが付いておらず、テント内をあたたかく保つのが難しいためです。

一方で、先述の通り『ギリア』通気性がよく、UVカット加工も施されています。

夏キャンプや、比較的過ごしやすい時期にキャンプをする予定に人には最適ですよ。

▼冬キャンプ向けテントについてはこちらの記事をチェック!

【2024年版】冬用テントのおすすめ23選!選び方も解説

火の近くでは使えない

『ギリア』に使われているシンセティック(化繊)生地は火に弱いため、火の近くでは使えません

焚き火をする際には、必ずテントから離れた場所で行いましょう。

また、テント内は火気厳禁なため、薪ストーブは使えません。

薪ストーブで暖を取りながら冬キャンプを楽しみたい人は、TC素材など火に強い生地を使ったテントを選んでくださいね。

▼薪ストーブ向けテントはこちらの記事でチェック!

【薪ストーブテント14選】ワンポールテント10選&ティピー型テント4選 煙突穴後付けおすすめグッズもご紹介

天井が低い

『ギリア』の天井高は、もっとも高いところで170cmです。

背が高い人はテント内で腰をかがめて移動する必要があるため、やや窮屈に感じるケースも考えられます。

雨天や風が強い日など、テント内で過ごす時間が長い日には特にこのデメリットを感じるかもしれません。

▼快適に過ごせるグランピングテントも要チェック!

グランピングテントのおすすめ20選!タイプごとの違いや選び方も紹介

グランドシートは付属していない

『ギリア』には、グランドシートは付属していません

グランドシートは地面の湿気を軽減したり、汚れを防いだりする役割があります。特に雨天でのキャンプでは、グランドシートは必須です。

『ギリア』のインナーテント底面の耐水性は1,800mmと比較的高水準ですが、雨天でもキャンプをする人は、グランドシートを用意しておくと安心ですよ。

▼グランドシートについてはこちらの記事をチェック!

キャンプに必須!グランドシートおすすめ14選!必要な理由や選び方を解説

サバティカル『ギリア』はどんな人におすすめ?

ご提供:Instagram @his_platinum8様

ここからは、サバティカル『ギリア』をおすすめできる人を解説します。

春~秋にキャンプをする人

『ギリア』は3シーズン用のため、春~秋にキャンプをする人におすすめです。

通気性に優れたテントのため、特に夏キャンプではとても快適に過ごせます。

本体のパネルを開放すれば景色も堪能できるので、春のお花見キャンプや、秋の紅葉キャンプでも活躍してくれるでしょう。

1つのテントを長く使いたい人

人数にあわせて使い方を変えられるため、1つのテントを長く使いたい人にも適しています。

宿泊用としてはもちろん、シェルターとして使えることから、デイキャンプにもピッタリ。『ギリア』があればさまざまなアウトドアシーンに対応できます。

デュオキャンプからファミリーキャンプへの移行も対応できるので、カップルにもおすすめです。

コスパを重視したい人

『ギリア』は、コスパを重視したい人にもイチオシです。

ただ安いだけのテントを購入し、すぐに壊れて買い替えることになってはコスパがいいとはいえません

『ギリア』は機能面を考慮すると、価格設定はとてもリーズナブルです。

耐久性に優れ、使い勝手もバツグンなので、長期的に見ればかなりコスパがいいテントですよ。

『ギリア』は人気過ぎて買えない?入手方法をチェック!

ご提供:Instagram @his_platinum8様

ここからは、サバティカル『ギリア』の入手方法をチェックしていきましょう!

公式サイトから入手

以前は抽選販売のみでしか手に入らなかった『ギリア』ですが、現在はサバティカルを手掛ける『A&F(エイアンドエフ)』の公式サイトから直接購入できます

また、2025年3月7日には、ユーザーからの意見をもとに進化を遂げた『GILIA plus(ギリア プラス)』の販売がアナウンスされました。

『ギリア』以外にも、サバティカルのベーシックモデルである『アルニカ』『スカイパイロット Synthetic』『モーニンググローリー Synthetic』もplusシリーズに名を連ねています。

plusシリーズは2025年4月中旬発売予定。さまざまなイベントでの展示も予定されているようなので、この機会にチェックしてみるのもおすすめですよ。

⇒A&F公式サイトはこちら

機能が似たテントも検討する

アルペンアウトドアーズのテント『AOD-4』
Photographer 吉田 達史

「どうしても今すぐテントが欲しいから、店舗で買えるものがいい!」という人は、機能が似たテントを検討するのもおすすめです。

例えばAlpen Outdoors(アルペンアウトドアーズ)の『AOD-4』は、大人2~3人用と1人用の、2種類のインナーテントが付属します。

サイズはやや大きくなりますが、スカート付きで冬キャンプにも対応できる優秀なテントですよ。

▼アルペンアウトドアーズの『AOD-4』について詳しくはこちら!

アルペンアウトドアーズ新作テント「AOD-4」の魅力を徹底チェック!開放感とかゆい所に手が届く機能に注目!

『ギリア』以外にも注目!サバティカルの人気テント3選

サバティカルのテント『モーニンググローリーTC』を設営した様子
ライター撮影

サバティカルには『ギリア』以外にも人気のテントが多数展開されています。ここでは、おすすめのテントを3種類ご紹介します。

アルニカ

SABBATICAL
¥89,980 (2025/03/27 10:36時点 | Amazon調べ)

サバティカル『アルニカ』は、「家族が使うツールームテント」をコンセプトにしたアイテムです。

天井高が高く、リビングスペースは広々としているため窮屈感はありません。

また、ギリアと同じく「ブリッジフレーム」を採用しており、耐風性がバツグン。

本体に付属するパネルはすべてメッシュを搭載していたり、スカートを備えることで冬キャンプにも対応していたりと、快適性を追求した万能ツールームテントです!

スペック

  • 外寸サイズ:620×320×210cm
  • 収納サイズ:81×42×35cm
  • 総重量:20.5kg(ポール5.8kg、ペグ1.9kg)
  • ルーフ素材:210デニールポリエステルオックス遮光PU加工(耐水圧3,000mm)
  • ウォール素材:75デニールポリエステルタフタ
  • インナーテントウォール素材:68デニールポリエステルタフタ
  • インナーテントボトム素材:210デニールポリエステルオックスPU加工(耐水圧1,800mm)
  • ポール/フレーム素材:A6061
  • メインポール(長)太さ:17.5φmm
  • メインフレーム(短)太さ:16φmm
  • ブリッジポール太さ:13φmm
  • ペグ素材:スチール
  • ペグサイズ:20cm
  • ロープ素材:ポリプロピレン
  • ロープ太さ:4φmm
  • 各種ケース素材:210デニールポリエステルオックス
  • 内容:本体×1、インナーテント×1、メインポール(長)×2、メインフレーム(短)×2、ブリッジポール×2、ペグ×24、3.5mロープ×4、2.5mロープ×8、キャリーバッグ、ポールケース、ペグケース、ロープケース

モーニンググローリーTC

サバティカルのテント『モーニンググローリーTC』を海沿いに設営した様子
ライター撮影

サバティカル『モーニンググローリーTC』は、大型フロントパネルが特徴的な2~4人用のシェルターです。

オプションのインナーテントを使用すれば、快適なテントとして機能します。

コットンとポリエステルの混紡繊維『TC素材』を使用し、優れた耐火性と遮光性を備えているのもポイントです。

ベンチレーションも豊富に備えており、通気性もバッチリですよ。

スペック

  • 外寸サイズ:470×440×270cm
  • 収納サイズ:76×36×23cm
  • 総重量:14.35kg(本体重量9.2kg、ポール重量3.7kg、ペグ重量1.45kg)
  • ウォール素材:撥水加工TC素材(コットン/ポリエステル混紡素材)
  • マッドスカート/トップキャップ素材:210デニールポリエステルオックス
  • センターポールサイズ:32φmm×270cm
  • センターポール素材:スチール
  • フロントポールサイズ:22φmm×180cm
  • フロントポール素材:スチール
  • サイドポールサイズ:19φmm×84cm
  • サイドポール素材:スチール
  • ハンガーテープ素材:ポリプロピレン
  • ペグ長さ:25cm
  • ペグ素材:スチール
  • 3mロープ径:4φmm
  • 3mロープ素材:ポリプロピレン
  • 1.5mロープ径:4φmm
  • 1.5mロープ素材:ポリプロピレン
  • 各種ケース素材:210デニールポリエステルオックス
  • 付属品:本体、センターポール、フロントポール、サイドポール×2、ハンガーテープ、ペグ×14、3mロープ×5、2mロープ×6、キャリーバッグ、ポールケース、ペグ・ロープケース

▼サバティカル『モーニンググローリーTC』について詳しくはこちら!

【徹底レビュー】サバティカル「モーニンググローリーTC」を他社名品とも比べてみました

サバルパインドーム

『サバルパインドーム』は、サバティカル初のドーム型テントです。

少ないフレーム本数で構造のシンプルさと軽量化を図りつつも、耐風性を高く保った機能的なアイテムです。

サイドパネル全面に設けられたメッシュパネルにより、優れた通気性と圧迫感のない空間を確保しています。

スカートも搭載しているため、冬キャンプでもあたたかく過ごせますよ。

スペック

  • 外寸サイズ:540×540×230cm
  • 収納サイズ:82×42×31cm
  • 総重量:23.8kg(ポール10.3kg、ペグ820g)
  • ルーフ素材:210デニールポリエステルオックス遮光PU加工(耐水圧3,000mm)/撥水加工・UV加工
  • ウォール素材:75デニールポリエステルオックスPU加工(耐水圧1,800mm)/撥水加工・UV加工
  • ルーフシート素材:210デニールポリエステルオックスPU加工(耐水圧1,800mm)/撥水加工・UV加工
  • Aフレーム素材:A6061
  • Aフレーム太さ:φ19mm
  • ルーフフレーム素材:A6061
  • ルーフフレーム太さ:φ17.5mm
  • サイドフレーム素材:A6061
  • サイドフレーム太さ:φ17.5mm
  • リビングシート素材:210デニールポリエステルオックスPU加工(耐水圧1,800mm)/撥水加工
  • ペグ素材:スチール
  • ペグサイズ:20cm
  • 3mロープ素材:ポリプロピレン
  • 3mロープ太さ:φ4mm
  • リング付3mロープ素材:ポリプロピレン
  • リング付3mロープ太さ:φ4mm
  • 各種ケース素材:210デニールポリエステルオックス
  • 内容:本体×1、ルーフシート×1、リビングシート×1、Aフレーム×1、ルーフフレーム×1、サイドフレーム×1、ペグ×15、3mロープ×6、リング付3mロープ×3、キャリーバッグ、ポールケース、ペグロープケース

▼サバティカル『サバルパインドーム』について詳しくはこちら!

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サバティカルの『ギリア』を手に入れてキャンプを楽しもう!

ご提供:Instagram @his_platinum8様

今回は、サバティカル『ギリア』についてご紹介しました。

『ギリア』は機能的に優れ、コスパもGOODなテントです。

特に、これからキャンプを始めたいという人にとっては、心強いアイテムとなってくれるでしょう。

今回の記事を参考に、ぜひサバティカルの『ギリア』を検討してみてくださいね。

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