【3COINS新作】『ダイナモライト』なら手回し発電で燃料いらず!防災士キャンパーがレビュー

キャンプギア

2025.01.16 投稿

【3COINS新作】『ダイナモライト』なら手回し発電で燃料いらず!防災士キャンパーがレビュー

編集部・川窪チエ

編集部・川窪チエ

3COINS(スリーコインズ)の防災シリーズ「SOBANI」から、手回しで発電する『ダイナモライト』が発売されました!アウトドアや緊急時に大活躍間違いなしのアイテムで、なんと価格は550円。今回は、防災士やキャンプ指導者の資格を持つ筆者が実際に使って、その使い心地を徹底レビュー。手回しの様子も動画でお伝えしますので、ぜひチェックしてみてください!

【新作】3COINSの手回しLEDライト『ダイナモライト』税込み550円

筆者撮影

『ダイナモライト』は、3COINSの防災シリーズ「SOBANI」から2024年12月末に発売された新商品。

手回しで発電できる手動発電式ライトがわずか550円とは、驚くほどお手頃ですよね!

この価格で実用レベルの性能があれば、キャンプ用ライトの予備としてはもちろん、これから防災グッズを揃えたいと考えている方にとっても理想的なアイテムになりそうです。

そこで実際に購入して、その使用感を確かめてみました。今回は、防災士とキャンパーの両方の視点から、このライトをレビューしていきます!

『ダイナモライト』スペック

  • サイズ:約高さ8.5×幅5×奥行き3cm(ストラップ含まず)
  • 素材:ABS樹脂、AS樹脂、ポリプロピレン
  • 内蔵電池:ニッケル水素電池
  • 使用時間目安:1分間充電した場合、約5分使用可能
  • 付属品:ストラップ付き

※こちらの商品は一部店舗での取り扱いとなっております。お近くの店舗で見つからない場合は、オンラインショップでも購入可能です。

サイズ・重量

筆者撮影

サイズは約高さ8.5×幅5×奥行き3cmと、手のひらに収まるほどコンパクトです。

重量は公式には記載されていませんが、筆者が測定したところ約64gでした。

キャンパーに人気のゴールゼロ『Lighthouse Micro Flash』(68g)よりも軽量で、キャンプや防災バッグに入れてもかさばらないのは嬉しいポイントです。

発電方式

筆者撮影

発電は、裏側のハンドルを手動で回して行います。使用方法は以下の通りです。

1. ハンドルを起こし、時計回りに回します。
2.スイッチをONにスライドするとライトが点灯します。
3.ライトが暗くなったら、再度ハンドルを回します。
4.使用後はスイッチをOFFにします。

非常にシンプルな設計で使用方法がわかりやすく、手回しは軽い力でできるので子どもでも簡単に使うことができました!

1分間の充電(1秒に2回転が目安)で5分間点灯します。

明るさ

筆者撮影

3つの小さなライトが付いており、スイッチをONにすると数メートル先を照らしてくれます。

筆者撮影

こちらは、2.5m先の壁を照らしている様子です。この程度の明るさがあれば、懐中電灯として十分に活用できますね。

ただし、このライトはランタンではないため、直線的に光を放ち、照射範囲は狭いのが特徴です。広い空間を均一に明るくすることにはあまり向いていません。

筆者撮影

そんな時には、ライトに半透明のビニール袋をかぶせて光を拡散させることで、空間全体をほんのりと照らすことができます。この方法は停電時やキャンプなどの『いざという時』にも役立つので、覚えておくと便利ですよ。

このライトでは設置が難しいですが、水が入ったペットボトルをライトの上に当てても光が拡散されますので、ぜひ試してみてくださいね!

『ダイナモライト』のキャンプでの活用法

筆者撮影

キャンプでは、夜の明かりが必要不可欠。キャンプサイトやテント内を広範囲で照らすメインライトの他に、食卓や手元を照らしたり、移動時に持ち歩くサブランタンが必要になりますが、『ダイナモライト』はこんなシーンに便利です。

  • 夜間の移動時に懐中電灯として:トイレや炊事場へ移動するときに、足元や先を照らします。
  • 予備ライトとして:持参したライトの故障や燃料・バッテリー切れに備えて、予備として持っておくと安心。

「防災グッズ」としての強み

続いて、防災グッズとして優れているポイントをお伝えします。

燃料や電池切れの心配がなく、長期間使える

災害時は停電が長引く可能性もあり、電池やバッテリーの残量を気にするストレスを感じることがあります。その点、電源の心配をせずに使える『ダイナモライト』は、非常に心強い防災アイテムと言えます。

手を動かし続ける限り、発電し続けることができるのは大きな魅力です!

さらに、ソーラー発電と比較した場合の手回しの利点は、どんな状況でも使える点です。ソーラー発電は日光に当てる必要があり、天気や外出可能な環境に依存しますが、手回しなら、たとえ建物内に閉じ込められた場合でも発電が可能です。

コンパクトで軽量

筆者撮影

非常用持ち出し袋はもちろん、防災ポーチにもぴったり収まるコンパクトなサイズ感も魅力です!実際に、私の防災ポーチにもこのように収まりました。

普段から持ち歩いておけば、いざという時にサッと取り出してすぐに使えます。

また、持ち歩くための防災ポーチだけでなく、会社のデスクの引き出しやロッカーに備えておくのもおすすめです。万が一の災害時にもすぐに手が届く場所に置いておくことで、より安心感が得られますよ。

 実際に使ってみた感想

『ダイナモライト』を実際に使用してみると、その便利さに驚きました。

持っていることを忘れるほどの、軽量&コンパクトさ

普段からライトを備えておきたい私としては、64gという軽さは非常に嬉しいポイントでした。防災ポーチに入れて持ち運びましたが、全く負担を感じることはありません。

もちろん快適性を求めるならライトやランタンを他にも用意しなければなりませんが、燃料がいらず、コンパクトな本体1つで使えるのは、いざという時の備えとして最適なアイテムと言えるでしょう。

シンプルでおしゃれなデザインも◎

筆者撮影

100均のライトと比べると、デザイン性に優れ、高級感を感じられる仕上がりです。価格は5倍ほどするので当然かもしれませんが、さらりとしたマットな触り心地や、一見モバイルバッテリーのようにも見えるガジェット感は、思わず人に自慢したくなる魅力があります。

価格を抑えつつ、デザインにもこだわりたい方にはピッタリのアイテムです!

手回しの使い勝手

筆者撮影

ここで、手回しの様子をご覧ください。発電というと自転車を漕ぐような大変な作業をイメージしていましたが、手回しは思った以上に軽い力で簡単に回せて、ほとんど負担を感じませんでした。

手軽に発電できるにも関わらずしっかりと明るく照らしてくれるのはありがたいですね。

550円という手頃な価格で、燃料切れの心配いらずのライトが手に入るのは驚きです!

気になるのは、手回しの際の「音」。ランタン機能付きならありがたい…!

筆者撮影

先ほどの動画を見て、みなさんは「手回しの音」についてどう感じましたか?音自体は比較的小さく、うるさいと感じることは少ないと思いますが、シーンによっては気になることもあるかもしれません。

例えばキャンプ場で隣のテントが近い時や、避難所内で使用する際は、周囲への配慮を忘れないようにしましょう。

また、『ダイナモライト』はスポット的に照らす懐中電灯なので、広範囲を照らすランタン機能はありません。ご紹介したようにビニール袋を利用してランタンのように使うこともできますが、これから1,000円程度で手回しランタン(懐中電灯機能付き)が発売されることを期待したいですね!

スリコの名品!550円で手に入る安心『ダイナモライト』、これは買いです!

最後に気になる点もお伝えしましたが、3COINSの手回しライトは、550円という手頃な価格で、キャンプや防災グッズとして安心を提供してくれるベストバイなアイテムでした。

手回しで発電できるため、電池や充電切れを気にせず長期間使用でき、アウトドアや緊急時に役立つこと間違いなし。持っておいて損はない一品ですので、アウトドアや防災グッズに興味がある方は、ぜひ手に取ってみてください!

▼100均で購入できる防災グッズを紹介しています!

【100均で揃う】防災グッズを防災士が厳選!今すぐ備えたい実用アイテム35選【リスト付き】

【100均で揃う】防災グッズを防災士が厳選!今すぐ備えたい実用アイテム35選【リスト付き】

記事を読む

▼ハピキャンは防災イベントにも参加しています!一緒に防災×キャンプについて学びましょう♪

【イベントレポート】『もしもFES名古屋2024』にハピキャンも出展!防災・減災を楽しく学び、考えるきっかけに

【イベントレポート】『もしもFES名古屋2024』にハピキャンも出展!防災・減災を楽しく学び、考えるきっかけに

記事を読む

特集

ランタン・ライトの関連記事

キャンプギアの関連記事