あばれる君の真骨頂、ブッシュクラフトキャンプの極意、教えてください!
あばれる君
1986年福島県生まれ。高校時代に山岳部に籍を置いていた本格派アウトドアマン。自然の中でのサバイバルスキルや知識を生かし、仕事、プライベートを問わず、キャンプを満喫する。
2024年7月には、アウトドアサークル「あばれる君のアドベンチャークラブ」を創設。野外活動はもちろん、オンラインでのイベントも予定している。現在、会員を絶賛募集中。詳細&入会申し込みは下記のリンクから!
「おぎやはぎのハピキャン」に登場してくれたプレゼンキャンパーに、キャンプにまつわるさまざまな質問をぶつけるこの企画。
自然の中で技術と知恵を駆使し、自分だけのキャンプスタイルを作り上げるあばれる君。
シーズン45では、あいにくの雨模様にもかかわらず、持っているスキルを存分に発揮し、出演者を驚かせてくれました。
そんなさすらいのブッシュクラフター、あばれる君に、早速質問をぶつけてみましょう!
名うてのブッシュクラフター・あばれる君に、実は師匠がいた?
あばれる君がキャンプを始めたのはいつ?
子どもの頃から両親に連れて行ってもらっていましたけど、本格的に目覚めたのは、高校の山岳部に入ってからですね。
キャンプを始めた頃と今を比較して、楽しみ方が変わったところは?
「張り合いが出てきた」っていうのかな。昔はただキャンプするだけだったのが、最近はギアの便利さや、キャンプスタイルのお洒落度を追求したり、他のキャンパーと比べてみたり、そういうところの楽しみが増えたと思うんです。
キャンプ中「シアワセだな〜」と感じるのはどんな瞬間?
もう、家を出る前からキャンプは始まっていて、それこそ、着ていく服を選ぶ時間、移動の車で音楽を聴く時間も自分には大切です。キャンプ場に着いてからは、やっぱり料理をしている時間が一番幸せですね。
ブッシュクラフトの技術はどうやって学んだんですか?
実は、“師匠”と呼ぶべき人が群馬にいるんです。ブッシュクラフトの達人ですね。その人のやり方を見よう見まねで学んで、それが今の自分のスタイルにつながっています。
あばれる君にとって、ブッシュクラフトキャンプの醍醐味とは?
やっぱり、ゼロからイチを作り上げた時の達成感ですね。何もないところから何かを作り出すのは快感ですから。考えた通りにうまくいった時の嬉しさは格別です。特に今日みたいに雨の中で予定していたことができなくなっても、工夫して柔軟に対応できたりすると、「よしっ!」ってなります。
あばれる君のキャンプで絶対に欠かせないギアはなんですか?
それはもう、間違いなくナイフです。今日の撮影で使っていたデカいナイフ、あれはいつもキャンプに持って行っているヤツなんですが、一番大切な存在ですね。
その欠かせないギアの、こだわりのポイントは?
あのナイフは、さっき言ったブッシュクラフトの“師匠”から授かったものなんですけど、日本刀に使われる“玉鋼(たまはがね)”という素材が使われているんです。ゴツいけど、丈夫で使いやすい。そこがポイントです。
あばれる君がキャンプ中に遭遇した「死ぬかと思った」体験談とは?
キャンプの食事に対するこだわりはありますか?
チーズを使うことですね。チーズが好きなので、たっぷり使って料理するようにしています。
「我ながら最高だったな」と思っているメニューは?
カロリーを気にすることなく、たっぷりのチーズを溶かして、欲望に満ち溢れたハンバーガーを作りました。あれが一番!ホント、ハンバーガーが大好きなんですよ。山の上で作ったラーメンも美味しかったけど…やっぱりハンバーガーだなあ。
お子さんに、ブッシュクラフトの技術を伝えてきたいという思いはある?
そうですね、それはもちろんありますけど、まずは楽しみながら、いろいろと経験してもらいたいですね。野外ならではの調理方法や、タープの張り方、まずはそういうところから伝えていきたいかな。
これまで行ったキャンプでの、忘れられない失敗体験は?
失敗はたくさんしてますけど…あ、そうだ。木の棒を地面に刺そうとして思いっきり体重をかけながら上からグイグイ押し込んでたんですけど、途中でそれがボキッと折れて、危うく自分に刺さりそうになったことがあります。
ギリギリ数センチのところでよけられたので、怪我はしませんでしたが、あれはコワかった…。銃弾がかすったトランプ前大統領の心境でしたね。
あばれる君のキャンプスタイルをひと言で表現すると?
そうですね…「タフで頑丈なキャンプ」ってところですかね。無骨でオトコっぽいキャンプを目指してます。持っているギア類も黒くてゴツいものが多いですし、そういうのが好きなんですよね。ま、でも家族と行く時は、ちょっとカワイく演出しますけども(笑)。
あばれる君、ありがとうございました!!