あばれる君の宝物「玉鋼のナイフ」に隠された、意外な人間関係が明らかに⁉【ロケの合間に一問一答】

子どもの頃から両親に連れて行ってもらっていましたけど、本格的に目覚めたのは、高校の山岳部に入ってからですね。

「張り合いが出てきた」っていうのかな。昔はただキャンプするだけだったのが、最近はギアの便利さや、キャンプスタイルのお洒落度を追求したり、他のキャンパーと比べてみたり、そういうところの楽しみが増えたと思うんです。

もう、家を出る前からキャンプは始まっていて、それこそ、着ていく服を選ぶ時間、移動の車で音楽を聴く時間も自分には大切です。キャンプ場に着いてからは、やっぱり料理をしている時間が一番幸せですね。

実は、“師匠”と呼ぶべき人が群馬にいるんです。ブッシュクラフトの達人ですね。その人のやり方を見よう見まねで学んで、それが今の自分のスタイルにつながっています。

やっぱり、ゼロからイチを作り上げた時の達成感ですね。何もないところから何かを作り出すのは快感ですから。考えた通りにうまくいった時の嬉しさは格別です。特に今日みたいに雨の中で予定していたことができなくなっても、工夫して柔軟に対応できたりすると、「よしっ！」ってなります。

それはもう、間違いなくナイフです。今日の撮影で使っていたデカいナイフ、あれはいつもキャンプに持って行っているヤツなんですが、一番大切な存在ですね。

あのナイフは、さっき言ったブッシュクラフトの“師匠”から授かったものなんですけど、日本刀に使われる“玉鋼（たまはがね）”という素材が使われているんです。ゴツいけど、丈夫で使いやすい。そこがポイントです。

チーズを使うことですね。チーズが好きなので、たっぷり使って料理するようにしています。

カロリーを気にすることなく、たっぷりのチーズを溶かして、欲望に満ち溢れたハンバーガーを作りました。あれが一番！ホント、ハンバーガーが大好きなんですよ。山の上で作ったラーメンも美味しかったけど…やっぱりハンバーガーだなあ。

そうですね、それはもちろんありますけど、まずは楽しみながら、いろいろと経験してもらいたいですね。野外ならではの調理方法や、タープの張り方、まずはそういうところから伝えていきたいかな。

失敗はたくさんしてますけど…あ、そうだ。木の棒を地面に刺そうとして思いっきり体重をかけながら上からグイグイ押し込んでたんですけど、途中でそれがボキッと折れて、危うく自分に刺さりそうになったことがあります。

ギリギリ数センチのところでよけられたので、怪我はしませんでしたが、あれはコワかった…。銃弾がかすったトランプ前大統領の心境でしたね。

そうですね…「タフで頑丈なキャンプ」ってところですかね。無骨でオトコっぽいキャンプを目指してます。持っているギア類も黒くてゴツいものが多いですし、そういうのが好きなんですよね。ま、でも家族と行く時は、ちょっとカワイく演出しますけども（笑）。