『グリドルのフタ』の仕様と価格
アウトドアブランド『CGK』さんとのコラボ商品『グリドルのフタ』の発売が決定しました!
Amazonでの販売価格は2,000円台後半になりそうです。加工する部分が少なかったことはコストカットに繋がったのですが、国内工場で作っていることや、大きいステンレスの板材を使っていることから、2,000円台後半となりました。
ある程度の数ができ次第、Amazonで始めたいと思っています。
グリドルのフタ 商品概要
- 販売価格:2,000円台後半
- 販売時期:6月を予定
- サイズ(使用時):直径約32cm
- 素材:ステンレス
- 重量:76g
『グリドルのフタ』開発の経緯
マルチグリドルを初めて知ったのは、少し前にやったキャプテンスタッグさんとコラボしたライブ開発会議ですね。あれでマルチグリドルみたいなのを作ってほしいという声があって、私が「マルチグリドル?」って言ったら「知らないの?」みたいなコメントが殺到して。
その後、お知り合いのキャンパーさんに何を買ったらいいですかって聞いたら「JHQが一番人気がありますよ」ということで手に入れてみました。
私も妻も気に入っていて、焼き料理は基本的に美味しくできるし、このままお皿として食卓に置けて洗い物も減らせるし、とても便利ですよね。
それで蓋なんですよ。餃子とかお好み焼きを焼くときに蓋をするんですけど、キャンプでも蓋があった方が良いなと思い、今回作ったのがこれです。
実は、最初はうまくいかなかったんですよね。失敗作がこれです。
平らな状態で四隅を留めることで、ラウンド状にいい感じの蓋になるかと思ってステンレスで試作してみたら、ちょっとした刺激でねじれちゃうんですよ。キレイな丸い蓋の形を保てなかったんです。
折り目を入れたら良いのかとかいろいろと試したんですけれど、最終的に行き着いたのがシンプルな傘型ですね。これが一番型崩れしにくくて、シンプルで良いという結果でした。
『グリドルのフタ』の特徴&使い方を解説!
グリドルのフタを組み立てる方法は、縦に長い穴に差し込み部分を入れます。そのまま差し込もうとすると長さが合わなくて入らないんですけど、差し込み部分を押さえて穴のカーブに沿わせるとスポッと入ります。
裏はこんな感じですね。
差し込み部分が平たくなった状態だと抜けませんが、組み立てるときと同じように押さえてカーブに沿わせると外れます。
従来からよくやっていた爪2つを差し込む方式も考えました。
ただ、この形式だと、蓋の中心が繋がっていると組み立てにくいというのと、爪ごとに隙間ができて蒸気が逃げやすいということで、今回の形を考えてもらいました。
マルチグリドルは、注ぎ口みたいに凹んでいる場所があるんですけれど、注ぎ口ではない場所も完全な平らではないんですよね。わざと少しガタガタしているというか。
家で使うときには家庭用のフライパンの蓋を乗せるんですけど、周りから蒸気とか油ハネが出てきちゃうんですよ。
なので、グリドルのフタでも周りから蒸気が出てきちゃうのはしょうがないのかなっていうのと、その分、中心から熱い蒸気がたくさん出てくることはなかったですね。
持ち手はワイヤーにしてあるので、トングとかに引っ掛けて持ち上げやすくなっています。
マルチグリドルにかぶせるとフワッと乗る感じです。軽く押さえてもらうと形が馴染んで、タジン鍋みたいなシルエットになりますね。
重さは公式の情報で76gとなっています。実際に測ってみると75gでした。
販売するときにはビニールか何かの包装に入ってくるので、袋に入れた状態で重ねてもらった方が傷ついたりしなくて良いかと思います。
さりげなくロゴも入っています!