GoProが3タイプのカメラ『HERO11 Black』『HERO11 Black Creator Edition』『HERO11 Black Mini』を発表
キャンパーをはじめとしたアウトドアユーザーも多いアクションカメラGoPro。今回新たに発表された『HERO11 Black』『HERO11 Black Creator Edition』『HERO11 Black Mini』の3タイプのカメラは、従来品と比べどんな進化を遂げたのでしょうか?
【お急ぎの方はこちら】この記事のポイントまとめ
- 前作GoPro10との大きな違いはセンサーサイズと視野角の広さ
- 正方形に近いアスペクト比の実現により、横画面にも縦画面にも切り出しやすい
- 8-bitから10-bitに進化したことで色の表現度が格段にアップ
- HyperSmooth 5.0によりブレ補正が大幅に向上
- バッテリーがレベルアップしたことで低温環境での撮影にも適応
- 新しいモード『ナイトエフェクト』で夜の星空タイムラプス映像も◎
- Vlogにもおすすめな『Creator Edition』登場
- カメラ機能は変わらずさらにコンパクトでシンプルな『Mini』登場
以下で詳しく解説していきます!
従来品からどう変わったの? 『HERO11 Black』の特徴を爆速チェック!
まずは『HERO11 Black』が前作『HERO10 Black』からどのように進化したのか、詳しくチェックしていきましょう!
従来よりも大きな「新型1/1.9インチセンサー」を搭載
前作『HERO10 Black』との大きな違いはセンサーサイズ。新たに搭載された1/1.9インチセンサーにより、過去最大の視野角での撮影が可能に。
また、最大27MPの高解像度で、臨場感あふれる映像を楽しめます。
ほぼ正方形8:7のアスペクト比でも撮影可能。臨場感たっぷりの縦画面映像もすぐにシェア◎
『HERO10 Black』と比較すると16%も視野角が拡大。アスペクト比8:7と、ほぼ正方形の広い視野角でも撮影でき、これにより、横画面サイズはもちろん、スマホに最適な縦画面サイズへの切り出しが画質を損なうことなくできるようになりました。
アウトドアシーンを撮影してそのままSNSに投稿できるのは嬉しいポイントですね。
色彩レベルが超超超アップ。1,670万色→10億色表示可能に
8-bitから10-bitカラーに進化したことで、1,670万色だった色彩表現がなんと10億色超に。
10-bit HEVCエンコードは、人が目で見たままに近い映像を記録でき、その効果は、動きを撮影したときのディテールの細かさや色彩のスムーズなグラデーションで確認することができるでしょう。
アウトドアシーンの感動を目に見えるまま記録してくれるなんて、とても嬉しい進化です。
手ぶれ補正技術がパワーアップ × ラフに使ってもしっかり水平映像を維持してくれる
エミー賞を受賞した技術HyperSmooth 5.0を採用したことで、ブレ補正技術がさらに高度に。
水平維持機能ではカメラを360度回転させても映像は水平を維持しているので、驚きです!
「課題」だった低温環境下でのパフォーマンスが大幅に向上
GoProの課題とも言われた低温環境下でのパフォーマンスについても、バッテリーパワーのレベルアップにより大幅に向上。
新たに搭載されたEnduroバッテリーはアイドル時の電力消費量も低減され、前作『HERO10 Black』の標準バッテリーと比較して駆動時間が最大38%長くなっています。
超優秀なナイトエフェクトで夜間の映像も美しく。キャンプ時の星空撮影にもってこい
新たな3つのタイムラプスプリセットが導入され、夜間の映像を事後処理の必要なく直接撮影できるようになりました。
地球の自転を利用し、夜空に美しい弧を描く星の光跡を撮影するスタートレイルもGoPro11 Blackではお手のもの。
キャンプ場で星空撮影に挑戦したい人は多いと思いますので、これはチャンスですよね!
GoPro『HERO11 Black』特徴まとめ
- 前作GoPro10との大きな違いはセンサーサイズと視野角の広さ
- 正方形に近いアスペクト比の実現により、横画面にも縦画面にも切り出しやすい
- 8-bitから10-bitに進化したことで色の表現度が格段にアップ
- HyperSmooth 5.0によりブレ補正が大幅に向上
- バッテリーがレベルアップしたことで低温環境での撮影にも適応
- 新しいモード『ナイトエフェクト』で夜の星空タイムラプス映像も◎
『HERO11 Black Creator Edition』はVlogに最適
『HERO11 Black』にはVlog撮影に最適なCreator Editionも登場!
『HERO11 Black』をコアに、ライトモジュラー(LEDライト)、メディアモジュラー(風切り音や周囲の雑音を低減する指向性マイク)、Volta(片手で操作できるボタンを搭載したバッテリーグリップ、内蔵の三脚、マウントフィンガー)を付属。
ハイエンドのコンテンツクリエイターやVlogger向けのエディションになっています。
ご自宅で楽しむだけでなく、アウトドアVlogなどを製作したいクリエイターにはこちらがおすすめです!
発表で最も注目を浴びたのは13%小型化した『HERO11 Black Mini』
今回の発表で最も注目を浴びたのが『HERO11 Black Mini』でしたね!
卓越したHERO11 Blackのパフォーマンスをよりコンパクト×軽量×シンプルに。なんと『HERO11 Black』と比較して、重量・大きさともに13%も小型化。
フラッグシップの性能を備えつつ必要最低限の大きさに留めることで、アクションスポーツアスリートや、初めてGoProを使うユーザーにおすすめできるアイテムに仕上がっています。
『HERO11 Black』との違い
小型化された分『HERO11 Black』と比べ性能が落ちるのかと思いきや、カメラそのものの性能は同じです。ただし、本体にスクリーン(ディスプレイ)が搭載されていないため、タッチズームは不可。またステレオオーディオには対応しておらず、GPSも非対応です。
さらに大きな違いは、『HERO11 Black Mini』では写真撮影ができないこと。動画撮影に特化している方、撮影しながらの細かい設定変更を行わず、マウントしてカメラを回し続ける方におすすめです。
【HERO11 Blackとの主な違いまとめ】
- 本体にスクリーン(ディスプレイ)が搭載されていない
- タッチズーム不可
- ステレオオーディオには非対応
- GPS非対応
- 写真撮影不可
比べてみるとできない機能も多少ありますが、その分フォルムが小型化されたことで多様なマウントが可能になり、過酷な撮影にも適しています。スポーツやアクティビティなどで使いたい方は、Miniもチェックしていただくのが良いでしょう。
価格としては『HERO11 Black』よりも14,000円ほど安価なので、手軽に購入してガシガシ使いたい人にぴったりだと思いますよ!
なお、GoProはHERO11 Black Miniの発売を10月25日から11月18日(金)に変更することを発表。現在は予約注文受付を行なっていますので、気になっている方は発売前に予約しておくのがおすすめです!
アプリ『GoPro Quik』と接続すれば簡単編集◎ 充実したエコシステムでGoProライフをさらに便利に楽しく
HERO11カメラとQuikアプリを繋げることで簡単に使える編集ツールが使用可能。
またオリジナル解像度でクラウドにバックアップでき、容量はなんと無制限※。
※GoPro Quikアプリサブスクユーザー特典(月額$1.99または年額$9.99)
さらに、ハイライトビデオが自動的にスマートフォンに送信されるので、そのままSNSでシェアしたり、それをベースに自分好みに編集したりと楽しさUP!
GoProオリジナル楽曲の使用やオリジナルフィルターまで使えるので、これらのエコシステムを活用すれば、充実したGoProライフを送れそうですね♪
GoProのサブスクに登録すればカメラやアクセサリーも割引価格で購入可能
年間6,000円のGoProサブスクリプションに登録することで、GoProの新規購入時、最大3台のカメラで限定割引を受けられます。
また、GoPro.comでモジュラーやマウント、ケースなどのアクセサリーを購入する際、最大50%オフで購入することも。
GoPro HERO11 Blackそれぞれの販売価格は以下を参考にしてみてください!
【販売価格】
- HERO11 Black:(サブスクなし)72,000円 / (サブスク加入者)6,2000円
- HERO11 Black Creator Edition:(サブスクなし)101,000円 / (サブスク加入者)89,000円
- HERO11 Black Mini:(サブスクなし)58,000円 / (サブスク加入者)48,000円
※ 2022/9/18発売予定。Miniのみ2022/10/25より発売予定。
GoProの新型『HERO11 Black』はアウトドアシーンにぴったりなカメラ
GoProから発表された新型『HERO11 Black』は、アウトドアシーンにもぴったりなアクションカメラでした!
写真や動画の撮影はアウトドアシーンでの楽しみのひとつになってきていますよね。横画面でも縦画面でも、すぐにSNSに投稿できるのも嬉しいポイントです。
今後アウトドアでの映像をもっともっと楽しみたい方は、ぜひ手に取ってチェックしてみてくださいね♪