ドロキャンから清流沿いのロッジ泊まで!バリエーション豊富な仙台のキャンプ場
大きな観音さまも見に行ったところで、次はキャンプ場に向かいます! 青森出身の私にとって仙台は都会なイメージがありますが(個人の感想です)…実は杜の都と呼ばれるほど緑が多い街。そのため、魅力的なキャンプ場もたくさんあるんです。
しかし雪の多い東北地方というだけあって、12月から3月はキャンプ場の休みが多いことも事実。そんな中、通年営業しているキャンプ場もちゃんと存在します。仙台市街地からもアクセスが良いため、急なキャンプの買出しにもとても便利。それでは早速行ってみましょう。
ドローン練習場とスクールを兼ね備えた冬でも利用できるキャンプ場
ドロキャン新川(にっかわ)
約3000坪の敷地の中に、キャンプ場とドローン練習場、ドローンスクールが一緒になった施設。もちろんキャンプだけでも利用OKですし、ドローンを楽しみながらキャンプすることも可能なんです。
広大な敷地内は、オートサイト、区画サイト、フリーサイトと分かれてますが、12月から3月末までの間は全域フリーサイトとして開放、デイキャンプから宿泊まで利用可能となっています。
ドローンはルールや取り決めがたくさんあって、私のような初心者がいざ始めようとしても「何がダメで何が良いのかサッパリわかりません」が…ここなら安心!
ドローンレンタルもあったり、安全ネットのある練習場所も完備されていたり、ちゃんと教えてくれる先生だっているんですよ。一度ドローンを体験してみたかったという人たちにはありがたいキャンプ場ですね。
【ドロキャン新川】
<所在地>宮城県仙台市青葉区新川佐手山8-21
<電話>080-2813-6026(9:00-17:00)
<定休日>毎週火・水曜日(祝日の場合は営業)
ダム湖畔に整備された市の生涯学習施設内にあるキャンプ場
大倉ふるさとセンターキャンプ場
仙台市が整備した生涯学習施設「大倉ふるさとセンター」内にあるキャンプ場のため、格安で利用できるのが魅力。桜や紅葉が美しい名所としても知られる大倉ダム湖畔に位置し、敷地内には市指定有形文化財の古民家をはじめ管理棟とイベント広場が整備されているのが特徴ですよ。(このイベント広場の一角がキャンプエリアとして通年利用可能ができるようになっています)
通年営業の20サイトまで利用できるキャンプエリア(1サイト約7m×7m)なんですが、注意しなくてはいけないのが、11/1〜3/31のオフシーズンはデイキャンプのみの利用となります。(9:00~18:00まで)
レンタル用品としては、コールマンのドームテントをはじめタープ、寝袋、バーベキューコンロなど充実していますが、薪や炭は現地で用意されていないため事前にもってくることを忘れないようにしましょう!
また、景色の良い湖畔なんですが…風が強いときも多いため、冬装備=防寒対策はしっかりと! キャンプサイト利用は、前日16時までの予約が必要なので注意してくださいね。
【大倉ふるさとセンターキャンプ場】
<所在地>宮城県仙台市青葉区大倉字若林14-2
<電話>022-391-2060(9:00-18:00)
<利用料金>1区画1区分につき510円
<利用時間>
・ 4月1日~10月31日 9:00~ 18:00(1区分)/ 18:00~ 9:00(1区分)
・11月1日~3月31日 9:00~ 18:00(1区分)
<休館日>
毎月第3水曜日(4月1日~10月31日)/毎週水曜日(11月1日~3月31日)
年末年始(12月28日~1月4日)
秋保温泉エリア・名取川沿いに立ち並ぶ『ロッジ村』で気軽にアウトドアライフを体験
木の家
仙台駅から車で約45分~1時間、仙台の奥座敷であり開湯1400年の古い歴史を誇る秋保(あきう)温泉。そんな大自然に囲まれたエリアに位置し、清流・名取川沿いの河川敷に大小あわせて17棟のロッジ群=ロッジ村が、紹介する「木の家」です。(実際に活動しているロッジはこの時期15棟)
広大な敷地内には宿泊できるロッジを始め、珈琲館・うつわ館・てしごと館も併設され、さらに宿泊者は無料で源泉かけ流しの温泉「渓流岩風呂」も利用できるというありがたさ。
川のほとりでBBQができる設備もあり、気軽に冬のアウトドア体験をしたいという人には、とってもオススメですよ。
【ロッジ村・木の家】
住所:宮城県仙台市太白区秋保町湯元字馬乙2-1
電話:022-397-2714(10:30-16:00)
チョイ寄り道! 車で約20分も行けば日本三名瀑!?「秋保大滝」
秋保(あきう)といえば、宮城では言わずと知れた温泉地ですが…紅葉の秋や初夏に訪れてみたいのが国指定の名勝「秋保大滝」。
ロッジ村・木の家から車で20分ほどドライブした先には、幅6m、落差55mという豪快なその眺めは地元では日本三名瀑!?と言われるほど素晴らしい景色が待ってます。(実際に日本三名瀑というには諸説あるため、言い切ることができませんが、それほど魅了されるほどの滝ということです)
川沿いの遊歩道を歩きながら、マイナスイオンをたっぷり浴びたいところですね。
通年営業のキャンプ場を紹介しましたが、もともと旅の目的は…ホームシックにかかって、実際にお姉ちゃんの住んでいる仙台に来ることだったけど、妄想キャンプ巡りしてマイナスイオンを浴びたらそんなの吹っ飛んじゃったぁー…それと故郷のりんごジュースのおかげかな!?
「シャイニー金のねぶたりんごジュース」! これさえあればいつでも、頑張ろうって気持ちになれるんですよね…。甘すぎない後味がすっきりした美味しさなんですよね。
次は北の大地「北海道」から…アウトドアスポットを紹介!?
仙台って意外にも広くて大自然豊かなエリアが多いことが今回の旅でわかっていただけたかと思いますが、皆さんのイメージはどおでした? 東北だからって冬季休業ばかりではないですね。積雪などがある場所では安全に楽しむためにルールを守るなどの制限はあると思いますが、冬でもキャンプやアウトドア体験は十分にできちゃいます。
また、冬と言えば暖かいエリアに行きたくなるかもしれないけど、キャンプ場多そうだし食べ物も美味しそうだし…次は北海道から魅力的なアウトドアスポットを紹介しちゃおうかな~。乞うご期待。