こんにちは、もめです。前回の登山リュック、ミレー『サースフェー60+20』に続いて、またまた登山道具のレビューです。今回は、山岳テントのアライテント『エアライズ2』をご紹介します。山のテント場では必ず複数張り見かけるほど定番のエアライズ2ですが、多くの人に選ばれる理由は何なのでしょうか。実際に手にして感じた印象も含めて、詳細に紹介していきます。

多くの登山者からの高い評判でベストセラー!アライテント『エアライズ2』の概要

画像1: 筆者撮影

筆者撮影

『株式会社アライテント』は、50年以上の歴史を持つ老舗山岳用品メーカー。そんなアライテントが販売しているコンパクトテントのシリーズの1つが「エアライズ」です。

エアライズシリーズは、過酷な環境で使用することが考えられ、軽量性と居住性のバランスがとれているのが特徴。1987年の発売以降、長く愛されているベストセラーテントです。

画像2: 筆者撮影

筆者撮影

今回紹介する『エアライズ2』は、エアライズシリーズの中では「2人用テント」に位置づけられており、洗練された設営のしやすさや快適性が魅力です。

エアライズ2のスペック

画像1: アライテントの『エアライズ2』は汎用性抜群の山岳テント!ベストセラー商品の魅力に迫る
ライペン エアライズ2 (純正アンダーシート付) オレンジフライ
2人用(最大3人)・【重量】1,550g(本体+フレーム+フライシート)
【サイズ】間口130×奥行210×高さ105cm
【収納サイズ】直径15cm×30cm フレーム38cm(DACフレーム)
※エアライズ2テント(48,400円)と純正アンダーシート(4,070円)のセットです
¥48,400
2022-11-20 14:01
  • 重量:1,550g(本体+フレーム+フライシート) + 220g(ペグ、張り綱)
  • サイズ(設営時):間口130×奥行210×高さ105cm
  • サイズ(収納時):本体30×15φcm、フレーム38cm
  • 素材
    • 本体:28dnリップストップナイロン
    • フライ:30dnリップストップナイロンPUコーティング
    • シート:40dnナイロンタフタPUコーティング
    • フレーム:NSL9フェザーライト(DAC社製)
  • カラー
    • 本体:クリーム
    • フライシート:オレンジ、フォレストグリーン
    • グランドシート・フレームスリーブ:チョコレート
  • 付属品
    • 張り綱
    • ペグ
    • シームコート
    • リペアチューブ(緊急フレーム補修用チューブ)

▼山岳テントついてより詳しく知りたい方はこちらの記事も要チェック!

アライテント『エアライズ2』は適切なサイズ感に必要な機能がばっちり搭載!詳細をレビュー

山岳テントの定番と言っても遜色ないエアライズ2ですが、なぜ多くの人から愛されるのか。ここからは、エアライズ2の詳細を紹介するとともに、その魅力に迫っていきます!

ちなみに、エアライズ2はスペック上は2人用になっていますが、今回私は1人で使う目的で2人用を購入しました。

荷物を置くスペースや快適性も重視するのであれば、スペック上の人数+1人でサイズを選ぶのがおすすめです。

ダブルウォールで自立式だから幅広く使いやすい山岳テント

画像: 筆者撮影 自立式でペグ打ちが必須ではないので、畳の上でも設営可能

筆者撮影 自立式でペグ打ちが必須ではないので、畳の上でも設営可能

山岳テントを大きく分けると、「ダブルウォール」か「シングルウォール」かの2つの選択肢があります。2つのタイプの主な違いは快適性と、軽量性・シンプルさの比重です。

それぞれのタイプの特徴を下表にまとめてみました。細かく見ていくともう少しメリットデメリットを深堀できますが、今回はざっくりとまとめています。
ダブルウォールシングルウォール
快適性結露しづらく、前室も出来て、過ごしやすい結露しやすく、前室はない。
軽量性
シンプルさ
フライシートの分、重くなるし設営も手間になるテント本体のみなので軽く設営も早い。ペグの本数も少ない

基本的には、ダブルウォールは汎用性が高く、初心者でも使いやすい。シングルウォールは長所や短所、使えるシチュエーションをしっかりと理解する必要があるので少々上級者向けというイメージかなと思います。

今回ご紹介するエアライズ2は、テント本体に加えて、上からフライシートをかぶせる「ダブルウォールタイプ」。重さや設営の手間はありつつも、結露しづらかったり前室ができて過ごしやすかったりといったメリットがあります。

さらに、エアライズ2は自立式のテントであり、ペグが刺さらないような場所でも簡単に設営可能です。

山岳テントは自立式であるのが一般的ですが、キャンプ用テントに馴染み深い人からすると、非常に嬉しさを感じるポイントです。

画像: 筆者撮影 筆者愛用のもう1つのテント「パンダ クラシック」

筆者撮影 筆者愛用のもう1つのテント「パンダ クラシック」

ちなみに、私が主にソロキャンプで使っているテンマクデザインの「パンダ クラシック」はワンポールテントで非自立式。

1本のポールと4隅のペグを打つことで自立するので、基本的に岩場やコンクリートには設営できません。

パンダ クラッシックにはワンポールならではの広さや快適さがありつつも、いろんなところで設営する可能性がある場合は、エアライズ2のような自立式テントが向いています。

▼パンダテントについてはこちらの記事で紹介しています!

ポールはスリーブ式!工夫された構造で簡単設営

山岳テントのポールの装着の仕方には、大きく分けると「スリーブ式」と「吊り下げ式」の2種類があり、それぞれ違った特徴を持っています。

  • 吊り下げ式:設営が簡単で、ペグを打ってからでも設営することが可能。通気性も良い
  • スリーブ式:スリーブで均等に比重がかかり、丈夫な構造。風にも比較的強い

例えば、mont-bellの『ステラリッジ』は吊り下げ式で、今回紹介しているエアライズ2はスリーブ式です。どちらも山岳テントの定番ですが、それぞれ違う方法でポールを装着します。

画像2: アライテントの『エアライズ2』は汎用性抜群の山岳テント!ベストセラー商品の魅力に迫る
モンベル(mont-bell) ステラリッジテント2本体 1122649
¥35,700
2022-11-21 15:34

耐風性や通気性などの機能面は、メーカーごとにさまざまな工夫がされており、一般的な環境下なら、吊り下げ式とスリーブ式の性能の違いを感じるシーンは少ないかもしれません。

エアライズ2では、スリーブ式ならではのデメリットになりやすいポールの通しずらさや通した後の自立のさせ方、通気性などのポイントにおいて、以下のような工夫がされています。

  • スリーブは最初から終わりまで途切れることなく設計されており、ポールを通している途中で引っかりづらい
  • スリーブの終点が行き止まりになっていて、ポールの端を固定するのは片方OK
  • スリーブとテント本体の間にはメッシュ生地が施されており、通気性を確保
画像3: 筆者撮影

筆者撮影

このように、エアライズ2は設営が簡単になる工夫とともに、スリーブ式のデメリットを解消しています。

なおかつ、スリーブ式のメリットといえる「丈夫さ」や「安定性」もばっちり確保している、バランスの良い山岳テントなんです!

ソロキャンプではゆったり使いやすい広さ

画像: 筆者撮影 試し張りの時の写真です。前室のおかげでマックの匂いがテント内に充満することはありません(笑)

筆者撮影 試し張りの時の写真です。前室のおかげでマックの匂いがテント内に充満することはありません(笑)

冒頭でも触れたとおり、エアライズ2は2人用ですが、1人だとゆとりを持って使えるので、ソロにも適しています。

寝るスペースだけでなく、前室も1人用に比べて広くなるので、荷物を置くスペースを確保できるなど、快適に使いやすいメリットがあります。

ゆったり設計であるからこそ、登山のテント泊だけでなく、ソロキャンプで使う際にも快適です。

特に、キャンプだと登山よりも荷物が多くなりがちですので、広めのスペースがあると助かります。キャンプツーリングや徒歩キャンプでも役立ちますよ。

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