愛犬とのキャンプを楽しむために注意ポイントを学ぼう!
キャンプ初体験のワンちゃんと一緒に神奈川県二宮町の海岸へ
自治体が解放している海岸でも、使用できる火器や使用時間などは場所によって異なります。
利用する際はゴミ持ち帰りはもちろんのこと、地元の方の迷惑にならないように配慮して愛犬とのアウトドアを楽しんでくださいね。
今回は、準備〜設営時に分けて愛犬との楽しいキャンプの過ごし方をドッグトレーナー林英子先生の監修のもとで順にお伝えしていきます。
今回監修して頂いたのはドッグトレーナーの林英子先生
犬のマナー・しつけ問題監修:認定ドッグトレーナー 林英子先生
神奈川県二宮町でドッグトレーニング&ケア「HAPPY☆PETS」を運営しつつ、飼育放棄されたペットの保護活動にも従事。「ペットも一緒に」をテーマにかかげ、個別トレーニングやスクール等、飼い主の悩みに寄り添うサポートを行なっている。<認定ドッグトレーナー/ペット自然療法上級アドバイザー/ペットシッター士/神奈川県動物愛護推進委員>
愛犬とのキャンプ 準備〜設営で気を付けることは
<準備編>何を用意したい?
デイキャンプに使うイスやテーブル、火器類などのギア以外にペットと一緒の”キャンプ”だから必要
になる基本アイテムは、こちらの10点です。
いつもお散歩セット(リード、お水、トイレ処理用品)、フードボウル、オヤツ、ブラシ、トイレシート、足拭き用ウェットシート、シャンプーシート、ワンちゃん用のタオル
この他にも、ワンちゃん用のマットやコット、ケージやクレート、季節や環境によっては衣類や靴下、虫除けなども必要な場合があります。ドッグアンカーもあると便利ですが、無い場合は重めのギアに係留したり、ショルダーリードを使用すると便利です。
キャンピングムーン 係留用ペグ
犬用 ショルダーリード
【素材】人間用のスポーツ用品と同じく軽いナイロン素材でできており、使っていて疲れにくいつくりになってます。大切なわんちゃんに安心して使えるようしっかりとした縫製となっています。
【耐久性】耐衝撃性に優れた亜鉛合金素材の留め具は高い引張り強さ、耐腐食性と硬度がある...
<設営前>目的地に到着!まず初めにすること
初めての場所にお出かけする時、ワンちゃんはワクワクしたり不安になったり、色々な意味で、とても興奮しやすい状態にあります。
キャンプ場に着いたら、設営を後回しにして、まずはキャンプ場を1周するイメージでワンちゃんと一緒にお散歩をしましょう。
いつもと違う場所について車から降り、気持ちの良いフィールドを歩き出したら、もうそれだけでスイッチON!これでは設営できません。
この時、近くのサイトのワンちゃんに挨拶できるようであれば挨拶するのもOK。これから過ごす環境を理解してもらうことで、興奮しにくくなります。犬も人もゆったりと過ごせるように、吠えタイムを予防しましょう。
<設営時>快適な居場所づくりはワンコから
目的地に着いたら、設営時でもアイドリングストップがルールです。
直射日光の当たる車の中はすぐに高温になりますので、まずはワンちゃんの居場所を確保してから、テントやタープの設営をスタートしましょう。
車移動してきているので、ワンちゃんの水分補給も忘れずに行なってくださいね。
ワンちゃんが安心できる居場所とは?
普段から使い慣れているマットやタオルなど、安心できる場所は1匹1匹違います。「これかな?」と思うものを試してみていただくしかありませんが、基本的には飼い主さんの近くにいるのが、ワンちゃんはリラックスできるはずです。
宿泊キャンプの時には、夜はクレートなどに入れ、テント内で一緒に眠る事をオススメします。最近は野生動物がすぐ近くまでやってきたりする事もありますし、慣れない環境ですのでワンちゃんもできるだけ飼い主さんと一緒に居たいはず。
コットで就寝する際や、ワンちゃんだけリビングで眠る場合には、逃げ出してしまわないよう対策を徹底してください。夜中の急な雷雨でパニックになってしまったり、キャンプで迷子になってしまう事があります。
ワンポイントアドバイス
アウトドアに出かけると、落ち葉や土汚れなどワンちゃんの体にいろいろなものがつきます。特に秋〜冬の草花の種はくせもの。短毛種のワンちゃんでもチクチク・ベタベタくっつきますので、ブラシやシャンプーシートを使って、快適に眠れるようケアしてあげてくださいね。