バーベキューコンロは主に4タイプ!
バーベキューコンロ(バーベキューグリル)は以下の4タイプに分類されます。
- ハイタイプ
- 卓上タイプ・ロータイプ
- 焚き火台タイプ
- 燃料に電気やガスを使用するタイプ
ハイタイプ

編集部撮影
happycamper.jp「ハイタイプ」はスタンド型とも呼ばれる立食タイプ。少人数から使用できますが、主にファミリーやグルキャンなどの人数が多い場面で活躍します。
卓上タイプ・ロータイプ

ライター「さいとうえみり」撮影
happycamper.jp「卓上タイプ」と「ロータイプ」は、高さや大きさを抑えたコンパクトなものを指します。
ローチェアに座りながら地面に置いて使用する他、テーブルの上に置いて座った状態でもバーベキューを楽しめます。
焚き火台タイプ

編集部撮影
happycamper.jp「焚き火台タイプ」は、焚き火台にバーベキュー用の網が付属した兼用モデル。コンパクトに畳める焚き火台が多く、荷物を増やしたくないキャンパーに人気です!
燃料に電気やガスを使用するタイプ

ライター「ずぼらまま」撮影
happycamper.jpバーベキューといえば燃料に炭や焚き火を使うイメージがありますが、電気やガスを燃料とするタイプもあります。
火を起こしたり灰の片付けをしたりする手間がなく、炭や薪と違って火力が安定するので、誰でも失敗なくバーベキューを楽しめる点も嬉しいポイントですね。
バーベキューコンロの選び方
ここからは、実際にバーベキューコンロを選ぶときにチェックしたいポイントを解説します。
燃料で選ぶ|炭・薪・電気・ガス

ライター「チエ」撮影
happycamper.jpまずはどの燃料でバーベキューを楽しみたいか考えます。
「炭や薪」を燃料とすると、火起こしや片付け、火加減の調節などの手間はありますが、炭や薪ならではの味わいは魅力です。
炭が放出する遠赤外線はガスの約4倍と言われ、この効果により食材のおいしさがアップします。
逆に「電気やガス」を使用するバーベキューコンロは手軽さが魅力!スイッチひとつで加熱するので、火起こしをすることなくすぐにバーベキューを始められますよ。
サイズで選ぶ|焼き網の大きさや収納時のコンパクトさ

Photographer 吉田 達史
happycamper.jp次に、「焼き網のサイズ」と「収納時のサイズ」を見ていきます。
焼き網のサイズは、自分のペースで焼ける少人数であればそれほどこだわる必要はありませんが、大人数のときには注意が必要です。
焼き網が小さいと一度に焼ける量が限られるため、待ち時間が長くなり満足に食べられないことも……!
グループで使用する機会がある場合は焼き網の長辺が70㎝以上の大型も検討しましょう。
加えて、収納時のサイズのチェックも忘れずに。

編集部撮影
happycamper.jpバーベキューコンロは畳めないものも多いので、車に積んだ時に邪魔にならないか確認しておきましょう!
車載量を増やしたくない方は、焚き火台タイプによくある折り畳めるものや分解できるものがおすすめです。
高さで選ぶ|ハイ・ロー・卓上

Photographer 吉田 達史
happycamper.jpバーベキューのスタイルは主に3タイプ。
- 大人数での立食形式
- コンロを囲んで座る
- テーブルの上にコンロを乗せる
どんなスタイルでバーベキューを楽しみたいかによって、適したコンロの高さが変わります。
大人数でのバーベキューはコンロの周りに人数分のチェアを設置するのが難しいため、立食形式のハイタイプがおすすめです。
逆に少人数であれば、チェアに座りながらコンロを囲めるので、ロータイプや卓上タイプ、焚き火台タイプのコンロも選択肢に入るでしょう。
手持ちのテーブルやチェアの高さとの相性を事前に確認しておくと、「バーベキューコンロの高さが合わない」といった失敗を防げますよ。
材質で選ぶ|ステンレス・スチール・アルミ

ライター「WALLE」撮影 ステンレス製の『Mt.SUMI /Perfect Grill Mini』
happycamper.jpバーベキューコンロは主に、ステンレス、スチール、アルミ素材を採用しています。
ステンレスは耐久性が高くサビにも強いのでおすすめの素材ですが、価格が上がってしまいます。
スチールは、ステンレスと比較するとお手頃価格ですが、耐久性や錆への強さは劣ります。とはいえ、使用頻度が低くコストを抑えたい方にとってはうってつけの素材です。
アルミは軽量なので携帯性重視の方におすすめです!

「長く使いたい!」「使用頻度が多い!」という方は、最も頑丈なステンレスを選ぶと間違いないでしょう。
使いやすさで選ぶ|ロストルやファンなど便利な機能

photographer 吉田 達史 小木さんが持っているのは『コールマン/クールスパイダープロ L ファン』の電動ファン
happycamper.jp最後に使いやすさをチェックします。
ロストル付きのバーベキューコンロは、網を持ち上げずに炭を追加できるので非常に便利です。また、自動で風を送り火力を安定させてくれる電動ファンを搭載したタイプもあります。
バーベキューコンロの便利な機能一例
- 炭交換がラクな引き出し式ロストル付き
- 電動ファン付き
- 網の高さ調節機能付き
- 持ち手付き
- 移動用ホイール付き
上記のような便利な機能も視野に入れつつ、必要に応じて取り入れてみてくださいね!
【ハイタイプ】のおすすめバーベキューコンロ6選
ここからはおすすめのバーベキューコンロをタイプ別に合計22商品たっぷりご紹介していきます!
まずは、スタンディングタイプのバーべーキューに使用されるハイタイプです。
Coleman(コールマン) クールスパイダーステンレスグリル | Coleman(コールマン) クールスパイダープロ | Coleman(コールマン) クールスパイダープロ L ファン | CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) スリムスライドグリル | LOGOS(ロゴス) eco-logosave スリムチューブグリル L・コンプリート | AIR GRILL(エアグリル) | |
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焼き網サイズ | 約30×45cm | 約30×45cm | 約44.5×29.5cm | ‐ | 約30×24.5cm 2枚入り | 約60×30cm |
使用時サイズ | 約51×52×40/70(h)cm | 約51×52×40/70(h)cm | 約80×52×高さ40/70cm | 約500×290×(h)700・380mm | 約96×55×(h)81.5/43.5cm サイドラック:33×16×(h)5cm | 約60×30×(h)70cm |
収納時サイズ | 約50×34×13(h)cm | 約50×34×15(h)cm | 約75×37×高さ18cm(ファン含まず) | 約500×290×(h)80mm | 70×33×(h)14cm | 78×36×(h)4cm |
重量 | 4.6㎏ | 5.5㎏ | 7.7㎏ | 2.3㎏ | 4.1㎏ | 2.3㎏ |
材質 | ステンレス、他 | ステンレス、他 | ステンレス、他 | 本体フレーム・炭入・脚部・ハンドル/ステンレス鋼 バーベキュー網/鉄(クロムめっき) | ステンレス、スチール | ステンレス、スチールクロムメッキ |
価格(税込) 2022年10月価格 | 6,348円 | 9,400円 | 14,973円 | 5,577円 | 9,960円 | 28,405円 |
1. 2~3人向け!『Coleman(コールマン)/クールスパイダーステンレスグリル』
コールマンの大定番バーベキューコンロ『クールスパイダーステンレスグリル』は、2~3人用の立食バーベキューにおすすめ!
オールステンレスでサビに強く、炭の追加や交換をラクにできる引き出し式ロストル付き。メッシュ構造で通気性に優れているため燃焼効率は抜群です!
スペック | |
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焼き面サイズ | 約30×45cm |
使用時サイズ | 約51×52×40/70(h)cm |
収納時サイズ | 約50×34×13(h)cm |
重量 | 4.6㎏ |
材質 | ステンレス、他 |
価格(税込み) | 6,348円 (2022年10月Amazon価格) |
2. 焼き網の高さ調節機能が便利!『Coleman(コールマン)/クールスパイダープロ』
続いてもコールマンの2~3人サイズ。『スパイダープロ』は、網の位置を火加減に合わせて3㎝、7㎝、10㎝の3段階で調節できます。
火加減が難しいバーベキューでも、このコンロを使えば真っ黒焦げや生焼けといった失敗をせずにおいしく焼けますよ!
スペック | |
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焼き面サイズ | 約30×45cm |
使用時サイズ | 約51×52×40/70(h)cm |
収納時サイズ | 約50×34×15(h)cm |
重量 | 5.5㎏ |
材質 | ステンレス、他 |
価格(税込み) | 9,400円(2022年10月Amazon価格) |
3. 送風ファン付き!『Coleman(コールマン)/クールスパイダープロ L ファン』

photographer 吉田 達史
happycamper.jp電動の送風ファンが搭載された『Coleman(コールマン)/クールスパイダープロ L ファン』は、おぎやはぎのおふたりが大絶賛したバーベキューコンロ。
電動ファンが風を送ってくれるため、バーベキューに必須のうちわが不要です。
ラクに火起こしができるので、難しいイメージのある火起こしへの抵抗感がなくなるかも!?
スペック | |
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焼き面サイズ | 約44.5×29.5cm |
使用時サイズ | 約80×52×高さ40/70cm |
収納時サイズ | 約75×37×高さ18cm(ファン含まず) |
重量 | 7.7㎏ |
材質 | ステンレス、他 |
価格(税込み) | 14,973円(2022年10月Amazon価格) |
▼おぎやはぎのお二人が実際に火起こしを体験しています!
4. 安い!コスパ◎『CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)/スリムスライドグリル』

収納サイズ:(約)幅500×奥行290×高さ80mm
製品重量:(約)2.3kg
セット内容:本体フレーム×1、炭入×1、バーベキュー網×1、ハンドル(炭入用)×2、ハンドル(スライド用)×1、脚(2本つなぎ)×4、キャップ×4
材質:本体フレーム・炭入・脚部・ハンドル/ステンレス鋼、バーベキュー網/鉄(クロムめっき)、原産国:中国
安くて良いものが欲しい方にはAmazonにて6,000円以下で購入できる『CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)/スリムスライドグリル』がおすすめ!
高さはハイ(70㎝)とロー(38㎝)の2段階調節ができ、立食にもチェアにも対応。引き出し式ロストルは網を外すと上に持ち上げられるため、灰捨てもしやすいと好評です。
スペック | |
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焼き面サイズ | ‐ |
使用時サイズ | 約500×290×(h)700・380mm |
収納時サイズ | 約500×290×(h)80mm |
重量 | 2.3㎏ |
材質 | 本体フレーム・炭入・脚部・ハンドル/ステンレス鋼、 バーベキュー網/鉄(クロムめっき) |
価格(税込み) | 5,577円(2022年10月Amazon価格) |
5. サイドラックが便利!『LOGOS(ロゴス)/eco-logosave スリムチューブグリル L・コンプリート』
使いやすさにこだわった『LOGOS(ロゴス)/eco-logosave スリムチューブグリル L・コンプリート』。
コンロ脇に調味料を置けるサイドラックが付いているので、一歩も動かず焼き調理に集中できるのが嬉しいですね!
炭の継ぎ足しに便利なロストルも搭載。さらに、2段階の高さ調節機能によりハイとローの2スタイルを楽しめます。付属品も充実しており、満足度高くお使いいただけますよ!
スペック | |
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焼き面サイズ | 約30×24.5cm 2枚入り |
使用時サイズ | 約96×55×(h)81.5/43.5cm サイドラック:33×16×(h)5cm |
収納時サイズ | 70×33×(h)14cm |
重量 | 4.1㎏ |
材質 | ステンレス、スチール |
価格(税込み) | 9,960円(2022年10月Amazon価格) |
6. コンパクト収納可能!『AIR GRILL(エアグリル)』

ライター「タカマツミキ」撮影
happycamper.jpバーベキューグリルの「かさばる」「重い」という欠点をなくした『AIR GRILL(エアグリル)』。スタイリッシュなデザインが魅力的ですよね!
重量はわずか2.2㎏で折り畳みできるので、折り畳み式焚き火台感覚で持ち運べます。
耐久性の高いステンレスを使用しているため海辺での使用もOK!バラしてキレイに洗えますので、長く清潔にお使いいただけますよ。
スペック | |
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焼き面サイズ | 約60×30cm |
使用時サイズ | 約60×30×(h)70cm |
収納時サイズ | 78×36×(h)4cm |
重量 | 2.3㎏ |
材質 | ステンレス、スチールクロムメッキ |
価格(税込み) | 28,405円(2022年10月Makuake早割価格) |

AIR GRILL(エアグリル)はファミリーサイズBBQグリルの悩み「重くてかさばる」を解消! 極限までミニマルな構造にしたことで、広い焼き面積を確保しながらも「軽量さとスリム収納」を実現した次世代のBBQグリルです。
BBQのこんな悩み
キャンプ、海、お花見、音楽フェスなど家族や仲間と集まってするバーベキューはとても楽しいもの! でも準備や後片付けでこんな不便な思いをしたことはないですか
▼ハピキャンライターもレビューしています!