こんにちは、ソロキャンパーのもめです。『ゆるキャン△』の映画がついに公開しましたね。私はもう2回見に行きました。素晴らしい映画だった…。そんな最近熱いゆるキャン△ですが、今回のテーマは、ゆるキャン△聖地の『アプトいちしろキャンプ場』のご紹介です。アプトいちしろキャンプ場はアニメにこそなっていませんが、私がゆるキャン△のストーリーの中でも特に気に入っている大井川編で登場する聖地キャンプ場です。大井川鐵道がすぐ近くを通っている唯一無二のロケーションなど、魅力的なポイントがたくさんのキャンプ場ですので、ぜひ最後まで読んでチェックしてみてくださいね。

綾ちゃん登場回!『アプトいちしろキャンプ場』のゆるキャン△登場シーンは?

画像1: 筆者撮影

筆者撮影

静岡県川根本町にある『アプトいちしろキャンプ場』は、コミックス10~11巻で取り上げられている大井川編で、なでしこ・リン・綾ちゃんが宿泊するキャンプ場です。

画像: 【ゆるキャン△聖地】アプトいちしろキャンプ場 唯一無二のロケーションでキャンプを楽しもう
ゆるキャン△ 11巻 (まんがタイムKRコミックス)
¥594
2022-07-20 21:20

大井川編は、なでしこは徒歩キャンプ、リンと綾ちゃんはバイクと、それぞれの移動手段で道中やキャンプを楽しむという、珍しい旅のスタイルを取った回。ゆるキャン△の中でも私が特に好きな回です。

アプトいちしろキャンプ場は、大井川鐵道の「アプトいちしろ駅」が最寄り駅です。バイクではもちろん、電車での徒歩キャンプでもアクセスしやすいので、今回の3人のスタイルにぴったり。

徒歩のなでしこも行きやすいようにとこのキャンプ場に決めたのかな…と考えると、なんだかほっこりして幸せな気持ちになれます。

今回、私は電車徒歩キャンプのなでしこスタイルでアプトいちしろキャンプ場を訪れました。最後には実際にキャンプへ行く様子も紹介するので、ぜひご覧くださいね。

キャンプに観光に魅力が盛り沢山!『アプトいちしろキャンプ場』の基本情報

画像2: 筆者撮影

筆者撮影

アプトいちしろキャンプ場の特徴は、何と言っても近くを走る「大井川鐵道」です。

最寄りの大井川鐵道の駅「アプトいちしろ駅」の名がそのままキャンプ場の名前にもなっていて、キャンプサイトからは大井川鐵道が山の中を突き進んでいく様子を眺めることができるという、なんとも大井川鐵道尽くしなキャンプ場なのです。

キャンプ場正式名称アプトいちしろキャンプ場
郵便番号〒428-0401
住所静岡県榛原郡川根本町梅地3-19
TEL080-2636-6128
※予約はネットのみ
営業期間3月20日~11月末日
公式サイトhttps://abt-camp.shizu.website/
アクセス案内〈車〉
 新東名の金谷・島田ICから約1時間20分
 新東名の静岡SA、スマートICから約1時間10分
〈公共交通機関〉
 南アルプスアプトライン「アプトいちしろ駅」で下車、徒歩約10分
施設タイプ区画オートサイト
チェックイン・チェックアウト時間チェックイン:12:00~
チェックアウト:~11:00
ロケーション山間、ダムサイド
場内設備水洗トイレ
コインシャワー
洗濯機
炊事場
釜戸
AC電源
利用タイプ宿泊
キャンプサイトの地面芝生
予算テントサイト:3,000円~、入場料:300円(大人)

区画サイト中心の芝生サイトで、高規格に部類されるキャンプ場です。

それでは、アプトいちしろキャンプ場の特徴を詳しく見ていきます。 

アプトいちしろキャンプ場の特徴【1】目の前には大井川鐵道の大目玉「アプト式列車」が走る急斜面!

ここまででも何度か触れてきましたが、アプトいちしろキャンプ場の特徴を語るうえで外せないのが大井川鐡道です。

大井川鐡道とは、大井川沿いに位置して蒸気機関車や電気機関車、昭和電車やアプト式鉄道など、珍しい鉄道がこれでもかというほど走る、鉄道好きには堪らない路線です。

そんな大井川鐵道には、大井川本線と井川線の2つの路線があります。そのうちの井川線、通称「南アルプスあぷとライン」がアプトいちしろキャンプ場の目の前に通っています。

しかもそれだけではありません。

アプトいちしろキャンプ場の目の前を走る区間は、1000分の90という日本一の急こう配になっていて、その区間を走るための機関車「アプト式機関車」が走る区間でもあるのです。

画像: 筆者撮影 目の前の急こう配をアプト式機関車が登る

筆者撮影 目の前の急こう配をアプト式機関車が登る

そんな珍しい区間を眼前に臨みながらキャンプができるのは、ここアプトいちしろキャンプ場だけです。

アプトいちしろキャンプ場の特徴【2】最寄り駅から徒歩10分!徒歩でのアクセスが最高すぎる

画像3: 筆者撮影

筆者撮影

アプトいちしろキャンプ場は、「アプトいちしろ駅」が最寄り駅となっており、駅からはなんと徒歩で10分ほどでキャンプ場に到着します。

しかもほとんど勾配はありません。あるのは真っ暗なトンネルだけ。(あとで触れます)

これだけ山奥にありながらも、駅からのアクセスが良いのは、山の中を走る大井川鐵道あってこそだと思います。

ちなみに、アプトいちしろ駅の次の駅「長島ダム駅」からも歩いてアクセスが可能です。

画像4: 筆者撮影

筆者撮影

ただ、長島ダム駅はダムの上の駅なので、キャンプ場から駅に向かう場合にはダムの高さだけ登る必要があります。

行きは長嶋ダム駅で降りてキャンプ場へ向かい、帰りはアプトいちしろ駅から、なんてルートも楽しいかもしれません。

アプトいちしろキャンプ場の特徴【3】巨大な長島ダムがすぐそこに!大井川やダム等も楽しめる

画像5: 筆者撮影

筆者撮影

最寄り駅のお話で登場した長島ダムは、大井川にそびえ立つ高さ109mの多目的ダムです。

アプトいちしろキャンプ場と長島ダムは非常に近く、キャンプ場にいるとダムで放水する音が聴こえるほど。キャンプ場から徒歩10分ほどで、長島ダムの上や資料館へ足を運ぶことができます。

アプトいちしろキャンプ場は大井川鐵道やダム、大井川、そして深い山々と、自然と融合した人工物を楽しむことできて、とっても素敵なところですよ。

アプトいちしろキャンプ場の特徴【4】サイトは綺麗な芝生区画サイト!車横付けで快適キャンプ

アプトいちしろキャンプ場は芝生の区画オートサイトになっていて、各サイトに車が1台横付けできるようになっています。

画像6: 筆者撮影

筆者撮影

綺麗に管理されている芝生でテントが張りやすいうえ、区画も明確で、非常に快適なキャンプサイトになっていると思います。

サイトの広さは区画によって異なりますが、ソロテントなら大体3~4張り。ファミリーキャンプなら5人程度がちょうど良さそうなサイトが多い印象。

綺麗なトイレや炊事場、管理棟もあるので、初心者キャンパーにもおすすめできるキャンプ場です。

アプトいちしろキャンプ場の特徴【5】釣り・肝試し・水遊びなどアクティビティも盛りだくさん

アプトいちしろキャンプ場では、お子様連れのファミリーキャンパーが楽しめるアクティビティが多く存在します。

大井川での釣りや、長島ダムの親水公園での水遊び、キャンプ場から駅までのトンネルで肝試しなど、子どもから大人まで楽しめるアクティビティが満載です。

ちなみに、トンネルでの肝試しなんて…と思ったそこのあなた。

舐めないでください。本当に怖いです、トンネル。

ゆるキャン△の作中ではなでしこが結構本気で怖がっていましたが、当初は私も「はははー、なでしこは怖がりだなー」なんて思っていました。

それが実際通ってみると、本当になんの明かりもなく、恐怖を感じる空間でした。

画像: 筆者撮影 本当に真っ暗で先が見えません

筆者撮影 本当に真っ暗で先が見えません

明かりがない空間が数百メートルも続くと、自分の数十センチ先も見えないほどで真っ暗になるんですよね…それが本当に怖い。(肝試しというか本能的に危険と感じる方の怖さだけど笑)

肝試しという意味では、トンネルの中腹に地元の子どもたちが作ったと思われる人形(自動で動く!)がいくつか配置されていて、初見だとこちらも普通にびっくりします。

画像7: 筆者撮影

筆者撮影

車やバイクで訪れた人も、ぜひトンネルを散歩してみてくださいね。

This article is a sponsored article by
''.