これから車中泊を始める人にとって、考えるべきことの1つに『目隠し』が挙げられます。ただ、一口に目隠しと言っても、さまざまな種類があり、どのようなものを用意すれば良いのか迷ってしまうこともあるでしょう。そこで今回は、コスパ重視や機能性重視など、ニーズごとにおすすめの目隠しアイデアをご紹介します。また「目隠しって必要?」「目隠しの効果は?」といった疑問にもお答えします。

快適に過ごすためのマストアイテム! 車中泊に目隠しが必要な理由

車中泊において、目隠しは必須といえるアイテムのひとつです。

「目隠しはいらないかな?」と思っている人でも、必ず目隠しを用意しておくことをおすすめします。なぜなら、「快適な車中泊」のためには目隠しが欠かせないからです。

ここでは、車中泊に目隠しが必要な理由について、目隠しの効果も交えて具体的に解説します。快適に楽しく車中泊を過ごすために、目隠しの重要性をおさえておきましょう!

目隠しが必要な理由【1】プライバシーの確保

画像1: 筆者撮影

筆者撮影

車中泊で目隠しが必要になる大きな理由として、「プライバシーの確保」があります。

キャンプ場や道の駅など、車中泊は人の行き来がある場所で行うことが多いでしょう。そのため、目隠しをしていないと外からの目線が気になり、なかなか眠りにつけないケースが少なくありません。

場合によっては、外から覗かれて少し怖い思いをすることもあります。

また、着替えや休憩など、車内でプライバシーを確保したい場面はいろいろと考えられます。目隠しがあれば簡単にプライバシーを確保できるので、安心して過ごせますよ。

目隠しが必要な理由【2】暑さ・寒さ対策

画像2: 筆者撮影

筆者撮影

目隠しは、寒さ・暑さ対策の観点からも非常に重要なアイテムです。

JAFのユーザーテストによると、サンシェードなしの車は、外気温35℃の真夏の晴天時に、車内の平均温度が51℃に達するという実験報告があります。真夏の車中泊では、朝日が出てからの気温上昇対策として目隠しを使用した方が良いでしょう。

また、目隠しは冬の車中泊でも必須となります。車の窓は車体の中でも最も薄い場所で、冷気が伝わりやすいため、対策をしないと車内温度がどんどん低下します。

素材にもよりますが、目隠しを取り付けることで、車内温度の低下をやわらげることが可能です。

季節を問わず、車中泊をする人にとって目隠しは必須と言えるでしょう。

目隠しが必要な理由【3】朝日や外灯の光を遮る

画像3: 筆者撮影

筆者撮影

目隠しは、朝日や外灯の光を遮ることにも役立ちます。

道の駅のように外灯がある場所での車中泊の場合、光が気になってなかなか寝付けないことも。また、ゆっくり寝ていたいときでも、目隠しがないと、朝日が昇ると同時にまぶしくて目が覚めてしまいます。

光のまぶしさを防ぐためにも、目隠しは必要な存在です。

目隠しが必要な理由【4】車の装備を直射日光から守る

画像4: 筆者撮影

筆者撮影

目隠しは車の装備を守るためにも一役買ってくれます。

前述のJAFのユーザーテストでは、真夏の直射日光を浴び続けたダッシュボードは最高で79℃になるという結果も出ています。

毎日のようにダッシュボードに直射日光が当たり続けると、ダッシュボード表面の素材が溶けてベタベタしてしまうことも。また、直射日光を浴び続けたハンドルも、かなりの高温になっています。

普段から屋外に車を停めている人は、フロントガラスだけでも目隠しを用意しておくことをおすすめします。

次の車中泊から実践できる! 簡単な目隠しアイデア4選 なんと100均のアイテムで対応可能!

ここからは、簡単に実践できる目隠しアイデアをご紹介。とにかくすぐに実践したい場合や、機能と見た目を両立したい場合など、ニーズごとに紹介していきます!

【とにかくすぐに実践したい人向け】タオルや銀マットで代用

画像5: 筆者撮影

筆者撮影

最初にご紹介するのは、タオルや銀マット、レジャーシートを利用する方法。特にタオルはどのご家庭にもあるものなので、今すぐに実践できるはずです。

タオルで目隠しをする方法は、窓を開けてかませるだけと超簡単

バックドアのように開けられない窓では実践できないほか、走行中には風で飛んでしまう危険があるので使用できません。ただ、仮眠などのちょっとした休憩や着替えの際であれば実用的な方法です。

また、タオルではなく銀マットやレジャーシートを利用する方法もあります。

画像: 筆者撮影 写真では外側に設置しましたが、できれば内側に設置しましょう

筆者撮影 写真では外側に設置しましたが、できれば内側に設置しましょう

方法は簡単で、窓を銀マットやレジャーシートで覆い、マグネットやテープで固定するだけ。バックドアをしっかり覆えば、立派な目隠しの完成です!

ただし、窓の外側に設置すると風で飛ばされてしまう危険性があるため、なるべく内側に設置するようにしてください。

また、内側に設置していても簡単に外れてしまう可能性があるため、走行中には利用しないのはもちろんのこと、強力なマグネットで固定する、着替えの間や仮眠時だけなど短時間の利用に留めるといった配慮が必要です。

画像1: 車中泊で目隠し 簡単に実践できるアイデアを紹介! プライバシーを確保しよう! 100均のアイテムで用意できる!
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展開サイズ:約200ⅹ200CM;収納サイズ:約34.5ⅹ24ⅹ8.5CM;収納袋付き、超軽量のアルミシートです。
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断熱・保温:地面からの冷気あるいは熱気を完全に防ぎ、このアルミシートの上にエアーマット敷いて寝袋に包まれば朝まで快適に眠れます。夏キャンプでも冬キャンプでも欠かせないアウトドア用品です。
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多用途シート:キャンプシートとしてだけではなく、軽自動車のサンシェード...
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【見た目よりも安さを重視したい人向け】シェードを自作

画像6: 筆者撮影

筆者撮影

安さを重視したい人には、シェードを自作する方法がおすすめ。ダンボールや100均アイテムを利用すれば、かなりの低価格でシェードを自作できます

自作方法は簡単で、窓の大きさに素材を切り出し、吸盤を取り付けるだけ。DIYが苦手な人でも実践できるので、試す価値アリですよ。

▼シェードの自作方法について詳細はこちらの記事をチェック!

【コスパよく機能と見た目を重視したい人向け】遮光カーテンを自作

画像: ハピキャンライター『ハナユウカ♡日本一周中』さんご提供

ハピキャンライター『ハナユウカ♡日本一周中』さんご提供

安さだけでなく見た目も大事にしたい人には、カーテンを自作する方法がピッタリ。材料はすべて100均で揃うので、コスパもバッチリです。

また、機能性を重視したい場合は、インテリアショップなどで遮光カーテンを用意するのもおすすめです。

インテリアショップでカーテンを購入すれば、お気に入りの柄を選べたり、窓のサイズに合わせた大きさに切ってもらえたりと、メリットもたくさんありますよ。

▼カーテンの自作方法について詳細はこちらの記事をチェック!

【手をかけず機能と見た目を満たしたい人向け】既製品を購入

画像7: 筆者撮影

筆者撮影

手をかけずに機能も見た目も手に入れたいなら、やっぱり既製品の購入が一番。特定の車種に合わせて裁断されたシェードであれば、サイズ選びに迷うこともありません。

既製品の唯一のデメリットは、ほかの方法に比べて予算がかかること。それでも断熱性や遮光性、見た目のスッキリさを考えると、もっともコスパに優れた方法かもしれません。

▼選び方やおすすめ商品はこちらの記事をチェック!

画像2: 車中泊で目隠し 簡単に実践できるアイデアを紹介! プライバシーを確保しよう! 100均のアイテムで用意できる!
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