1:ステンレス手付きザル
見た目はシェラカップそのままで、ザル形状になっている『ステンレス手付きザル』。使い所満載の通称「シェラザル」が登場です!
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)からも似た商品が販売されていますが、価格はセリアのほぼ10倍(2020年10月時点)です。
- サイズ:径12cm(持ち手を含めた長さ17cm)、高さ4.8cm
- 重さ:約63g
- 材質:ステンレス
- 価格:100円+税
現時点でセリア以外の100均では見かけません。
持ち手がしっかりしている!
こちらは同じセリアから販売されている手付きボウル。持ち手がカップに直付けされており、強度も不安でチープ感が否めません……。
一方シェラザルは、アウトドアメーカーのシェラカップと同じような頑丈な造りで、持ち手がシェラカップの縁に埋め込まれています。
ザルの強度もペラペラかと思いきやしっかりしていて、通常使用する分には全く問題なし。
シェラカップとスタッキングOK
スタッキングはシェラカップの上に重ねると浮いてしまいますが、下に重ねればピッタリフィットします。
キャンプにザルがあると便利!
キャンプではちょっと水切りしたいシーンって意外に多いんですよね。
お米を研いだり、麺や枝豆を茹でたり、野菜を洗って水切りしたり。
水切りする時はシェラカップの上に立てかけるようにするといい感じに水受け&水切りができちゃいます!
そのままテーブルに出してもおしゃれです。
圧倒的に優秀なシェラザル!絶対キャンプで活躍すること間違いなしです!
2:ステンレス箸
セリアの『ステンレス箸』は、ステンレス製の分割できる箸です。この箸が焼肉屋で出てきても、まさか100均だとは気が付かないレベルの質感!
- サイズ:約22.7cm
- 素材:ステンレススチール
- 価格:100円+税
セパレート構造
箸の長さは約22.7cm。
先端部分と持ち手部分をクルクルと回し、中心でセパレートする構造です。
組み立てはネジ式です。
締め具合が甘いと食事中にネジが緩むので、組立時は少しキツめに締めることをおすすめします。
ダイソーのステンレス箸との違いは?
ダイソーからも同じステンレス箸が販売されています。DAISOは収納バンド付き。
箸自体の仕様はどちらもほぼ同じで、見分けが付かない程です。
滑り止め効果は微妙……!
先端には滑り止め防止の溝がありますがほぼ飾りです。溝が浅くないよりはマシ程度のレベルです。
形は丸形。
個体差があると思いますが、わずかに湾曲しているため余程勢いがない限り転がしても途中で止まります。
ステンレス箸は焦げない!
キャンプシーンではズバリッ!火周りででその真価を発揮するでしょう!
木製の箸では焼け焦げてしまうところも、ステンレス箸であればそんな心配は無用。
真っ赤になるほど先端を熱しても、持ち手側は全く熱くなりません。ただ、先端が変色してしまいます。
先端から1/4程度までは熱くなっていますが、それより持ち手側は普通に触れます。
これならBBQなど火周りで安心して使えますよね!肉焼き専用として使えばトング代わりにもなります。
【カスタム】着色(テンパーカラー)してみよう!
ここからは少し「遊び心」を加えてみましょう!
先程の酸化皮膜の変色現象を利用してステンレス箸に着色してみました。
チタンではこの変色現象は有名だと思いますが、ステンレスでもできちゃうんです!
キレイに仕上げるには難易度高めですが、やり方は簡単!バーナーを使って焼入れするだけ。
とはいえ危険が伴いますので、下記の注意点をご理解の上、自己責任でお願いします。
【注意喚起】
- 火傷防止のためグローブを着用してください。
- 室内で作業する場合は十分な換気をしてください。
- 熱で箸が変形する可能性があります。
さらに、下記の内容も焼入れするに前に確認しておいてください。
【焼入れに関する注意点】
- 中心のジョイント部分まで焼きを入れてしまうとネジが回らなくなります。
- トーチ型のバーナーを使うと、火力が一点に集中するため、色ムラが出やすく不向きです。
バーナーがない場合は、家庭用コンロでもOKです! - 汚れや指紋が付いていると焦げ付きの原因になるため脱脂剤でキレイにするか、脱脂剤がない場合はティッシュで拭き上げておきましょう。
それでは始めていきましょう!
箸は高温になりますので、必ずペンチでネジ部分を挟んで行ってください!
まずは、持ち手側だけに焼きを入れていきます。
焼き色は、黄色→紫→青色→水色と変わっていきます。
まずは全体に焼き入れて黄色くします。常に回転させながら動かします。
全体が黄色く変化したら、焼入れ箇所を持ち手側にずらして、上部2/3だけ焼きます。
徐々に焼入れ箇所をずらしていくことでグラデーションを作れるんです!
紫色になりましたね。
続けて丈夫1/3を焼き入れて青色に着色します。
どうですか?まぁまぁキレイにできたのではないでしょうか?
段階的にずらしながら色ムラなく仕上げるには、少しずつ様子を見ながら焼き入れていくのがポイントです。
焼入れ直後は箸が非常に高温になっています。
箸を直接テーブルに置くとテーブルが焦げるので要注意です。
冷まして完成!
作業時間目安は2本合わせて約10分程度。ただ、何本か失敗する覚悟が必要です。
無骨なステンレスシルバーもいいですが、「遊び心」のあるテンパーカラーもGOODですよ!