ワークマンの「真空ハイブリッドコンテナ」は小さめのクーラーボックスですが、性能が高く、コンパクトでソロでの使用にぴったりの製品。私が車中泊やアウトドアのときに愛用している製品の一つです。今回は先代のモデルと比較して最新モデルが進化した点を確認しつつ、真空ハイブリッドコンテナの性能や使用感などをワークマン公認アンバサダーのコスケがチェックしていこうと思います。

ワークマン「真空ハイブリッドコンテナ」はアウトドアで便利な高性能小型クーラーボックス

少量の食品や飲み物の保冷に最適!

ワークマンの人気アイテムの一つ真空ハイブリッドコンテナは、少量の食品や飲み物の保冷に最適な小型のクーラーボックス。そんな2021年に発売され、品切れが続出するほど大人気となった製品です。

画像: 筆者撮影 ワークマンの真空ハイブリッドコンテナ

筆者撮影 ワークマンの真空ハイブリッドコンテナ

真空ハイブリッドコンテナは、保冷性能が高いのが特徴の製品。さらに、コンパクトさや価格の安さなどから「手軽に購入して使えるアイテム」である点も魅力です。

サイズは高さ約285mm(ハンドル除く)、本体横幅約175mmの筒状の形になっています。重量は1.5kgほどと、軽量かつコンパクトな製品です。

容量は約約4.6Lと、500mlのペットボトルが4本入る程度。大人数でのアウトドアやキャンプには向いてませんが、ソロで使用するときやちょっとした物を入れるときにはとても便利ですよ。

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画像: ワークマン「真空ハイブリッドコンテナ」保冷力レビュー ソロキャンプや車中泊に最適
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ワークマン「真空ハイブリッドコンテナ」のおすすめ5ポイント

2022年2月22日に販売される最新モデルの真空ハイブリッドコンテナは、基本的な性能はそのままに、細かい部分が進化しています。

まずは、先代と比べて変化した5つのポイントを見ていきましょう。

【1】デザインが変更され見ためがかっこ良くなった

1つめの変化はデザインです。

先代モデルは、見るからに金属の無骨なデザインでした。一方で2022年モデルは、全体が塗装されていて少しカジュアルになっています。

画像: 2021年モデルの真空ハイブリッドコンテナと2022モデルの真空ハイブリッドコンテナの見た目を比較

2021年モデルの真空ハイブリッドコンテナと2022モデルの真空ハイブリッドコンテナの見た目を比較

カラーも、ブラックの他にグレーとブラウンがあり、金属っぽい雰囲気は完全になくなりました。

【2】底にクッションが追加され滑りにくくなった

2つめの変化は、底の部分です。

先代の真空ハイブリッドコンテナは底がただの金属で、滑りやすく、置くときには衝撃を受けやすいのが気になる作りでした。

2022年モデルは底の部分にクッションが付いていて、滑りにくく、置き心地も良くなっています。

画像: 筆者撮影 ハイブリッドコンテナの底の部分を比較

筆者撮影 ハイブリッドコンテナの底の部分を比較

底の中央部分にクッションが付いているだけなので、真空ハイブリッドコンテナを角から置くと、ガツンと衝撃を感じます。

しかし、まっすぐ置けば傷付く心配もなく、何より滑らないのでとても使いやすくなっています。

【3】取っ手がしっかりして勝手にロックが外れない

3つめの変化は取っ手です。

先代モデルの取っ手は、軽くスムーズに動きました。しかし、軽いがゆえに取っ手が勝手に倒れやすかったです。

真空ハイブリッドコンテナの取っ手は蓋をロックする機能も備えているので、取っ手が勝手に倒れると蓋が意図せず開いてしまうデメリットがありました。

2022年モデルの真空ハイブリッドコンテナは、片手では簡単に倒れないほどしっかりした取っ手になっています。

画像: 筆者撮影 真空ハイブリッドコンテナの取っ手の違い

筆者撮影 真空ハイブリッドコンテナの取っ手の違い

ちなみに、ハンドル部分を右に倒すと蓋がロックし開かないように、左に倒すとロックが外れ開くようになります。

2022年モデルは勝手に取っ手が動くことがないので、意図せずに蓋のロックが外れてしまう心配がありません。

【4】蓋にパッキンが追加されて保冷力アップ

4つめは、蓋のパッキンです。

先代のモデルにはありませんでしたが、2022年モデルは蓋の裏側にパッキンが追加されています。空気が漏れにくく、より保冷・保温性能がアップしそうです。

画像: 真空ハイブリッドコンテナの蓋のパッキン

真空ハイブリッドコンテナの蓋のパッキン

写真の左は先代モデルの蓋ですが、右の2022年モデルの蓋と比べると、本体に接する隙間部分にパッキンの有無があるのが分かると思います。

もちろん大きな性能向上ではありませんが、わずかでも保冷・保温性能が上がるのは助かりますよね。

また、パッキンがあることで、蓋を閉めたときの手に伝わる感触も良くなりました。地味ですがありがたい機能です。

【5】価格はちょっとアップ

最後の変化は価格です。

先代モデルと比べて大幅に改良された2022年モデルの真空ハイブリッドコンテナですが、さすがに価格据え置きとはいかなかったようです。

先代モデルの1,900円(税込)から、2,500円(税込)に値上がりしました。

しかし、多数改良され使いやすくなっていることや、最近の原材料の価格高騰を考えると、このくらいの価格アップで済んで良かったという気もします。

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