〝電気を消してスローな夜〟を実践するキャンドルナイト!環境や家族などこれからの未来を自由に考える
実は、もともと「キャンドルナイト」はカナダで始まった催しなのですが、その目的は当時のアメリカ大統領・ブッシュ氏の「エネルギーをどんどん使おう、原子力発電所をもっと作ろう」という政策に反発し、消灯することでボイコットの気持ちを表した、というものと言われています。
日本では、それらが転じて環境文化運動としてなじみ深いものになり、たくさんの方々に浸透してきました。
毎年行われている「100万人のキャンドルナイト」では、夏至と冬至の日に電気を消して、スローな時間を過ごすこと、地球や自分のこれからのことを自由に考える機会にすることを呼びかけています。
これまでは日本各地の会場に人々が足を運び、アコースティックライブやワークショップ、オーガニックマルシェなどの様々な企画をリアルイベントとして催していました。
しかし、2020年はコロナ感染症対策の観点から開始以来初めてオンラインでの開催となり、今年も同じくリアルイベントではなくオンラインでの開催が決定しています。
「100万人のキャンドルナイト2021」の詳細は以下をチェック!※2021年は6月20日(日)に開催。
また、このような状況の中、よりいっそう個人で何ができるのか?を考える良い機会として、キャンプやべランピングで、〝電気を消してスローな時間を楽しみ、個人で考えたり家族で語り合ったり…〟してみてはいかがでしょうか。
参考:筆者おすすめインテリアにもなるキャンドルホルダー
【商品仕様】-ティーライト、絵の具、または直径7.5cmまでの小さな柱キャンドルを使用します。 7.5cm x 10cm H.製品サイズ:12 x 10.5 x 25 cm、ループ付き高さ29 cm。 金属とガラス。
【汎用性と携帯性】-吊り下げが簡単な吊り下げリング、または平らな面に設置-持ち運びに便利な軽量(0.95ポンド)
【レトロクラフト】しっかりとしたメタルフレーム、ランタン上部の特殊部分...
キャンプでキャンドルナイト!オシャレさ・楽しさだけではなく 安全に留意して準備をしよう
自宅で消灯し、キャンドルで過ごすのは普段の生活習慣もあり不便を感じることもあるかと思いますが、キャンプだったらどうでしょうか。元々ちょっとの不便を楽しむレジャーですし、自然と取り入れることができそうですよね。
キャンドルの灯りは明るさの観点で言えばランタンには敵いません。
しかし、炎のゆらめきや、キャンドルホルダーから漏れるその幻想的な光の美しさをゆっくりと眺めることができるのはキャンドルナイトならでは。
夏至や冬至の日ではなくても、キャンプでスローな夜を過ごしてみるのはいかがでしょうか。
しかし、「キャンドルナイトを楽しむから」と照明を一切持っていかないのは危険です。万が一、風が強くなってしまった場合、キャンドルだけでは心許ないですし、危険も伴います。
暗くなってからお手洗いや売店などに行く場合もキャンドルではなく、懐中電灯など足元を照らしてくれる照明の方が安全です。
安全にアウトドアを楽しむために、キャンドルは楽しみを演出するためのグッズとして持参するのが良いでしょう。
もちろん、穏やかな夜であれば、キャンプサイトではキャンドルだけで静かに過ごすことができそうですね。
真っ暗になってからキャンドルを出していると色々なことが手探りになってしまいますから、陽が傾いてきたくらいの時間からキャンドルをセッティングして少しずつ灯していくと良いでしょう。