「マグカップ」はキャンプに必要? 筆者の答えは〝必須〟 紙コップでは見た目も味気ない&ゴミも出る
「キャンプでマグカップは必要なの?使い捨て出来る紙コップでもいいのでは?」と思う方もいるかもしれません。
筆者個人の答えとしては「マグカップは必須」です。紙コップとの違いからその重要性を解説していきます。
使い捨ての紙コップはゴミが出る
使い捨ての紙コップは便利かもしれませんが、どうしてもゴミが出ます。ゴミを持ち帰る手間もかかりますし、ゴミを捨てられるキャンプ場でもなるべく最小限に済ませるキャンパーでありたいものですよね。
誰のコップかわからない&見た目も残念…
複数人でキャンプをする時に紙コップだとすぐに誰のコップかわからなくなりがち。さらに、見た目や雰囲気も楽しみたいキャンプ、なのに紙コップが並んいるだけでちょっと残念に見えます。
風ですぐに飛ばされてしまう
空の紙コップは風ですぐに飛ばされてなにかと厄介です。さらに、それに気づかないと結果的にゴミをポイ捨てしたことになってしまいます。キャンプ場はみんなでキレイに気持ちよく使うもの、故意でなくても絶対に避けたい行為ですよね。
保温保冷能力がほとんどない
夏暑くて冬に寒いのがキャンプ、飲み物は夏にはすぐぬるく、冬にはすぐさめてしまいます。紙コップにはほぼ保冷保温機能がないため、すぐに温度が変化してしまいます。保温保冷機能付きのマグカップであればそれを軽減させてくれますよ。
筆者の結論 マグカップはやっぱり必須!
確かに使い捨てで洗わなくていい紙コップが便利なシーンもありますが、キャンプにおいてはやっぱりエコで高性能なマグカップを持参するのがベターです。見た目もおしゃれで雰囲気も出ますよ。
マグカップの選び方! ステンレス・チタン・樹脂・木製など素材は何がいい?
マグカップの選び方として注目したいのがその「素材」です。素材の違いで見た目や機能、価格が全く異なってきます。なお、今回のマグカップはキャンプを想定しているため、割れるリスクの高いガラスや陶器の素材は除いて紹介します。
素材その1 ステンレス
キャンプに使うマグカップではよく見かける「ステンレス製」、丈夫でサビにくく、比較的安価なものが多いのが特徴です。
また、金属特有の光沢があるため、見た目がおしゃれだという声もあります。中には直火で温めてOKな商品もあるため、冷めたら再加熱が出来るメリットも。
もちろん、直火で禁止のマグカップも多いため、注意書きをよく確認しましょう。
素材その2 チタン
ステンレスと同様に丈夫でサビに強い特徴があるチタンですが、ステンレスよりもさらに軽量である点がメリットです。その反面、価格が高い傾向にあります。
また、見た目はステンレスのような輝きはなく、やや黄色みかがったマットな金属色です。こちらもものによっては直火OKもあるため、説明書をよく確認してみましょう。
素材その3 樹脂
樹脂製のマグカップは最も価格が安く、比較的軽量というメリットがあります。ただし、見た目ではやはり金属特有の高級感がありませんし、直火による再加熱もNGです。
実用性と価格にこだわる場合や数を多く揃えたい場合などにおすすめです。
素材その4 木製
木製マグカップは雰囲気が良く、口当たりもソフトで、厚みのあるものは温度も変化しにくいメリットがあります。
自然の素材を使っているため、ナチュラル志向の高い人から強い支持を集めるおしゃれなマグカップと言えます。
一方で天然の素材ゆえに扱いには注意が必要です。長時間液体に触れていると、シミになったり、カビが生えてしまうこともあります。木製なので直火の再加熱ももちろんできません。
また、使用しているうちに木の油分が減少するため、定期的に植物性オイルを塗布するなどのメンテナンスも必要です。
筆者の結論 コスパ&性能&見た目のバランスが取れた〝ステンレス〟
樹脂製は見た目に高級感がなく、木製は取り扱いに注意が必要です。
そうなると、見た目も高級感があり、メンテナンスフリーのステンレスかチタンです。確かにチタンはステンレスよりも軽量ですが、そもそもステンレス製のマグカップも気になるほど重くありません。
そうなると、コスパの高いステンレスがおすすめです。