こんにちは、もめです。キャンプで使うダウンシュラフって、専用袋に入れればコンパクトになるけれど、そもそも入れるのが大変で苦労しますよね。そんな時はシュラフなどを圧縮できる『コンプレッションバック』を使うのがおすすめです。今回は、私がバックパックキャンプでもよく使っているSEA TO SUMMIT(シートゥサミット)の『ウルトラシル コンプレッション ドライサック』のレビューをします。

圧縮に役立つ優れもの! SEA TO SUMMIT『ウルトラシル コンプレッション ドライサック』とは

画像1: 【ギアレビュー】機能性抜群! SEA TO SUMMIT『ウルトラシル コンプレッション ドライサック』
SEA TO SUMMIT(シートゥサミット) ウルトラSIL eVENT コンプレッションドライサック L 1700430
サイズ:径23×50cm
重量:約102g
容量:最大20から6.5L
素材:70Dナイロン(高透湿防水素材eVENT)、30DウルトラSILナイロン
機能:フルシーム加工、ダブルステッチ補強、ロールクロージャーシステム
¥5,038
2021-01-21 0:18

SEA TO SUMMIT(シートゥサミット)は、スリーピングシステムを中心としたアウトドアギアを販売しているオーストラリアのアウトドアメーカー。そんなSEA TO SUMMITの製品で、衣類やシュラフを圧縮するためのバッグがあります。

それが今回紹介する『ウルトラシル コンプレッション ドライサック』。

スペック(Lサイズ)

  • 容量:6.5~20L
  • サイズ:23×50cm
  • 重量:100g
  • 素材:超高強度ウルトラシル30Dシリコン高耐久コーデュラナイロン、eVent(底面)
  • 耐水圧:2000mm

コンプレッションドライサックというと、なんだかイメージしづらいかもしれませんが、簡単に言うと「圧縮袋」のことです。

旅行でも、着替えなどを入れるのに圧縮袋を使うことがありますよね。圧縮袋をアウトドア向けにしたものが、今回紹介するSEA TO SUMMITのウルトラシル コンプレッション ドライサックです。

ウルトラシル コンプレッション ドライサックの使い方は簡単。まず、袋にシュラフなど圧縮したいものを入れます。

画像1: 筆者撮影

筆者撮影

そして、空気を抜きながら、上の口を巻いて閉じます。この時、完璧に空気が抜けていなくても大丈夫です。

画像2: 筆者撮影

筆者撮影

大きな袋を挟む形で黒いカバーをかけ、少しずつ圧縮していきながらベルトを締めていきます。

画像3: 筆者撮影

筆者撮影

SEA TO SUMMITのウルトラシル コンプレッション ドライサックが持つ最大の特徴はココ!

口は閉じて密閉されているはずなのに、そのまま中の空気を抜くことができるんです。なぜ密閉しているのに空気を抜けるのか、詳しくは後ほど説明しますね。

ウルトラシル コンプレッション ドライサックを絞れるだけ絞ったら圧縮完了です。

画像4: 筆者撮影

筆者撮影

あまり体力を使うことなく、ダウンシュラフをコンパクトにすることができました。

画像5: 筆者撮影

筆者撮影

こんな風に簡単に衣類やシュラフをコンパクトにできるのが、ウルトラシル コンプレッション ドライサックなんです。

SEA TO SUMMIT『ウルトラシル コンプレッション ドライサック』のレビュー

画像6: 筆者撮影

筆者撮影

SEA TO SUMMITのウルトラシル コンプレッション ドライサックのように、衣類やシュラフを簡単に圧縮できるバッグは『コンプレッションバッグ』と総称されます。

人気アウトドアブランドのモンベルやコールマンもコンプレッションバッグを扱っていますが、SEA TO SUMMITのウルトラシル コンプレッション ドライサックは、具体的にどこが特徴的なのでしょうか。

筆者がウルトラシル コンプレッション ドライサックを実際に使って見えてきたのは、主に以下4つの特徴でした。

  • バルブなどがないのに簡単に圧縮できる
  • 防水だからダウンシュラフにぴったり
  • サイズ展開が幅広くて選択肢が多い
  • ウルトラシル素材でより軽量に

上記について詳しく見ていきますね。

ウルトラシル コンプレッション ドライサックの特徴【1】バルブがないのに簡単に圧縮できて便利!

先ほども軽く触れましたが、SEA TO SUMMITのウルトラシル コンプレッション ドライサックは、口を閉じた後、バルブを使わずにそのまま圧縮可能です。

密閉されているはずなのに、どこから空気が抜けていくのか不思議ですよね。

バルブなしでも圧縮できる秘密は、ウルトラシル コンプレッション ドライサックの底面にあるオレンジ色のeVentと呼ばれる素材にあります。

画像7: 筆者撮影

筆者撮影

eVent素材は「透湿防水性」をもっていって、水は通さないけど空気は通すという特殊なもの。

eVentとは、非常にユニークな透湿防水性のある膜を持つ生地です。その独特の組成は、非常に多くの小さな気孔が”Breathe(呼吸)”することを可能にし、汗は単純なステップでダイレクトに排出されます。その為、生地の内側をドライに保つことができます。これは、”Direct Venting™ Technology (ダイレクト・ヴェンティング、テクノロジー)”と呼ばれています。

eVent素材をウルトラシル コンプレッション ドライサックの底面に採用することで、バルブなど空気を抜く穴がなくても、底面から空気を抜くことができるわけです。

ベルトで絞りながら少しの体重をかけるだけで極限まで圧縮できるのは、eVent素材を採用しているからこその特徴といえます。

簡単に圧縮できるおかげで、シュラフなどをパッキングするときに「もっと空気を抜かなきゃ……!」と頑張る必要がなくなり、一気にパッキングが楽になりました。

ウルトラシル コンプレッション ドライサックの特徴【2】防水だからダウンシュラフを入れても安心

ウルトラシル コンプレッション ドライサックは、名前に「ドライサック」とついているだけあって、防水仕様なのも嬉しいポイント。

もちろん、eVen素材の底面部分もばっちり水を防いでくれるので安心です。

特にダウンシュラフは水に弱いものが多いため、キャンプなどアウトドアの際に、急な雨に降られてもシュラフが濡れないという安心感は心強い。

そして、個人的に「空気が抜けるのに水を通さない」という特徴がカッコよくて好きです。(笑)

ウルトラシル コンプレッション ドライサックの特徴【3】幅広いサイズ展開で用途によって使い分けられる!

画像8: 筆者撮影

筆者撮影

SEA TO SUMMITのウルトラシル コンプレッション ドライサックのサイズ展開は幅広く、XXS~Lの5種類が販売されています。ちなみに、私がシュラフに使っているのはLサイズ。

Lサイズはかなり大きいのですが、大きめに選ぶことによって、シュラフを収納するときのストレスが一気になくなります。後から圧縮する仕組みなので、最初はサイズなどを気にせずどんどん詰めていくだけでOKになるからです。

こんなにも楽にパッキングや収納ができるようになるなんて、専用袋を使っていた時に、汗をかきながら頑張って圧縮して詰めていたのが考えられません。

小さいサイズのウルトラシル コンプレッション ドライサックは、絶対に濡れて欲しくない小物を入れるなどに使えます。

用途によってサイズを細かく分けると、バックパックキャンプの快適度が格段に上がると思いますよ。

ウルトラシル コンプレッション ドライサックの特徴【4】ウルトラシル素材だから他モデルよりも40%軽量!

画像9: 筆者撮影

筆者撮影

実はSEA TO SUMMITには、ウルトラシル コンプレッション ドライサックと同じようなコンプレッションバッグや防水バックがいくつかあります。

その中でも特にウルトラシル コンプレッション ドライサックに近しいモデルが『コンプレッション ドライサック』です。

画像2: 【ギアレビュー】機能性抜群! SEA TO SUMMIT『ウルトラシル コンプレッション ドライサック』
SEA TO SUMMIT(シートゥサミット) eVentコンプレッションドライサックXL 1700064
素材:100DNナイロン
カラー:シルバー
ロールクロージャーシステム
ダブルステッチとシーム加工防水
容量:30L
サイズ:約27×58cm
重量:210g
¥4,400
2021-01-21 0:26

ウルトラシル コンプレッション ドライサックとコンプレッション ドライサックのの主な違いは、袋自体に使っている素材。

コンプレッション ドライサックは70Dのナイロン素材。一方で、ウルトラシル コンプレッション ドライサックは、超高強度ウルトラシル30Dシリコン高耐久コーデュラナイロンと呼ばれるものを採用しています。

超高強度ウルトラシル30Dシリコン高耐久コーデュラナイロンは、70Dナイロンに比べて耐水圧は落ちますが、約70%軽量です。実際、重量はLサイズのもので168gから100gにまで軽量化されています。

この軽さもウルトラシル コンプレッション ドライサックの特徴です。

ちなみに、耐水圧は落ちるといっても2,000mmと、よほどの大雨でなければ耐えられる程度にはあるので必要十分!

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